「宮に咲くは毒の華」
原作/テル
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(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)
[国]・・・銀の国
[登場人物]
◇14代王(天子)
陳 明帝
ちん めいてい
◇明帝の妻?
皇太后
(今までは皇后と表記)
◆◆明帝の息子
言 げん
◆◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◇小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◇明帝の臣下?
緋温 ひおん
◇従属国の姫?
悠悠 ゆうゆう
◇小華の異母姉妹?
敏
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以下15話 ネタバレ 感想です。
女官がつんできた花(野草?)を踏んづける妲己。
妲己「踏まれても悲鳴さえあげないのね。
だから踏まれるのよ。痛くても痛いって言わないから。」
・・・・・
(おそらく敏の)部屋の床で寝る妲己に
布団をかける敏(たぶん)だが、夢うつつにも、「私に触れるな」と拒む妲己。
そんな妲己を見て、私は幸せになってはいけない・・・と昔を思い出す敏。
幼い頃・・・
母が死んで太師殿を追い出された敏は冷たい祖母にひきとられたがそこでは質素な食事と肩身の狭い生活をしていた。
敏の母が妾になったのも早くに死んだのも私のせいだと祖母は言った。
でも私が覚えている母はいつも幸せそうに笑っていた。
私を嫌っていた祖母が一度だけ温かいご飯とおかずを作ってくれたことがあった。
それは、妲己が冊封された日。
私は初めて祖母の前で笑うことができたけど、私は罪人であることに気付いた。
私は笑うことは許されない。
私が父(秀英)と母と3人で幸せに過ごしていた頃、妲己の母は病床に伏せり、妲己はいつもさみしい思いをしていた。
妲己と妲己のお母さんを差し置いて、私と母は何も知らずに幸せな生活を送っていた。
私は妲己からお父さん(秀英)を奪った。
あの頃の幸せはすべて妲己のものだったはずなのに。
敏「だから私は、妲己様の前では笑えない。あなたの心が泣いている限り」
妲己の寝顔を見ながら床で寝てしまう敏・・・。
・・・・
次の日の朝、女官に昨夜、言が誰と寝たのか確認する妲己。
昨夜、言は誰とも寝てはいないが、祖西の国の姫の部屋に寄って話をし、姫が言に年貢を減らすようお願いした
らしいと聞く。
妲己「祖の姫、美人なの?」
女官「やせこけた鶏みたいな女です。」
「ふっ・・・つまり男を誘惑する可愛さがあるってことね」
・・・妲己は祖西の国の姫をどうするか考えながら太こう殿へ朝の挨拶に向かった。
太こう殿では、険悪な妲己が挨拶に来たとおどろきながらも、王には従順らしいと笑う太后と麗妃。
皇太后「今は麗妃と話をしているから、挨拶がしたいなら太こう殿の前で膝をついて待つよう言いなさい。」
太后は素直に妲己の挨拶を受ける気がないようで・・・・。
〈15話 感想〉
やはり敏は異母姉妹なのかな。自信ないけどたぶん敏だと思うんだけどなこの人・・・。
敏の過去が明らかになり、やはり秀英の側室(もしくは後妻か不倫相手?)の子供だったようですね。嫌ってるのに、わざわざ敏のところへ行って寝る妲己。ちょっと謎ですが何かの伏線なのかな。
敏が今までの処分してきた女たちを匿ってる・・・なんていう私の予想はたぶん違うんだろうな。何もなさそう・・・でも普通に処分してるだけだったらショックだな。
妲己、主人公だよね?主人公はもっと正義で貫いて、そこはベタで良いんだけどなあ・・・。太后は妲己をいじめる気満々だし。そういうのは構わず撥ね退けてほしい。