だいぶ記憶が遠のいちゃったけど

完結させないと、スッキリしない。

 

 

 

▼ 大阪のKが、禁酒してたのに、お酒をのんじゃった!

  関西へ行ったついでに、会いに行ったハナシ。

 

 

今回は、飛行機で行ってみた。

はじめての伊丹空港。

 

Kとは、帰りの日の出発前に会うことになった。

わたしの用事が終わる頃に

車でピックアップしてもらって

空港へ送ってもらう。

 

「相変わらず、散らかってるで~」

と、迎えに来てくれた車は

今までどおり、工具やら仕事の道具がいっぱい。

 

でも、息子さんの会社に

復帰する可能性はないみたい。

 

助手席に乗り込んで、いろいろ話を聞く。

 

息子さんと決裂した、肝心の原因には

最後まで触れなかった。

 

 

「俺も、歳やん?

 体もきつうなってきたねん。」

 

そうか・・・

手に職のあるKだから、息子さんのところ以外でも

仕事はいくらでもあるはずだけど

肉体労働に、限界を感じているんだな。

 

Kって何歳だっけ?

還暦をお祝いして、もう何年か経っている。

そうだよね。

もう引退して「老後」を満喫する人も多い年齢だ。

 

「やっぱ、入院してからや。

 体力がめっちゃ落ちてもうた。

 何か月も病院にいたやんか。

 まあ、仕事できるくらいにはなったけど

 元には戻らん。」

 

体重が10キロくらい、落ちてしまったんだって。

元々スマートなKだけど

そう言われれば、初めて会った頃とくらべて

華奢になった気がする。

 

老い・・・

 

今まで頼りになってきた人が、老いてゆく。

 

こんなとき、幼い子どものように心細くなる。

切なくなる。

 

所さんも、そうだった。

はらぺこくんだって、持病の治療をするようになった。

 

「依存」の立場から

卒業する心の準備が、相変わらずできない私。

 

「老い」に限らず

どんな相手だって

親しくなってゆくほど、「弱さ」が見えてくる。

 

自分のほうが、しっかりしなきゃ!

って、思える場面も生じてくる。

 

そんな時

わたしは、とても心細くて、落ち着かない。

今まで、寄りかかることのできた

頑丈な壁がなくなってしまうように感じて。

 

どこか、新たな「壁」を求めて

両手が空をさまよってしまう。

 

 

「かっぱさんの仕事を

 手伝うのんとか、できんかな~」

 

Kは、そんな風に言ってくれたけど

いやいや、わたしはお給料を出せるような

状況ではない。ごめんね~

 

 

仕事を探すと、

軽作業などはあるけれど

 

「時給が安うて、話にならん!」

だそうな。

 

あはは! まあ、そうだろねぇ。

職人として稼いできたKからすれば。

 

そこで、ふと思いついた。

 

「配達の仕事とか、どう?」

 

そうだよ。

はらぺこくんも、ホワイトくんもやっている

ウーバー。

 

Kに、ぴったり!!

 

いつも車で個人宅を訪問していたKだから

道にも明るいし

色んな住宅事情にも詳しい!

 

「そっかー。ええかもな。

 それ、稼げるんかな?」

 

「結構稼げるみたいだよ。

 自分の才覚次第みたい。」

 

ホワイトくんは、スマホを2台持ち、

色んな会社の注文を見比べて

割がいい仕事を徹底的に極めていた。

 

体を動かして働くことが

もともと好きなKは、がぜん乗り気になってくれた。

 

それから・・・

伊丹空港について

わたしの出発までお茶する。

 

わたしのコミックエッセイを手渡した。

 

事前に、

「持って行くから

 買って欲しい」

と、言ってあった。

 

「買うんかい?!(笑)

 俺は、マンガにはうるさいで~

 俺を笑かせたら、買うたるわ」

なんて、言ってたけど

 

手渡したら

「ほい」

って、小銭をくれた。

 

「ほんとにいいの?

 やっぱり、もらってもらうだけでいいよ」

 

「こういうのは、大事やねん。

 な?」

って、微笑むK。

 

嬉しい。

 

それから、出発まで

ウーバーの登録の仕方とか

最近の暮らしの話とか、

和やかにおしゃべりした。

 

出会ってから、もうすぐ10年。

 

わたしの子どもたちは、小学生から

もうすぐ大人に。

 

Kは、お孫さんが増え、

60歳を迎えて、働き方をシフト。

 

お互いの10年をしみじみ、かみしめた。

 

*************

 

その後、早速バイクを買って

同業の知り合いも増え

あっという間にウーバーを極めたK。

 

スマホが苦手と言っていたのに

今では、何社か登録して、上手に働いている。

 

「好きな時に働けるし

 楽しくて稼げて最高や。

 ”負け組ランドセル”で勝ち組、目指すでーー!

 かっぱさんには本当に感謝や」

 

よかったぁ。

K、お酒に戻っちゃったらどうしよう、

って心配したけど

元気に、やりがいを見つけてるみたい。

 

それから

Kは、早速コミックエッセイの感想メールをくれた。

 

いつものLINEじゃなくて

わたしが冊子の最終ページに書いた

「感想をお寄せください」のアドレス宛に。

 

 

大変感動しました。
女手一つの子育て  まだまだ苦労でしょうが
しあわせも見えますね。
子供たちは大人になっても
親にとって子供は一生子供
子供の幸せが親の幸せ。

大阪在住のKより

 

 

こーゆーよこだよねえ!

Kが、不良少女とかに、懐かれちゃうとこ😊!!

 

ちゃんと、「見ていてくれる」感。

勘どころや、タイミングを外さないんだよなぁ。

 

渡してすぐさま、

LINEではなく、読者向けのアドレスに

ちゃんと感想をくれるとこ。

 

やっぱり、デキるのう~~😊

 

Kが、また「頼れる壁」に戻ってくれた気がして

わたしも、すごく安心した。

 

でも

本当は、「完璧な壁」のような男性なんて

どこにもいない。

当たり前だけど。

 

おそらく私は、

自分でも意識しないうちに

Kを支えているんだろう。

 

だからKは、また「壁」に戻れたのではないかな。

 

 

最近ずっと

「家族」というものについて、考えている。

 

Kにも、わたしにも、家族がいる。

 

その上での関係性。

 

だから、依存しすぎないし

程よい距離で支え合える。

 

家族だったら

「助け合うのが義務」ってなりがち。

 

でも、こういう関係だから

「助けたい。できることをしたい。」

って思える。

 

それって、とても理想的だけど

ある意味「ずるい」関係なんだろうか?

 

相手が大切であれば

「何があっても支える約束」をするのが尊い?

 

家族になる、っていうのは

その覚悟の表明なのだろうし

それを表明しあうことに

愛の深さを見出すように

わたしたちは、教え込まれているんだろう。

 

でも、なんだか

わたしとKのような関係も

すごくいいよね、と思う。

 

お互いに家族がいて、

足場が固まっているから、言えるのか?

 

でも、所さんとも

ゆるく支え合っている気がする。

所さんは家族がいないけど。

 

つまり、健康で、各自が自分の面倒を見られていれば

成り立つ関係性ってことか。

 

ってことは

家族って、健康ではなくなったとき

お金が無くなったときに

助け合うシステムなの?

 

でも、「システム」ってのも、ちょっと違う?

 

健康ではないわたし

お金のないわたし

それでも一緒にいたいと思ってくれる

それが「家族」だよね??

というのが、みんなが「家族」に込める想い??

 

 
でも
「家族」になったとたん、
「一緒にいたい」と言うよりは
「持ち場だから、引き受けねば」という感覚に
なる気もする。
まあ、引き受けることそのものが、愛なんだろうけど。
 
 
うだうだ書いたのですが
わたしは「家族」の輪郭をはっきり描いてみたいのかも。
自分なりに。
 
今は「いっしょに歳をとる」仲間が
たくさんいる段階。
 
このまま
お互いを引き受け合うことを約束しないまま
歳を重ねていくと
どうなるんだろうね?
 
うふふ~~😊
不安のような、ワクワクするような。
 
「〇〇歳くらいになると
 体力がガクっと落ちて、心細くなるよ」
 
みたいな、一般論には
乗っかりたくないんだよな~
 
リスクも大きいけど
自分で体感しながら、進んでいきたい♪
 
長くなりましたが
お読みくださり、ありがとうございました!
 
(おしまい)
 
 

 

 

「たそがれ泣き」って知ってる?

 

赤ちゃんが、夕方に

わけもなく、えんえん、泣くこと。

 

お腹が空いてるわけでもない、

おむつがぬれてるわけでもない。

 

お母さんは「なんで?どうしたらいいの?」

って、なる。

 
それはね
たそがれ泣きかもしれません。
昔から、夕方になると、赤ちゃんがわけもなく
泣くことがあると知られてきたそうで。
 
疲れちゃったのかしらね?
なんとなく、寂しいのかしら?
はっきり理由はわからないけど
泣きたくなるんでしょうねぇ・・・・・・
 
**********
 
「たそがれ泣きなんだよう~」
って、車の助手席で言った。
 
ドライブからの帰り道。
窓の外は、たそがれ色。
 
別に泣いてはいないけど。
無性に悲しくなってくる。
どんどん、終わりが近づいてる。
 
「帰らないで、このまま、どっかへ行っちゃいたい!」
って、わたしが言うと
 
「そんなわけには、いかないでしょー」
って、はらぺこくんが苦笑する。
 
「♪どーこーか とーおーくへ
 いーきーたーい♪ (NHKの旅番組の歌)
 ほら、悲しい歌が浮かんできたー!!」
 
「そう?
 夕方って、ホッとしない?
 家に帰って、くつろげるぞー、って」
 
「全然っ!!
 1日が終わっちゃうーーーー 
 悲しい―――!!
 見て!! 
 あの夕焼けの色の哀愁ただようこと!」
 
「きれいじゃん」
 
「きれいだけど、悲しい!!
 見て、あの煙突なんか!!
 たそがれ色の空をバックに、めっちゃ物悲しい」
 
「明日の朝になれば 
 あの煙突の後ろには
 ピッカピカの朝日が昇るよ」
 
 
まったくーーー
はらぺこくんは、わたしと感性が全然合わない。
 
朝日は好きだよ!
夕日が悲しいの!
 
 
「わたし、午後1時くらいが好き。
 まだ1日がたくさん残ってる!
 なんでもできる!っていう気がする!」
 
「ええええーーーー
 1時? 1番だるいじゃん。
 お昼を食べて眠くなってきたのに 
 まだまだ、1日が長くて」
 
いつも寄り添ってくれるはらぺこくんが、
この話題では、アンチなのは
やっぱ、牽制してるのか。
 
時間通りに、帰る姿勢を死守したい彼。
そりゃ、延びたら都合が悪いもんねー!😠
 
 
そこで、わたしは
「たそがれ泣き」って言ったのだった。
 
とにかく、悲しいんだよぅーーー
赤ちゃんみたいに。
どうしょもないの。
 
「そういえば
 子どもの頃から、おうちに帰るのが嫌いだったの。
 修学旅行とか、終わらないでほしいなーって」
 
「え、そうなんだ。
 終わってホッとするって感じじゃないの?」
 
「ぜんぜん!!
 小学生のとき、臨海学校の帰りに 
 山道が崩れていて、
 急遽、旅館にもう1泊するかも!ってなったの。
 やったーーー!!!!って思ったよ。
 結局、泊まらなくて、がっかりした」
 
「えーー
 それ、”泊りたくないないあ”って
 思っていた子も、いたんじゃないかな?」
 
「たしかに。今、思うとそうかもしれないね。」
 
はらぺこくんって、
ほんとにわたしと感性が違うよ。
 
子どものときから、
おうちでぬくぬくしていたい人だったらしい。
 
つまんねーなぁーーー (;^_^A
 
わたしはね
勢いで、朝までドライブとか
行っちゃうのが好き!!
50代になっても!!
 
えーんえーん💦💦
 
いっぱい、泣きまねをして
よしよしされて、
駅で何度もバイバイしてもらって
お別れしたのでした。
 
(おしまい)
 

 

今日は、ダラダラ書こうと思います。

ゴールが見えているわけではなく。

 

 

チホちゃんの記事を読んで、

タイムリー!!!と思ったのでした。

 

↓ 

 

 

以下、引用

=========

これはどうやったら受け取ってくれるか
比較競争の生き物なんで
男性っていうのは
主観的フィードバックではなくて
客観的フィードバックの方が
受け取りやすい場合がありますひらめき電球

 


だから客観的な根拠が欲しい
客観的にも他の男性と比べて

自分も勝ってるなキラキラっていう風に
思える部分っていうのを
見つけて欲しいっていう本心があります。

 

触れられているだけで
こんな体の反応が起きたのは

あなただけだよ。

 

 


これは事実だと思うんですね
この相性の良さっていうのも
客観性になってきますので

主観的なフィードバックと
客観的なフィードバックの
ちょうど間ぐらいになるフィードバック
っていうのが不安が強い男性が
受け取りやすいもの
なんじゃないかなと思います。

 

=======

引用終わり。

 

これ、これ!

 

これ・・・わたしだよ!!!😊😊😊

 

客観的なフィードバックが欲しい人!!(^▽^)

 

「今まで一番だよ」

とか

「相性がすごくいいよね」

とか

言われたいーーーー!!

 

 

対して、はらぺこくんは、

一切そういうものを求めない。

 

それは、わたしのほうが

比較競争で生きてきたタイプだからだろう。

彼は、競争が嫌い。関心が薄い。

 

 

そういうわたしだから

そういうはらぺこくんに

めっちゃ癒されるんだよね~

 

だけど、そこがお互いかなり違うから、

はらぺこくんは

わたしが納得しやすい言葉を、全然もっていない。

 

もしかして

はらぺこくんから見たら

 

「なんで伝わんないの?」

ってなるのかなぁ?

 

「いっしょにいれば、わかるでしょ?」

的な?

 

 

いや、いっしょにいれば、伝わるんだよね。

会っているときは、言葉が要らない。

 

でも、離れているときに

言葉が、支えになるんだろうね。

 

「わたしのこと、

 今までで1番って言ってたよな~♪♪」

とかさ😊

思い返せると、補強できるでしょ!

 

 

まあ、でも、

チホちゃんが言う通り、

ここに、引っかかりやすいわたしは、

目の前の「今」よりも、約束やルールにこだわる性質が

あるんだろうね。

 

それにこだわりすぎると

目の前の、小さな変化に気づかなくなりがち。

 
客観的なモノサシにこだわりすぎるな!
 
いや、モノサシが好きなんだが・・・・😊
それをゆるめるために、出会ったのであろう。
 
(おしまい)

 

 

 

書きたいことを、どんどん書いちゃおう~

 

 

↓ こちらの続き

 

 

所さんと出会って10年になるということは

大阪のKとも、もう10年だ。

 

 
なつかしい・・最初の出会いを書いたのも、ずいぶん前。

 

 
最近、AIの台頭が言われて久しいけど
Kは、まさに「高給取りブルーワーカー」の
先駆けみたいな人だった。
 
元ヤンで、肉体労働のたたき上げ。
高卒から親方について学んだ
日本を誇るベテラン技術者だと思う。
 
60をすぎても、ひっぱりだこ。
息子さんの会社を助ける
熟練工として働いていた。
 
が・・・
そんなKから、気になるメッセージ。
 
「この間息子と大げんかして
 仕事やめて、今無職😊
 4年ぶりに酒のんでる」
 
え?えーーー?!!
 
4年前に救急車で運ばれて
依存症の治療をしてからは
一滴もお酒を飲まなかったK。
 
もう大丈夫!と信じて疑わなかったけど
もろくも?
 
でも、いっしょに仕事していた息子さんと
大げんかで辞めるって、
よほどのことにちがいない。
 
Kはね
人生経験豊富だから、すごく強い。
でも、振れ幅が大きい。
所さんのような
孤独を愛するストイックさはない。
はらぺこくんのような
「安全」を守り切る小心さもない。
 
Kは、温かくて潤いのある
つながりを必要とする人だ。
 
幸いなのは、Kは娘さんとも仲がいいこと。
息子さんと大げんかしても
娘さんが、「なにやってんのよぅ~」って
言ってくれて
ちゃんとお孫さんたちが
様子をみに遊びに来てくれたらしい。
 
でも、息子さんと仲直りして
戻る気はないらしい。
おそらく、単なるケンカではない
何かがあるんだろうな~と思っていた。
 
Kは、少し前に還暦だったから
今、何歳だっけ?
いっぱい稼いでいたはずだけど
仕事やめて、困らないのかな?
 
色々、気になることはあった。
 
そこで、ちょうど
関西へ行く用事が年始にあったので
声をかけた。
 
「K, 今度関西行くから
 お昼か夕ご飯、たべようよ~」
 
 
「プータローだから
 いつでも、行けるで (笑)」
 
というわけで、顔を見てきた。
 
もう、10年もやりとりしてるから
ほっとけないんだよぉ~~~
 
 
(つづく)

 

こんにちは、かっぱです~

 

はらぺこくんとも、すっかり長くなりました。

仲良くやっておりますが

今、わたしは自分の生きる道のほうで一所懸命!

 

そんな中、所さんや大阪のKとのことを

少し書きたいと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

この間、所さんと会った。

年に2回くらい会っているかな?

特に決まりはなく

会いたいときにプラっと。

 

所さんからお声がかかることはないけれど

わたしがお誘いすると、必ず応えてくれる。

所さんは今もちゃんと年賀状をくれるし

季節の挨拶をLINEで交わす。

 

恋人としてお別れしてからは

もう5年くらいになる。

 

わたしは、なんで今も

時々、所さんに会いに行くんだろう?

 

心配だから?

「別れた後も、よい関係」って、思っていたいから?

 

わからないけど

所さんと、ワインを飲んでおしゃべりして

そういう時間を過ごすのが好き。

 

お互い、言葉のコミュニケーションが

好きなんだろう。

 

いつものイタリアンレストランから

オダギリジョーくんのカフェのコースへ。

 

↓ 4,5年前の、所さんとエピソード。

 

白ワインを酌み交わしながら

ランチをごちそうになる。

 

わたしたちの行きつけのイタリアンは

所さんのおうちのそば。

でも、所さんも久しぶりだそうで。

わたしと一緒じゃないと、行かないみたい。

 

なじみの女性店員さんが迎えてくれる。

年に2回くらいしか、来ないのに。

所さんはフレンドリーだから、

店員さんにすぐ覚えてもらえるんだよね。

 

「おや、髪型、変わったね!」

なんて、早速店員さんと

おしゃべりを楽しむ所さん。

 

少し前、わたしが作った

コミックエッセイのZINE(同人誌みたいな本のこと)。

所さんには、郵送したんだった。

すぐに長めの感想をLINEでくれた。

 

「シンママの矜持。

 生きる力強さを感じました。」

 

そんな言葉があった。

ああ、所さんは、わたしが伝えたいものを

感じとってくれるなぁ~

改めて思った。

 

そして、軽妙な言葉でさらりと表現する。

そういうセンスのある人だよね。

 

「かっぱ子ちゃんも、かっぱ太郎ちゃんも

 大きくなったねえ」

と、所さん。

 

2人はもちろん所さんと会ったこと、ないけれど。

 

所さんと出会った頃は

まだ、2人とも小学生?

ZINEには、かっぱ子の成人式のエピソードも描いたので

所さんといっしょに、感慨にふけった。

 

それから

びっくりすることに、

所さんは、家でお酒を飲むのを一切やめたのだとか。

めちゃくちゃお酒に強くて

家で晩酌しながら夕ご飯を食べるのが好きだったのに。

 

「健康診断なんかで、

 変な数値が出たりすると、イヤじゃん。

 スパっとやめてからは、

 めっちゃ体が軽い!

 泳ぎもバツグンによくなったよ。」

 

さすが所さん。

聞けば、次のお誕生日でなんと、70歳!!

なんて元気なんだろう。

嬉しいなぁ。

 

ちょっとだけ、顔が細くなった気がするけど

体は筋肉質なままだし、

まだまだ元気な気がする。

 

そんな所さんだけど、相変わらず社交的。

月に何回かは、大学の友達や

野球友達と集まっているらしい。

(外では、お酒も楽しまれる。)

 

「老後の3K」

って所さんは、よく冗談っぽく言う。

 

「1. 健康

 2.金

 3.孤独」

 

この3つを制するのが、老後は大事なのだとか。

 

「所さんは心配ないね!」

って、わたしは笑う。

 

そうか。

わたしは、所さんが大丈夫なところを

やっぱり見ていたいんだろう。

それで、こうやって会って安心する。

 

最近、先輩たちが退職したり、

実家じまいをしたり

そんな話題も身の回りで増えてきた。

 

3Kの話も、以前よりずっと

実感をもって感じられる。

 

所さんは、人生の偉大な先輩だ。

15年先を行っているのだから。

いろんな不安を乗りこなしながら

笑っていてくれるのは、

なんだか、自分の人生にも元気が出る。

 

 

それから、家賃の値上がりの話、

高市政権の話、

りくりゅうペアの話、

話題は尽きない。

 
「そういえば、前
 所さんが、”日本熟女党”っていいな
 って言ってたよね」
 
「そんなこと、言ったかな。
 まあ、熟女はいいですよ。
 党首は誰だ?」
 
「・・・草笛光子?」
 
「いいねぇ。
 ”J  J (ジェイジェイ)”!
 JUKUJYO!!
 For the 熟女!
 By the 熟女! 
 Of the 熟女!」
 
前もブログに書いた気がする😊
所さんのリンカーンのマネ。
 
笑い転げるわたし。
 
所さんといると、
わたしが聞き役になることが多いので
相性としては、はらぺこくんのほうがいいんだけど
でも、なめらかに転がるように
安心して聞いていられる所さんとの会話は
気を使わなくてラクチンだ。
 
 
イタリアンの後は
いつもの、オダギリジョーくんのカフェへ。
 
実は、ジョーくんご夫妻には
少し前に赤ちゃんが生まれた!!
10年くらい前は
まだまだ若いカップルって感じだったのに
これもまた、感慨深い。
 
まろやかな雰囲気をまとう
奥さんが、迎えてくれる。
このお店でも、わたしと所さんを
よくおぼえてくれている。
頼むメニューまで。
 
「常連でもないのに、ありがいたねぇ」
と、また所さんが、奥さんを笑わせる。
 
 
所さんには、新しい女性の影がない。

このカフェにも、

わたしと一緒のときしか、来ていないみたい。

 

3Kの話をしたとき

所さんが言っていた。

 

「俺は、孤独には強いんですよ」

 

人とつきあうのも好きだけど

ベタベタするのは嫌い。

家で、いくらでも読む本があるし

ひとりの時間は飽きない、と言う。

 

所さんのこの、

社交性と、どこか孤独を愛する性分。

 

つきあっている頃は

それが少し寂しかったのだけど。

今、この距離感で見てみると

やっぱり「粋」な人だなーと思う。

 

所さんのおうちには、

お別れしてから1回しか、上がってないかも。

なんとなく、そんな距離感で定着している。

所さんも、誘うことはない。

 

カフェラテを飲み終わってしばらく。

わたしが時計を見て

「そろそろ」と言うと

所さんはうなずいて席を立った。

 

「所さん、元気そうでなにより。」

並んで歩きながら、しゃべる。

 

「まあ、なんとかやってますよ。」

と、顔をしかめて笑う所さん。

 

もし、本当に困ることがあったとき

彼は、わたしを頼れるだろうか?

いや、きっと頼らないかもしれない。

 

それこそが、所さんの「矜持」なのかもしれない。

 

この日も、ランチもカフェも

当たり前のように、ぜんぶご馳走してくれた。

カフェくらいは、って

わたしが言ったのを押し返して。

 

「シングルマザーのかっぱちゃんに

 お金を出させるわけにはいかない」

つきあいの当初、所さんはそう言っていた。

 

その言葉を思い出して

所さんの大きな愛を、あらためて味わった。

 

★★所さん編は、ここまで。

  次は、他の人のエピソードへ!★★

 

恋愛というのは、本当に幸せなものである。

 

「推し」と相思相愛なのだから。

 

 

 

 

仕事の休憩や、家事の合間。

 

ひと息ついて、スマホをいじる。

「写真」フォルダに手が行く。

そのさらに中、「お気に入り」フォルダへ。

 

 

ああ、この前、髪を乾かしていた

はらぺこくんの後ろ姿。

 

カフェでうつむく顔。

メガネの真ん中を、

指でちょっと持ち上げるのクセだよね。

 

おいしいご飯を前に満面の笑み。

歯並びがいいんだよね~

 

他の人には、なんてことない写真。

きっと1秒でスクロールされちゃう。

ふつうのおじさん(^^)

 

我が子の写真とおんなじだよね。

 

ただただ、眺めていられる。

輪郭を視線でなぞって。

 

他人には、ただの画像に過ぎないのに。

 

見ていると、愛おしくて

おっぱいの先がじゅわ~ってなりそう。

そんなとこまで、我が子の写真と

似ている。

 

会いに行ける推し

触れる推し

抱き合える推し

 

やっぱりハッピーこの上ないのであります♪

 

 

(おしまい)