『サッカー』
この1ケ月、毎週末高校サッカーや浦和レッズの中継に関わらせいただくというサッカー漬けの幸せな日々を過ごさせていただいていました

まず『高校サッカー』
足がつった選手のケアを率先して行う「敵チーム」の選手

PKを蹴る瞬間にシーンと静まるスタジアムの緊張感

試合終了の笛と共に悔し涙を流しながらピッチに倒れこむ敗れたチームの選手達

毎回色々な場面で心揺さぶられ高校生の選手権にかけるとても熱い想いを感じました

※写真は準々決勝の会場
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
「どちらにも勝たせてあげたい‼︎」
でも…白黒はっきり決着がつき、明暗分かれる勝ちと負け。
ちょっとの差がとてつもなく大きな差に結びつく…ある意味とても残酷な勝負の世界
ただその中で他の人にはできないとても大きな経験と、成長をし、仲間という一生の財産を手にしているんだろうな…と試合を重ねるごとに より精悍になる選手の顔を見ながら思いました

と同時に…
私はサッカー中継の難しさと奥深さを再認識 しつつ…
自分の未熟さを目の当たりにしつつ…
全力サポートをしてくださる中継スタッフの方々へ感謝する毎週末となりました

全国への切符を手にした埼玉代表校は「正智深谷」。
1月2日浦和駒場スタジアムで高知県代表「明徳義塾高校」と対戦します

そして『浦和レッズ』
最終戦も熱い展開となりました

「年間1位をとれる可能性も残されていた試合」。そして「16年間もレッズ一筋で活躍した鈴木啓太選手 リーグ戦最後の試合」ということで、選手達の立ち上がりからの気迫、アグレッシブさは、目を見張るものがありました。
結果は5-2で勝利‼︎‼︎
ただ広島も勝利したため残念ながら年間1位にはなれなかったものの、中継のイヤフォンのボリュームをマックスにしても実況の上野さんの声が時折聞こえないくらい…
波打つように響き渡るレッズサポーターの熱い声援がとても印象的でした

鈴木啓太選手の引退セレモニーもとても感動的でした。
※photo by ライターの轡田さん
浦和へ捧げた熱い想い、身の引き方の潔さ・格好よさ…
長年取材された記者さんはこの16年間の思い出と重ね合わせ涙が止まらなかったそうです。
試合後の囲みインタビューで
「一番思い出に残っていることは?」との質問に「常に今が一番です。」と答えていました。
まだまだレッズ歴の浅い私でも
「あれだけの過去をもちながら過去の栄光にすがらない答え、さすがだな… すごいな…」と感じました。
レッズのチャンピオンシップ・準決勝の相手はガンバ大阪。