「宮に咲くは毒の華」
原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝の妻?
皇太后
(今までは皇后と表記)
◆明帝の息子
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆従属国の姫?
悠悠 ゆうゆう
◆小華の異母姉妹?
敏
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以下34話 ネタバレ 感想です。
言「この機会に牢屋で痛みに苦しめ!!!」
杏がいなきゃだめ・・・と妲己は焦る。
妲己を連れていこうとした臣下だが、がくっと力をなくした妲己に焦る。
臣下「妲己様!!!しっかり!!」
臣下「陛下!!」
その様子をみた言は怒って、妲己の顔をむりやり上げさせる。
言「目を開けろ。目を開けろと言ってるだろ。
ふざけんな!さっさと目を開けろ!!」
お前というやつは・・・と言は思う。
言「言うことを聞けば牢屋には入れない。部屋で治療を受けろ。」
目を閉じたまま妲己は「はい」と返事をする。
言は、どうしてここまでしなければ言うことを聞かないんだと頭を抱える。
言「・・・部屋に連れていけ」
妲己「杏たちは?」
言「別の女中を行かせる」
妲己「それなら結構です。必要ありません。」
妲己の後ろ姿を見送る言。
東宮へ帰りますかという臣下。
言「いや、王宮に戻る」
言は許せないと思った。
卑劣な女・・・見たくもない・・・
妲己殿では、弱腰の医者や女中たちを妲己が追い払おうと必死に抵抗していた。
妲己「もう良いってば!!下がりなさい!!」
女中「妲己様・・・治療をお受けにならないと今度こそ首が飛びます」
妲己「しつこい!」
女中たち「お許しを・・・」
医者を殴って下がらせた妲己。
妲己「誰もいらない!!一人残らず下がりなさい!!!」
もう妲己の体は限界でフラフラしているが、この身体のことを知られるわけにはいかないと、今夜は寝ない覚悟を決める。
ーーー杏・・杏じゃなきゃだめ・・・
::::
その頃、言は昔の夢を見ていた。
小華が自分を呼ぶ。
小華 ”ーーー言!!”
小華 ”言!これ見て!!ライラックの花が満開。すごく素敵でしょう!”
木の上から満面の笑みで花を差し出す小華を言は下から心配そうに見上げる。
言 ”いい加減、下りて来いよ。落ちても知らないぞ”
小華 ”私が落ちるわけないでしょう!!絶対・・・・・・”
と言いかけたとき、小華の体が滑って・・・
言 「ーーーー小華!!!!!」
言はガバッと目覚めてすぐに胸騒ぎを感じて妲己殿へ行くから用意しろと臣下に告げる。
言「妲己の様子は?」
臣下「陛下、それが・・・」
言「眠ったのか?」
臣下「誰も側に寄るなとの仰せでして・・・」
急いでいた言の足が止まる。
言「--ならば一人きりにしたということか?」
〈34話 感想〉
・「この機会に牢屋で痛みに苦しめ」って言われたら、私ならもう離婚する。
・妲己・・・気を失ったフリするとか姑息。そりゃ言がいらつくのも仕方なし。
・つっこむのも疲れた。
・見たくもない程に、憎んでいる。こんなにも大好きなのに自分の思い通りにならない妲己に苛立っているという解釈でよろしいでしょうか。
・妲己の体の見られたくないモノとは何たるか・・・さっさと言に見られてしまえば良い。そして言に怒られてしまえば良い。