街に嬉しそうな晴れ着の娘さん達
男の子もスーツだけど
明らかにおろしたて。
パリッとしていてCMみたいだわ
来年の今頃は娘の成人式だけど
たぶん、たぶん…
当日次男の受験も重なるんだわ、と
コッソリ気付いて生唾を呑み込みました。
やりきれるかな、私。
さてさて
お正月休み中もバタバタでして
結局最終日になってしまったけれど
バタバタと出掛けました。が、
待ち時間が長いと知って、彼は父と
アンデス文明展に鞍替えを。
まあいいや、私1人でゆっくりと。
上野は意外に近くて、
思い立ったらすぐに来れる気軽な街です
東京は雨マーク☂️だったので
木綿着物、羽織にショール
朱色の道行、藍染の着物を楚々と着ていた30代
更紗小紋に半幅でこなれた感じの40代
素敵な人、たくさんいるわぁ
日本に憧れたと言われるゴッホ
そしてその死後
ゴッホに激しく憧れた日本の画家や文学者
彼等の縁と、足跡を丁寧に紹介する企画展
有名な花魁の着物の柄も
龍雲打掛の裏地の紅葉
華唐草の着物にコウモリの帯
かなり攻めてる着こなしで
目を奪われました。
ゴッホの墓を訪れた
画家 橋本関雪の妻女が、南仏の麦畑を
紋付黒羽織姿で歩く
黒白の動画が、なんとも言えず。
映画ゴッホ 最後の手紙で
描かれたガジェ医師の
俗物的な哀しさと
当時の日本人達から見た
紳士的なガジェ医師
印象はそれぞれ。
その辺りは謎の多いままであっても
ゴッホがもつ唯一無二の天才性は
疑いもなく心に残ります。
もっと沢山の作品を
この世に残して欲しいものだったと
ドビュッシーの音楽に
印象派、ジャポニズム
リスペクトしあい、混沌と混じり合った
東西の光と色彩と構図、
当時の作品が
今の日本人にも親和性が高く
愛されるのも さもありなん。
満足な1日でございました。


