「宮に咲くは毒の華」
原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝の妻?
皇太后
(今までは皇后と表記)
◆明帝の息子
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆従属国の姫?
悠悠 ゆうゆう
◆小華の異母姉妹?
敏
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以下28話 ネタバレ 感想です。
言「もう一度言ってみろ。誰が幼い子に手をあげ、妻の首に包丁を突き刺しているだと?」
・・・
言に見つかって焦る妲己。
妲己を置いてすたすた歩き去る言を追いかける妲己。
妲己「言!!言!!話を聞いてよ!」
言「この耳ではっきり聞いた。王である私の邪魔をするのか?一体理由はなんだ。」
妲己「それは・・・言のせいです。他の理由なんてありません。」
言「なに?私のせい?私のせいでこんなけしからんことをしているというのか」
ーー・・・そんな風に聞かれたら・・・
妲己「はい。」
ーーそう答えるしか・・・
今買ったその画集も、女にあげるのかな・・・
そんな風に思う・・・それを自分のせいだと思わなきゃいけないの?
言「すべて言のせいです。」
言「どこまで怖いもの知らずなんだ!これがどれ程・・・いや、いい、これ以上話しても無駄だ。
王宮に帰って大人しくしていろ。私を尾行した罪は問うからな!!決して軽くはないぞ。」
ーーー言・・・
妲己は帰れと言われたが、帰らず。
まだ言の後を追う。
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その頃雪蘭の部屋では、伊月が、優しい雪蘭に恐縮していた。
雪蘭「お茶をありがとう。」
伊月「どうか気楽になさってください。私が気をつかいます。」
雪蘭「私は人質の身ですので、もてはやされる立場ではありませんから。」にっこり
伊月「雪蘭さま・・・」
雪蘭「ところでどこかに手頃な布はないかしら?着る服を余分に持っていなくて。」
伊月「それなら丁度、市が開いています。」
雪蘭「私は人質なのに、外に出るの?」
伊月「逃げたら陛下はその国を完全に滅亡させるはずですから大丈夫ですよ!」
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言は頑固にも城に戻らない妲己に苛立っている。
言の後を追って飲食店に入ったが、美人で目立つ上、勝手が分からず客に笑われる妲己。
言の付き人が妲己を助けようとするが、言はそれを止める。
言「出て行くな」
付き人「し、しかし妲己様をあのまま放っておくわけには・・・」
言「うるさいぞ・・・」
すると、酔った客が妲己に絡みはじめる
客「おい、この店に初めて来たみたいだな。俺が教えてやろうか?」
妲己「い・・・いえ、結構です。」
客「美しい娘が困ってるんだ。男はほおっておけないね。この店は魚料理が旨いんだ」
馴れ馴れしく妲己の肩を抱いた客。
ーーー・・・言が見ている前で私に触れるなんて!!!!
妲己「無礼者!私が誰だか分かっているのか!!」
客を平手打ちで払いのける妲己。
ーー・・・言
ーー・・・助けて言ーーー・・・!!!
言は顔色一つ変えずにこちらを見てもおらず・・・
〈28話 感想〉
もうちょっとベタな展開で良いんだけどな・・・・こんなの妲己がかわいそう・・・。
今回、言のじゃましてたのだって、ただの嫉妬ってなんかどうなの。
しかも自分で客を払いのけちゃってるし・・・いくら気の強い女とはいえ。
そこはせめて「いや・・・私を離しなさい!」でしょう。
で、振り解けずに困ってる所を言が助けてくれる……という展開希望。
(でももう自分で振り払っちゃったよ……)
今回の尾行だって、町の人から言を守るためにじゃまをしていた・・・とかそういう設定にして欲しかったよこじ付けでも良いから。
妲己は強くて賢い女であって欲しいと思っていたけれど・・・これじゃあただの痛い女・・・。
次回、言が見かねて妲己を助ける・・・と期待。(たぶん切ない感じにはなりそうだけど)