原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝の妻?
皇太后
(今までは皇后と表記)
◆明帝の息子
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆従属国の姫?
悠悠 ゆうゆう
◆小華の異母姉妹?
敏
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以下30話 ネタバレ 感想です。(加筆修正後)
妲己は木陰で打ちひしがれる。
・・・今までどんなことにも耐えてきました。
私にだって感情も羞恥心もあります・・・
酔った男に肩を抱かれた屈辱を思う妲己・・・
・・・あんな扱いに耐えられるほど強い人間じゃありません・・・
「うわぁぁぁあああああ」
ひどい!!なんで!!なぜです!!!!
泣き叫ぶ妲己の声に気付いた誰かがいた・・・
:::
花の下で雪蘭と別れる言。
言「この先を行けば、見覚えのある道に出る。」
雪蘭「あ・・・」
ーーなぜこんなにも人の心をときめかせるのかしら?
言「大雨が降りそうだ。戻れ。」
雪蘭「はい。」
言は何となく覚えのある花の香りに、昔を思い出す。
ーーー・・・ライラックか・・・
ライラックの花を見上げて、かつてその木に登っていた小華のことを思い出し、自然と笑顔になる。
小華””来ないで下さい!!今度こそ、ほんっとうに塀の外に投げますから!!”
ーーー歳月が過ぎれば全て過去の思い出・・・か
と物思いにふける言を雪蘭がちらりと気にしている。
ーーー陛下・・・?
:::
次の日
雨の中、いなくなった妲己を探す侍女
それを見て言は不審に思う。
言「妲己殿へ行く。傘を持ってこい。」
臣下「はい。」
妲己殿にて、本当に妲己を心配する侍女たち
侍女「陛下に知らせた方が良いのでは?」
杏「・・・もう少しだけ待ってみて・・・」
臣下「陛下のお見えだ・・・!!」
陛下がおいでになり、はっとする侍女たち
侍女「お渡り・・・ですか?」
焦る侍女
言「妲己はどこだ?」
侍女「・・・。」
言「なぜ何も答えぬ」
侍女「我々も分からないのです。姿を消されて・・・」
言「どういうことだ?昨日から戻っていないのか?」
言から事情を聴き驚く侍女。
侍女「そんな!!宮の外へ!?」
言「今まで知らなかったとは何をしていたんだ!!
この者たちを今すぐ連れて行け!!!」
激怒する言。侍女たちは、自分のことは良いから、必ず妲己を見つけてくださいと泣いて懇願する。
侍女「申し訳ありません!!!!」土下座
侍女「私どもに罰を御与えください!!妲己様を探してください!!」
言は、怒っている。
ーーー許せん。この私を避けるつもりか?
ーーー尾行した罪を被るのを恐れて逃げているだけに違いない!!
:::
その頃の妲己は苦しそうに動けない様子で、あるあばら家にかくまわれていた。。。
妲己を探す言。
言「妲己はまだ見つからぬのか!!!」
臣下「・・・・はい・・・。」
言「風馬(ふうま)を呼べ!!!すぐにだ!!!」
(感想)
ほらー妲己をもっと心配しろー言んんー
もう何も期待するまい。29話で裏切られたこと、根に持ってますけど何か。
ほっといて一人で妲己を帰らせたくせに、何いなくなった途端に心配してんだか。わけが分からん。こういう意味不明な展開しんどいです。
こういうもんだと思って読み進めますよ。はいはい。
・・・あと、別に良いんだけど。妲己は皇后になるというのに侍女が若い女の子ばかりで大丈夫なのか。もっと女官長みたいなベテランの侍女はおらんのかえ。杏は若すぎだろう。
何かあったとき、一番に報告するのが言とは・・・
最低でも女官長に報告して・・・そのあと誰かもうちょっと上の人に報告して・・・それから言だろう。「陛下に知らせた方が良いのでは?」なんて・・・すぐに言に言うのか。うーん・・・別にいいけど違和感・・・。ほとんど言が妲己の面倒みてるって設定なのかな。