先日のお休みに、映画「ANVIL」を観に行きました。
まさにアノHRバンド、ANVILのドキュメンタリー映画。
現在の彼らの様子と、
切ないまでに熱くて一本気な音楽への情熱と、
絡んでくるチャンス、運、縁、音。
変にストーリー立てされないままの、
濃厚な人生をそのまま詰め込んだ、
アンフィニッシュ・サクセス・ストーリー。
笑いと、涙と、感動と、現実と。
入り乱れての進行は、歌舞伎で言えば「世話物」。
人情が第一でも、そればかりでは生きていられない。
けれど、それなくして、生きていると言えるのか。
生きていくって、大変なことだよ。
でも、生きているからには、何かしようよ。
自分にとっての幸せってなんだい?
誇りを持って生きるって、どんなことだい?
自分を見失ってしまいそうな今の時代に、
ドンピシャの内容なのかもしれません。
何より、考えるな、感じろ、的な押しの強さに、
ストレートに笑えてしまう気楽なところも良く。
公開期間が短いようですが、興味があれば是非、
映画館で楽しんで欲しい映画です♪