4月8日(金)15時の回を観てきました。
場所は梅ヶ丘にあります梅ヶ丘BOX。
作品はなかったことにされた高校生2人芝居がきっちり面白かったので自分たちでさくっとやってみる会『明日のハナコ』
福永マリカさんが出演されていたので観てきました。
14時40分過ぎに到着。
階段を降りる手前で体温を測り手を消毒をして。
階段を降りて地下1Fへ。
受付で1500円を支払い中へ。
席は入って右側と壁側中央左側の奥の席があり入って左手前側は舞台となる場所に。
席は舞台の場所を囲むような感じに設置されてました。
私は入って右側の2列目あたりのところへ座る。
舞台になる場所には段ボールが複数置いてあり床には照明のスイッチがいくつか点在している。
15時になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約40分そのあと『ささやか座談会』のトークゲストとして鵺的の高木登さんを迎えて20分くらいの計1時間になりました。
ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
昨年福井県の高校演劇大会で上演され『なかったことに』されてしまった2人芝居。
福井農林高校演劇部の女子高生2人による芝居を今回福永マリカさんと川田希さんが演じました。
劇中では1948年福井地震からはじまり福井に原発が多いという話やそれに関わる人たち福井の歴史に触れながら進んでいくという内容。
なかった事にされた部分は原発の扱いがあったり差別用語を用いた原発の誘致に関する談話などが教育委員会などで問題視されてケーブルテレビでの放映やDVDの作成禁止、配布台本の回収などの措置がとられる。
私も高校演劇って観たことないんですけど色々と縛りがあったり、この言葉は使ってはいけないとか、この表現は駄目だみたいな感じだと高校生だから出せる何かを締めつけるような感じにもなりますよね。
以前鵺的『バロック』でも共演していた2人の掛け合いも良かったです。
上演後は鵺的の主宰と脚本を担当している高木登さんとの2人の出演者によるトーク。
鵺的の作品はそれなりに観ていますけど高木さんがトークしているところって初めてみたりします。
東京都の高校演劇祭的なところでも審査員をしていたりする高木さん、高校演劇祭についてのエピソードも語ってくれたりしていました。
なかなか普段聞くことのない話なので興味深く聞いていました。
出演者の方々ありがとうございます。
上演は4月10日でやっていてそれぞれの回ごとに出演者は変わります。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)