「宮に咲くは毒の華」

原作/テル

 

ピッコマにて3話まで無料配信中。

(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)

 

 

[国]・・・銀の国

[登場人物]

◇14代王(天子)

 陳 明帝 

ちん めいてい

◇明帝の妻?

 太后

◆◆明帝の息子 

 言 げん

◆◆白 小華 

 はく しょうか

 (妲己 だっき)

◇小華の父

 白 秀英 はく しゅうえい

◇明帝の臣下?

  緋温 ひおん

◇従属国の姫?

 悠悠 ゆうゆう

 (雪蘭せつらん)

◇小華の異母姉妹

 敏(秀英の妾の子)

◆妲己付き女官

 杏 しん

◇伊月

 妲己の女官(→雪蘭へ)

 

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以下26話 ネタバレ 感想です。

 

 

 

 

妲己殿へ帰る道すがら、憤りをあらわにする杏。

 

杏「妲己さま!!贈り物だなんて・・・今すぐ鞭うちにしても良いくらいの女に!!」

 

妲己「杏・・・」

 

杏「はい」

 

妲己「今すぐ伊月を雪蘭姫のところに行かせなさい。」

 

杏「あの女狐を監視させるなら、頼りにならない伊月よりメイの方が良いのでは??」

 

妲己「杏・・・言われた通りになさい」

 

杏「分かりました・・・・」

 

 

 

雪蘭”私は・・・幼い頃からずっと陛下を思ってきました”

 

 

 

妲己は、あなたもそうだったの・・・と思う。

 

あなたも、私みたいに・・・

 

一生彼だけを見つめてきたの?

 

幾度も風が吹き、雪と雨が降る間

 

ただ一人あの人だけを思っていたの?心の底から彼を慕っていたの?

 

一度も温もりを感じたことのない目、微笑んでくれたことのない唇

 

握ってくれたことのない手

 

あなたも私みたいにそんなに強く無情な彼を愛してたの・・・・・・

 

 

でも嫌!!!

 

 

眺めてるだけなんて恋じゃない!

 

あの熱い胸に顔をうずめて唇を噛んで・・・・肌と肌を触れ合わせて耳元で囁きたい

 

愛していると

 

愛しているわ言。

 

あなたはこの怖くてさみしい世界で初めて見つけた楽園だから・・・

 

 

 

 

 

:::

 

 

 

雪蘭に向かって、妲己の命令で雪蘭の女官となった伊月は頭をたれた。

 

伊月「妲己様の命を受けて参りました。伊月と申します。」

 

雪蘭「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」

 

にっこり笑う雪蘭。

 

目つきをみるだけでもお優しい方と分かる雪蘭に、妲己付きの自分を思い切なくなる伊月。

 

伊月”きっと妲己様の敵なんだろうな・・・”

 

 

 

 

:::

 

 

 

その頃、妲己殿では、妲己がいなくなったと騒がれていた。

 

そういえば先月もこのくらいの時期にいなくなっていたことがあったと思い返す杏。

 

すぐに探せと女官たちは大慌て。

 

 

 

 

:::

 

 

 

その頃、言はお忍びで民の様子を見ようと、変装して町に出ていた。

 

変装しているのに、隠しきれない優雅な立ち居振る舞い、美麗な容姿によって注目浴びまくり。全然お忍びでない。あんな殿方と一晩だけでも・・・と女人たちに囁かれる始末。

 

その後を、これまた顔を隠した妲己が尾行している・・・

 

 

 

 

 

〈26話 感想〉

 

物語的には、雪蘭に言と幸せになってもらうわけにはいかないけれど・・・

 

でも優しそうな伊月に可愛そうな役目はしてほしくないですね。

 

最初は無いと思ったけど、このまま妲己と雪蘭が同じ人を思ったよしみで仲良くなるのも良い展開ですね。

 

でも、そうなるにはあまりに妲己は人を殺しすぎていて・・・・恨みを買いすぎていて・・・どう幸せになれるのか心配です。

 

次回、ゴロツキに絡まれる妲己を言が助ける展開を期待します。