2月23日(日)14時の回を観てきました。
場所は西新宿にあります新宿村LIVE。
作品は企画演劇集団ボクラ団義- Play Again - vol.9『re-call』
ボクラ団義さんという事で観てきました。
13時30分近くに劇場に到着。
階段を降りた途中に受付があり4800円を支払いチケットを受け取る。
劇場内に入って席を探す。
今回はD列の7番。
前から5列目のやや中央より左側の席。
舞台上には雪山の雪の壁のようなセットが組まれている。
13時40分になりボクラ団義さん恒例の前説の為主宰でもある久保田唱さんが舞台上へ。
少し話をした後ボクラ団義メンバーでもある添田翔太さんと花崎那奈さんを呼び込む。
今回撮影OKの回だったので何枚か撮らせていただきました。
添田翔太さんが馬の真似、花崎那奈さんが雪だるま⛄️の真似、久保田唱さんがキツネ🦊の真似をしているそんな写真です。
14時になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
クリスマスの東京で過ごす一組の親子に暴走した車が迫りそれをかばおうとする佐倉祐一(沖野晃司さん)は娘の千枝里を守るしかしその瞬間。
気づくと彼は雪原にいた1992年の山形県に『時めぐり』によって。
そこで出会う桜(平山空さん)は自分の事を知るかのような雰囲気があった。
そしてロッジ『おうとう』で20年前に死んだ母親の佐倉陽子(大音文子さん)と父親の佐倉水(加藤凛太郎さん)陽子の弟でもあるロッジオーナーの佐倉幸太郎(大神拓哉さん)を目の当たりに。
さらに1992年大学生であった自分佐倉祐一(岩崎良祐さん)を見ることでここが20年前の場所だと知るのだが…
タイムスリップして自分の記憶とは違う真実を知る出来事に向かい合いながら進んでいくストーリーは悲しくもあり切なくもあるんですけど。
最後は家族の温かさが感じ取る事の出来る作品。
特に後半に向けてのそれぞれの役柄の熱のある演技には思わす魅入ってしまうほど。
約3年くらい前に同じタイトルの作品を違う出演者でも観ていたところもあって。←何人かはそちらにも出演されていましたが
今回観せていただいて新鮮味(フレッシュ感みたいな)のあるそれぞれの役柄がまた違った印象を受けました。
後半は涙なくては見れないそんなシーンも多くて感動的でした。
沖野晃司さんと平山空さんとの掛け合いもいい感じで安心感もありました。
弟役の大神拓也さんと姉役の大音文子さんの後半の掛け合いのシーンが感情を揺さぶるようなそんな気迫を感じる場面で。←死のうとする弟を説得する姉
加藤凛太郎さんの父親役は人の良さと温かみが感じられるそんな役柄でもあって息子と妻の2人のうちどちらかを助けなければならない選択に追い込まれ息子を選びそれがきっかけで記憶の無くした息子から母親を殺したのは自分だと思われるというシーンは心が痛みました。
雫川美雪役の相笠萌さんと田上夏子役の嶋梨夏さん早瀬香織役の夏目愛海さんの3人のやり取りも以前の出演者とは違ったフレッシュさが出でいたようにも思えましたし。
また新たな気持ちで観れた作品で良かったです。
出演者の方々ありがとうございました。
3月1日(日)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)