「宮に咲くは毒の華」

原作/テル

ピッコマにて3話まで無料配信中。

(4話からは24時間たつと次の話が読めます。)

 

 

国・・・銀の国

[登場人物]

◆14代王(天子)

 陳 明帝 ちん めいてい

◆明帝の妻?

 太后

◆明帝の息子 

 言 げん

◆白 小華 

 はく しょうか

 (妲己 だっき)

◆小華の父

 白 秀英 はく しゅうえい

◆明帝の臣下?

  緋温 ひおん

◆従属国(祖西)の姫?

 悠悠 ゆうゆう

 (雪蘭 せつらん)

◆小華の異母姉妹?

 敏

 

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以下14話 ネタバレ 感想です。

 

 

 

 

 

 

従属国「祖西の国」の姫、悠悠は成長して雪蘭(せつらん)と名を変えている。

 

従属国は銀の国へ年貢を納めるのが常だが、

 

言「私に会いたかった理由はなんだ?」

 

幼い頃、梨の花咲く橋ですれ違い、運命を感じたことを思い出す雪蘭だが、言の冷たい風貌に自分のばかさを思い知る。

 

もう王子時代のあのころとは違う。

 

王となり、数々の戦で功績を残し国を征服し・・・そんな知らせを聞いてはいたが・・・。

 

雪蘭「私の国では続く干ばつにより、民が飢えで苦しんでいます。

 

なぜ、放っておかれるのですか。

 

どうか年貢を減らしてくださいませ。」

 

ここへ来た理由を思い出し、民の為に重い口を開いた雪蘭だが、言は自分の立場が分かっているのかと冷たく言い放つ。

 

言「なぜそなたはこの宮にいるのだ。

 

貢物としてこの宮に来た立場で、私を呼び出し、あまつさえ私に物申すのか。」

 

言の冷たい目は変わらない。

 

言「すぐにその首をはねるか。罰として年貢を増やすこともできるのだ。」

 

祖西の国は天の声を受け統治している。姫がその役目を担っている。

 

言「3年も干ばつが続いているとは、姫であるそなたの罪なのではないのか。」

 

雪蘭「陛下・・・お言葉ですが、人間は天に逆らうことはできないのです。」

 

地に伏せて言葉を絞り出す雪蘭に、言は尚も冷たい。

 

言「ハッ・・・祖西は天によって統治するのだろう。

 

それなのに天の意思をどうにもできないと?」

 

冷やかに、祖西の国に王室が存在する意味はあるのか?と言う。

 

言「そなたが百姓を心配するのならば道理を守って然り。

 

この王宮の中もそうだ。

 

臣下も女中もみな道理を守っている。私ならそこから学ぶ。」

 

雪蘭「こんな別殿に閉じ込めるようなことをしているのにですか。

 

無茶ですわ。」

 

言「塀の外に出たことが?

 

自ら出ようとしたこともないのに、閉じ込められているとは。

 

・・・ひとつ言っておく。この王宮にはとてつもなく恐ろしい悪魔がいる。用心することだ。」

 

雪蘭「・・・悪魔?」

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

その頃、妲己殿

 

 

「花を摘んでこいと言ったのに!!」

 

野草を摘んできた女中に妲己が怒っている。

 

その時、妲己の指に傷を見つけた女中が指を心配する。

 

妲己は私に触れるなと女中の手を撥ね退ける。

 

女中「ですが、傷が・・・」

 

妲己「そんなことはどうでもいい!!さっさと摘んでくるのよ!!」

 

 

 

 

 

〈14話  感想〉

悠悠(雪蘭)とすぐに仲良くなるわけじゃないのね。とりあえずそこには安心した。

雪蘭は宮に閉じ込められ、人質扱いなのかな。

言は結構怖いやり手の王様になっているみたい。昔は頼りなかったのに・・・。

貢物扱いだけど、この城の中を探検してみなさい宣言。雪蘭は動き出すのかな。

 

妲己は・・・いつまで「ヤバい女」やってんだろう。この指の傷は、シンを助けたときの傷なのかな。