調布銀座の線路側入り口、左の角と言えば工藤優鳥園だったが、一昨年の三月に惜しまれながら閉店。その跡地に昨年一二月、タイと韓国の食材を扱う店「ピント」がオープンした。
 以前は鳥の姿が見えていたから、通りに面した壁は元からガラス戸だったのか。あらためて外から店内を見ると、商品が整然と棚に並ぶ様子と商品のカラフルさがあいまってとても明るい。
 店に入ると目の前にお弁当やおつまみ、左手には商品棚があって、右手はイートインスペース。奥に進むと冷蔵・冷凍食品や化粧品なども置いてある。どれもこれもタイと韓国から輸入していた本場の商品だ。
 お弁当コーナーのグリーンカレーを買って、窓際のテーブルで食べてみる。さらっとしたお米にカレーをかけてひと口……、辛い&うまい! スパイスの辛さとココナッツの甘みが◎。
 タイと韓国の食材や料理のことを気軽に相談できる貴重なお店、ぜひいちど。

(『そよかぜ』2022年2月号/ひとやすみ)