12月24日(火)15時の回を観てきました。
場所は日暮里にあります日暮里d-倉庫。
作品は『DOUBT-真実と虚構-』
岡部直弥さんが出演されていたので観てきました。
14時30分過ぎに劇場に到着。
階段を上がって2階へ。
受付で5700円を支払いチケットを受け取る。
既に開場していたので階段を降りて劇場内へ。
席は自由席だったので前から4列目の一番右端に座る。
舞台上には倉庫と思われる場所に脚立や土嚢、工具箱などが散乱している左端の壁側には木の椅子が置かれている。
15時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますので内容を知りたくない方は読まないで下さい。
とある倉庫に集まる神谷勝広(中谷智昭さん)文岡辰巳(渡部大稀さん)成田楓(五十嵐拓人さん)志自岐愛江(はら みかさん)市川真二(沢井正棋さん)矢澤道也(小島ことりさん)泊泰弘(岡部直弥さん)五島実(中島一博さん)要大地(高橋巧さん)桐ヶ谷蓮(橘りょうさん)たち、そして何でも屋の社員の福原界虎(倉貫匡弘さん)
そこへ連れて来られた何でも屋の社長でもある久園大義(才勝さん)は拷問にかけられようとしていた。
集まったメンバーの身近な人達を殺した?という容疑で。
しかし久園は『あんたら騙されてるよ』と語る。
周りのメンバーが同様する中で1人1人が行方不明(殺された)になった家族達について語り始める。
そして6年前に起こった集団リンチ事件に関わっていた加害者側の人間たちが集められた事に気づくのだが…
被害者と思わせておいて実は加害者であったり話が進むにつれて2転3転していく展開。
そして集まったメンバーの殆どが人を殺した事のある事実が明らかになり。
1人1人のメンバーがそれぞれの家族でもある母親、兄、弟、姉、妹、そして息子を殺害した事を福原に暴露される。
そして集団リンチで犠牲になった弟の仇を取る為自ら戸籍や顔を変えて弟を殺した関係者に近づき罠を仕掛ける福原は自らを犠牲にして集められたメンバーにリンチさせるように仕向けるやり取りは観ているこちらも身が削がれる思いがしました。←倉庫に鍵をかけパスワードを入力しなければ開かないという設定に
そこの部分は暗転になり声だけが聞こえてくるという演出も恐怖感を誘います。
普段作品の中には1人くらいはこのキャラクターが好きとかあったりしますけど…この作品に関しては全くそう思わせない演出(演技)も凄いと。
恨みや悪意によって人格が変わっていく様子がこの作品を観ていてひしひしと伝わってきた感じはしました。
岡部直弥さん演じる泊泰弘は妹がいてシスコン的な部分も。
妹の事が好きになってしまい自分の気持ちを打ち明けるもそれを拒絶された事に逆上し妹を殺してしまうという役柄。
最初は誰か別の人間に殺されたような素振りをしているんですけど…それが嘘だという事が話が進むにつれてわかってきて。
感情を剥き出しにするシーンもあってそのあたりの演技は良かったです。
今年色々な役柄観てきましたけどこの役は好きには慣れないのが本音ですね。←共感出来ない
小島ことりさん演じる矢澤道也は弟が1人いるがその弟が集団リンチに関わっていた1人でもあった為、その制裁を弟に加え自殺に追い込む。←桐ヶ谷蓮が集団リンチ事件の首謀者
後半の体を張った感情的なシーンもインパクトがありました。
出演者の方々ありがとうございました。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)