今日はいい天気でしたね!
渋谷のオーチャードホールで
モーツァルトの歌劇「魔笛」を
鑑賞してきました。
プラハ国立歌劇場の来日とあってお客さんは満席
でした。
①パパゲーノがザラストロの奴隷に追われた
時に魔法の鈴を鳴らすと、奴隷たちが酒に
酔ったようにヘロヘロになっちゃう場面が
あるのですが、この時の主題がクラシックギター
を弾く人ならほとんど全員が弾きたいと思う
「モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲」と
いう曲のおおもとになったものです。思わず
この場面では口ずさみたくなりました。
②最初の序曲の第一主題が、当時のライバル?
でもあった(サリエリではなくて)クレメンティの
ピアノソナタ 変ロ長調作品24-2の第1楽章
そっくりです。当時は著作権なんてなかった
でしょうから。きっと彼がからかったのでしょうか
ねぇ。
③あと、これはやたらと「3」に絡んだ場面や音(和声)が
次から次へとででくるところです。これは、例の
フリーメイソンとの関係と思われます。
何せ、序曲の冒頭の3和音(フェルマータ)が何と
言っても。。。この出足の3つの和音の解釈ですべてが
決まると思います。
④今日一番笑えたのは、タミーノとパミーナが
真剣に歌っている時に後ろでパパゲーノが食事する
場面があるのですが、オペラグラスで見ると
何と、箸もってのり巻きを醤油かけて食べて
ました。プラハ国立歌劇場の演出すごく気に
いりました。それだけじゃなくて歌詞はすべて
ドイツ語なのに、いきなり日本語でパパゲーノ
がしゃべったり(会場大うけでした)なかなかの
ご愛嬌でした。
※魔笛自体のストーリーははっきりいってハチャメチャ
だと思いますが、神童モーツァルトの音楽性は
すごいなぁといつも感心します。
魔笛も掘り下げて行ったら月まで行っちゃうほど
奥深いものがあると思います。そこまで突き詰める
ことはしませんけど。。
堂島ロールお土産に買って帰りました。