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かっぱです~
仕事がめちゃくちゃ忙しくなり
はらぺこくんと、なかなか会えない。
と、思っていたら
ちょうど1年前の今頃も
忙しくて、こんな記事を書いていた!!
↓
まったく、はらぺこのやつぅ~~
先週、なんとか予定をすりあわせたのだけど
前日になって、
はらぺこくんに遅くまでの仕事が入り、延期に。
今週、これまたやっと予定をすりあわせたら
ついさっき、
その日、遅くまでの仕事が入ってしまった、と。
「なんと!!」
と、チャットでショックを受けるわたし。
来週もまったく隙間がないから
お流れになちゃったら、だいぶ先になりそう。
こう書くと、はらぺこくんも
それなりに忙しそうに見えるけど
彼は、基本的には、余裕がある。
イレギュラーな仕事が突発的に入るだけで。
だーかーらー
合わせてほしいのです。
わたしに!!😊😊
なのに、せっかく
予定を詰め詰めして、捻出したデート日に
はらぺこが、遅くなるなんてーーーー!!😠
わたしがイラっとしたのを
スマホの向こうで200%察知しているはらぺこ。
(チャットでは、大人のフリができるので
ぜんぜん言葉では責めてません♪
でも、にじみでるんだろね~~)
「2時間ぐらいかな。
あんまり遅いとやだ?
たしかに、時間みじかいけど💦💦」
「あんまりだとね」
わたし的には2時間って、かなり短い。
ホテル行くなら、ミニマム3時間はないとイヤなのです。
カウンターでお蕎麦をかっこむみたいで
全然、味わえないんだもん。
日頃、そう伝えているので、ヤツは
よくわかっているはず。
そこから、穏やかながら「パワーストラグル」が始まった。
愛情関係にありがちな、暗黙の主導権争い。
パートナー間でも、親子関係でも、ある気がする。
来週、どこかなんとかなるかな~
でも、次の日、朝早いんだよねー
〇日なら空いてるけど、はらぺこくんが夜勤か~
そんな交渉。
すると、
はらぺこくんってば、奥ゆかしいから
「かっぱさんが、すごく忙しそうなのに
あんまり無理させちゃうのもなんだから・・」
とか、すぐ身を引こうをするのよーーー!!
もおーーーーっ
「そんなにまでして会わなくてもいい」
と、言われてるみたいで、傷つく。
はらぺこくんは
会うために、なかなか無理をしようとしないんだよなっ
それって、気持ちが弱いからじゃないの?
って、わたしはすぐ思っちゃう。
好きなら、ちょっとくらい無理するでしょ?
でも、はらぺこくんの思考回路だと
たぶん、そうじゃない。
好きだから、相手に無理をさせない
そういう人。
「無理をすること」が愛情の証だと思ってるわたしと
「無理をさせないこと」で相手を大事にするはらぺこくん。
一件落着となったのでした。
こういう時、振り返ると
はらぺこくんは、
なんてわたしに合ってるんだろ、と思う。
主導権争いで
ここぞというときは
ちゃんとわたしに譲ってくれる。
何をすれば、わたしの機嫌が直るか
よーくわかっていて
それを自然にできる人なんだろう。
しかも、ちゃんと「おろおろ」してくれる。
扱いをわかってますよ、
と余裕をかますのではなく
しっかり振り回されてくれる。
それでわたしは、心底満たされる。
ふふふ♪
やっぱり会いたいんだね~~😊
って、いい気分。
主導権を渡しているフリをしつつ
実は、ぜんぶはらぺこの思い通り??😀
それを、本人もほとんど自覚なくできちゃうとこが
やっぱりわたしにマッチしていて
離れがたいな~と思うのです。
(おしまい)
ふっと出来心で、アプリを再開してみた。
1年ぶりくらいかな。
supのお兄さんに目が行ったり
安齋勇馬くんの夢を見たり
わたしの無意識が、動いているのかもしれない。
子どものころから、文通大好き少女だったから😊
メッセージを読み書きするのが
とにかく好き、というのもある。
さて
わたしのブログを前から読んでくださっている人は
わたしが、アプリで礼儀を重んじるのを
ご存知かもしれない。
基本、無言でフェイドアウトはしないし、
好みじゃない人からのメッセージも
お断りの返信をする。
・・・のだったが
久しぶりにやったら
わたしは、えらく無礼で、尊大になってしまった😊
好みじゃない人からのメッセージは
ほとんど読まずに削除。
少しチャットして
合わないなーと思った人には
返事が来なそうな返信をして
自然消滅を待つ。
あら、かっぱは親切を身上としていたのでは?
ずいぶん、擦り切れたものねぇ。
へんだなぁ。
前はもっと、素敵な人がザクザクいる気がしたのにな。
今は、ちょっとしたことがすぐ鼻につく。
利理さんのdo系be系理論をよく知ったせいかしら?
(利理さんは、婚活とキャリアのコンサルタントさん)
do系臭を感じると、めっちゃイヤになっちゃうのだ😀
前から、自分の話が好きな男は嫌いだったんだけど
よりいっそう、近寄りたくなくなった。
10年前にアプリを始めたころは
話が面白ければ、人として興味を持つこともあったのにな。
今回、2人とやりとりが続いている。
ひとりの人は、絶対合わない。
もう、メッセージからはっきりわかる。
いくつかの事業の経営者だそうで、
海外経験も豊富とのこと。
(おそらくロマンス詐欺ではなく、
ほんとのこと言ってると思う)
会話が、かなり一方通行である。
映画やドラマがお好きだそうだが
ご自分が見たもののことだけ、話して終わり。
ほんと、趣味が合うとか、どーでもいい。
お互い映画が好きでも、この組み合わせじゃ話が続かないもん。
それなのに、早々に
「そろそろ会いませんか?」
と言われてビックリした。
へ? まだ全然仲良くなった気してないが?
「まだ、もう少し仲良くなってからに」
と、お伝えしたら
「いいですよ」
とおっしゃってくれた。
よし。
とりあえず、この点はクリア。(偉そう💦)
ペースを合わせてくれない男は、すぐ消えてほしいのです。
この人のいいところは、話がかみあってなくても
気にしないところだと思う。
2日に1回くらい、
適当につぶやきを返していたら
なんとなく1か月くらい続いた。
彼のほうも1、2日経った頃に返信がくる。
わたしに興味があるのではなく
たぶん、他に続いてる女性がいないのではないか。
そして、再び
「そろそろ会ってもいいんじゃないですか?」
たしかに。
よくまあ、熱がないまま、続いたものだ。
しかし、正直おっくうだ。
1ミリも好きになってない!
相手の人も多分、長期投資した分を回収したい
くらいの気分ではないか。
でもまあ、会うことにした。
こんな風に続けてくれて
わりといい人だなぁって思ったから。
しかし、かっぱは、また正直なのだった。
「実は、●●さんとは、友達かなーって気がしてるんですが
そんなのでも、いいですか?
それとも、それじゃ、会う意味がない
って感じでしたら、それはそれで。」
「いいですよ。」
と、返事をくれた。
なかなか、いい人!😊
彼がどういう気持ちから
いいですよ、と言ったのか、
よくわからないけど。
でも、特にリードはうまくない。
会うのはある日の夕方、とまでは決まったものの、
具体的な投げかけが来なかったので
「どの辺の場所がいいですか?」
と、わたしから投げかけた。
わたしの希望条件を伝えたところ
めっちゃ彼に都合のいい駅を指定された!
一応、わたしの条件にもギリはまっているので
文句は言えないが。
それから、
「店を予約しますよ」
と言ってくれた。
んー、しかし、そんな予約はしてくれなくていい。
お酒とか、まだ一緒に飲みたくない。
「最初なので、お茶しながら
お話できるとうれしいです。
チェーンのカフェとかでも!!」
とお返事したら
とっても素敵なカフェを指定してくださった。
行きつけらしい。
「名店ですよ」と。
しかしなぜか
「ここに17時に」と、時間まで指定されていた!!
おーい、
なんでわたしが17時に行けることに決まってるんだ?😊
その日、午後にロング会議があるので17時だと危ない。
あ、そうか。
わたしがお茶がいいと言ったから
早めにスタートがいいのかと
考えを巡らせてくれたのかもしれないね!
彼は、あまり言葉が多くない。
自分の好きな映画などを語るときは
それなりに書かれるけど
コミュニケーションの過程とかは
あまり説明するのに慣れてなさそう。
というわけで、
仕事の都合で18時に、と丁重にお願いしたら
「18時、了解です」
と、またすんなり返ってきた。
ふむふむ。
今、仕事がめっちゃ忙しいので
やはりちょっと面倒なのだが
悪い人ではなさそうなので、
おしゃべりを楽しんでこよ~~♪
でも、彼は、be系ではないと思う。
それなりに、許容はしてくれているけど。
はらぺこくんの受け入れ力に
あまりに慣れてしまったので
マイペースな人が、ほんと無理になってしまった💦
(前から、無理なんだが)
だって、はらぺこくんなら
ぜーったいに、場所も時間も
まず、わたしに希望を聞くもんね😊
素敵なカフェを予約してもらっておいて
「何様だ?!」と、自分につっこむのですが💦💦
生来の凸凹が合う人が一番だから、ね!
また、アプリの他の人のことも
ぼちぼち書いてみます。
(おしまい)
わたしは、恋愛に成功したことがないのかもしれない。
だって、離婚しちゃったし
はらぺこくんとだって、添い遂げる関係ではない。
すべての「恋愛」は、
添い遂げない限り、「失敗」とされる?
真実の愛ではなかった、とかなんとか。
(バチェロレッテの見過ぎ)
そんなことなーーい😠!!
どの恋愛だって、わたしには不可欠だった!!
心の底からそう言える。
でも・・・
そろそろ、いい塩梅のころ合いに
座る椅子を見つけて、「最後の恋愛」にすべき?
椅子取りゲームの音楽が止まる前に!!
なんで、そう思うー?
そりゃ、だって
「恋愛に歳は関係ない」って言葉は
ただの美辞麗句だからじゃない?
年とったって、片思いはいつまでもできるだろうけど
自分も好き、相手も好きって相手に
あらたに出会うのは、難しいんじゃない?
ふむぅ~~!!
嫌い、嫌いっ!
そういう考え方、だいーーーっきらい!!!
でも、無視できないってことは
わたしも、なんかそう感じるときがあるんだろうねぇ。
わたしは、世間の声から、全然自由じゃない。
内面の幸せと、外から見た「幸せ」と
両立させたいんだと思う。
他人から見ても「それ最強!」って言われる人生に、
こだわりがあるんだろう。
あさましいねぇ💦
(おしまい)
ロマンチックなタイトルをつけましたが
お話は、この続きです。
↓ 尿漏れとセックスの件。
アラフィフ以降で、恋愛したい女性には大問題😊!
同年代でも、話題にしづらいことだけど
さっそく姉と妹にきいてみた。
姉は50代半ば 妹はアラフィフ。
すると、どちらも心当たりがあると言う!
姉は、わたしと同様、
トイレで我慢しきれない感じ。
すでに、吸水パッドを使う時もあるとのこと。
今のところ3㏄のもので間に合っているそうで
早速、ドラッグストアで見てみたら、
210CCなど、バリエーションがたくさんある!!
妹はまだ閉経してないからどうかと思ったけど
漏れはないけど、尿意を我慢しづらくなり
遠出や外飲みを控えるようになったとか。
ふたりとも出産をしていないけれど
あまり関係なく、更年期に出てくる症状なのか・・・
とりあえず、安心したのでした。
やっぱり、身近に仲間がいると心強い😊
***********
安心したものの、病院へ行ってみた。
だって、これから先、
出先でひやひやして過ごすなんて落ち着かない。
旅行もしっかり楽しみたい。
近所の泌尿器科で「女性の泌尿器科」
というのが見つかったので早速行ってみた。
今は、こんな看板のクリニックもあるのねぇ。
ひととおり検査などして、
特に病気は隠れていないとのこと。
老化による切迫性のものでしょう、と。
膀胱にためやすくなるお薬をいただいた。
でも、先生曰く
「根本的には、骨盤底筋体操です。
お薬は、やめると元に戻ってしまうので」
「そうなんですか?!
ということは・・・
この先、死ぬまで骨盤底筋体操を続けないと??」
「そうです😊」
「うっ・・💦
人生100年時代、先が長いですね~💦💦」
というわけで、骨盤底筋体操のサイトなどを見つつ
ときどきやっている。
でも、そんなに真面目じゃなくて
思い出した時くらい。
経過は、薬のおかげでどんどんよくなってきた。
えーーー 快適~~♪
前は、これが当たり前だったのだけど
今は、ありがたみが身に沁みる。
薬をしばらく続けましょう、となった。
骨盤底筋体操も、しっかりやらねば!!
**********
さて
やっとタイトルにつながるのだけど
はらぺこくんに、なんとなく話してみた。
「この前、ちょっと病院へ行ったんだよね~
たいしたことじゃないんだけど・・・」
トイレでちょろっと間に合わない時が出てきて、と。
すると、
「俺も最近、時々あるんだよね。」
と、はらぺこくん。
「え?!そうなの?!」
「うん。ちょっとだけど。
パンツについちゃったり。」
なんだーー!😊
なんか、心強いな。
そこ、安心するとこじゃない?
でも、はらぺこくんはちょっと私より若いし
男性だから
そういう症状が出るのはもっと後なのかと
勝手に思っていた。
はらぺこくんが健康であってくれるほうが
ありがたいはずなのに
自分だけじゃないと思って
ホッとしてしまうわたし💦。
それから、
骨盤底筋のチェックには
排尿中に尿を止められるかだ、とか
吸水パッドを姉が使っているらしい、とか
いろいろおしゃべりした。
はらぺこくんは、
わたしのこういう健康事情ネタの話を
いつも真摯に聞いてくれる。
彼は、「いつまでも若くありたい!」
みたいな概念とは、真逆の価値観の人で
人間、歳とれば色々あるよね~と、
受け入れ力がすごく大きいから。
早速泌尿器科へ行ったわたしに
「もう、病院行ったんだ😊」
って、苦笑するから
「うん!
だって、健康でいたいんだもん。
わたしが右肩上がりが好きなの
知ってるでしょ?」
って笑った。
「もしかすると、
この前のも・・・・」
セックス中に少し出てしまうのも
実は、単に老化では?!
ごめん、はらぺこくん😊
夢を壊してしまって。
「でも、あれは
おしっこじゃないかも・・・」
と言って、信じたそうなはらぺこくんを
そっとしておいた。
彼なら、
わたしが尿漏れショーツを履いても
「へえ~ いいね」って言いながら
Hしてそうな気がする。
そんな風に、
ずっと恋していられたら最高だ。
*******
ちょっと生々しいお話でしたが
同じように悩めるお年頃の方の目に留まれば♪
(おしまい)
「この人、天才っ!!」
と、わたしが思う日本の作家は2人います。
1人は、少女マンガ家のくらもちふさこ。
もう1人は、小説家の山田詠美。
2人は、パッと見、似てないけど、
本質でどこか似ている。(かっぱ調べ😊)
オセロの裏と表みたいな感じ。
くらもちふさこで育ったわたしが、
大人になっても楽しめるフィクションが、山田詠美。
GWのはざまだから、駄文を書くのだ~♪
よかったら、おつきあいください。
***********
姉は、既婚者とつきあっている。
妹は、幼なじみとつきあっている。
姉は、自分を「床上手」と言い、
妹は、「あんな動物みたいなこと、絶対にしない」と言う。
↓ この本に入っている短編「花火」。
「花火」は、小説としての評価はどうなのかな?
ややもすると
「言葉で語らせすぎ」という評価もありそう。
でも、あえて。
語っている言葉が、興味深い。
精神的な愛が尊い、と言う妹に、
姉は言う。
「信頼関係ってのは
寝てみて初めて生まれるものなのよ。」
「はっきり言って、
今、彼を見ても寝たいなんて思わないわ。
体をくっつけていると、すごく安心する。
それは、彼をとても信頼しているからよ。」
「でも、それがセックスに発展すると
嫌悪感すらおぼえるわ。
前は、彼に触れられて
一番、感じていた部分が
今は一番最初に、拒否反応を起こすのよ。」
しかし姉は、恋人の求めに嬉々として応じている。
動物のような声を出し、彼を満足させる。
それは、関係を壊さないための
「思いやり」なのだと語る。
「わたしは、彼の生理に従って
セックスしているだけなの。」
妹が、そんな思いやりをなぜ?と問う。
「そういう思いやりを持つことが
男を愛するってことなのよ。
あの人に会いたいって、恋焦がれている時って
自分を愛しているのよ。
自分の欲望をなだめるために
その男を思うのよね。
同じ会いたいと思うのでも
その人を愛し始めたときは違う。
もっと、静かだし、もっと悲しいものよ。」
「男と女って、まったく面倒だわ。
体で魅かれ合って
それに飽きた瞬間に
離れられない関係になる。
体が離れられないなんていうのは
まったくの嘘。
離れられなくなるのは、
心が結びつき始めるからよ。
体も心も結びついて離れないのは
だから一瞬なのよね。
両立しない。
すぐに消えちゃう。
まるで花火みたいなものよ。」
***********
男の生理ってのは、どこか悲しい。
男のそんな部分も丸ごと愛すしかない
女も、やっぱり悲しい。
つきつめると、人間はちょっと悲しいんだろう。
ちょうど、はらぺこくんに会ったので
話してみた。
体を重ねると信頼が増していく
すると、安心できる存在に代わり、
性的な接触は嫌悪するようになる・・・
「女の人はそうなんだ、って書いてあった。」
「ふうん・・・」
神妙な顔のはらぺこくん。
「たしかに
まだ体の関係を持つ前の
ドキドキする感じとか、
初めての時の盛り上がりとか、いいよね~!
ずっとああだと、いいのになぁ!」
はらぺこくんが、噴き出した。
「そんなの、どうやったって無理だよ。
何百回って、やってるんだから。」
ふふふ、まあそうだよね~
でも、わたしのはらぺこは、
こういう時も、いい返事をするのぅ。
だから、安心して
はらぺこくんの、ふかふかですべすべの胸に
とびこんで、くるまれた。
でも、小説の「思いやり」のくだりは
口にしなかった。
どうしても。
小説の最後で、
妹は、とうとう幼なじみの恋人と結ばれる。
「初めての体験でしたが
姉のような声を出しました。
それは、それは
自然に出た声で
私は、自分自身に驚きを覚えました。
それと同時に京二郎さんを喜ばせている
自分の無意識の演技に
唖然とするのでした。」
自然に出る無意識の演技。
矛盾したような言葉だけど
女性なら、思い当たるのではないだろうか。
花火を、少しでも長く見ていたくて。
こんなにもネタバレしてしまって、すみません!!
他にも、旨味のある短編がたくさん入ってる
味わってみてください。
(おしまい)
お金のない男が、そんなに嫌いじゃない。
もちろん、お金はあったほうがいいけど
そんなになくても、嫌いにならない。
働かない男は嫌いだけど
お金のない男は嫌いじゃない。
努力できない男は嫌いだけど
お金のない男は嫌いじゃない。
もう少し、ひろげると
うんちくが過ぎる男よりは
お金がなくても、話を聞いてくれる男がいい。
清潔感のない男はイヤだけど
お金がなくても、柔軟剤のいい匂いがすればいい。
金持ちで感性が鈍い男よりは
ホテル代は割り勘でも、セックスがうまい男がいい。
「お金が飛んでいく~!」
って、この前、はらぺこくんがもらした。
ロイヤルホストのレジの前。
ファミレスで、どんだけお金がないんだよ~(*'▽')!
しかも、割り勘だったのだけど。
「思わず、心の声がもれてたよね」
後日会ったとき、
ふふふ♪と、言ってみた。
「”お金が飛んでいく~”って」
「え!そんなこと言ってた?」
「言ってたーーー!」
恥じ入る、はらぺこくん。
かっこつけなくなったよなぁ~。
まあ、そういうもんだよね。
「はらぺこくんに
あんまりお金をかけさせちゃ、いけないな
って思った。」
「でも、ウーバーで
バイトもがんばってもらって、ね!」
ふふふ、ふふふ!
と、ふたりで顔を見合わせて笑った。
GWのお出かけ予定を立てながら。
お金がない男でも
お金がないことを、笑って話せるなら
それでいい。たぶん。
(おしまい)
手を撫でるだけで
何万回の「愛してる」よりも
心を甘く満たしてくれる。
はらぺこくんの不思議な手。
そういえば、こんなCMソングがあった。
♪ママの手は 何でもできちゃう 不思議な手
ママ、ママ
ママの手は 魔法の手~♪
恋人なのに
こんな歌を連想するなんて、おかしいな。
子どもにとって、ママの手は
触れられると、この上なく安心できて
甘やかにこそばゆい。
わたしの気持ちも似ているんだろう。
********
日を開けずに、次に会う約束ができた。
元のペースに戻ったように。
「今度は、はらぺこくんの
行きたいところに連れてって」
とお願いしたら、
競艇を見に行くことになった。
競馬は何度か行ったことあるけど
競艇は初めて。
はらぺこくんは
安全第一の人なので
賭け事にはほとんど興味がないのだけど
競艇は、たまにふらっと一人で出かけて
1回100円で何レースか賭けることがあるらしい。
「水しぶきと
モーター音とエンジンのにおい、
あとアジフライかな。」
アジフライ?
どうやら競艇場にはアジフライがあるらしく
はらぺこくんはそれをかじりながら
見るのが好きなんだそうだ。
********
日程の都合で、
今回は、はらぺこくんも初めて行く
競艇場になった。
初めてリアルで見るボートレースも
面白かったのだけど
なによりも、競艇場の空気が独特なのだった。
競馬とは全然ちがう。
おじさん、おじいさん、オッサン、オッチャン・・・
どこを見てもシニア男性ばかり。
しかも、活気あふれるという感じではなく
どこかうら寂しい。
NHKのドキュメンタリー72時間みたいな風景。
伝わるだろうか。
競馬場は、家族連れや女の人も多く
健康なエンタメ感があるのに。
時代に置き去りにされた感がすごい。(失礼・・・)
「引退した男の人って
ここにいたんだね。
女の人は、よく集まって
お茶とかしてるけど。
男の人はどこに行ってるのかと思ったら。」
「どっか出かけるって言ったら
こういうとこなんだろうね。」
「でもさ
女の人はグループで集まるけど
おじさんたち、みんなソロだね!」
競艇場に集まるおじさんたちは
みな静かで、ひとりで淡々と行動している。
念願の売店で
アジフライをゲットする。
↓ (写真はネットからお借りしてます)
もつ煮、焼き鳥、チューハイ、ビール。
おじさんがこよなく愛するものだけが
ミニマムに提供されている。
お値段も、ミニマムだ。
このご時勢に、心に沁みる。
「映えるモノが、なにひとつない!!
それが、一周回って・・」
「笑 一周回った感あるね」
「一緒にやりたいことが浮かばなければ
会う必要がない」
と言ったわたしの言葉を
彼なりに、受け止めてくれたんだろう。
はらぺこくんのような人には
「一緒にいる」こと、
そのもので十分なのかもしれない。
でも、わたしたちには
「ただ一緒にいる」空間がない。
と、わたしは感じる。
彼にしてみたら
あらゆる場所が、その空間なのかもしれないが。
でも、今は
あまりそのことに不満を感じない。
上野千鶴子が書いていた。
「セックスは、きわめて侵襲性の高い
個人的な行為です」
だったかな。
「侵襲性の高い」
心身ともに、内部へ深く入り込み
影響を与える
ということだろう。
ママの手のような
はらぺこくんの手に
もっと身をゆだねながらも
わたしは、自分の人生の舵を
自分で望むように取っていけるのか。
また、こうも思う。
しないことも選べるのに
することを選ぶということは?
それを選ぶことでしか
味わえない感覚がある、と
考えるからだろう。
ならば、味わってみるしかない。
お読みくださり、ありがとうございました。
(おしまい)






