12月8日(日)14時30分の回を観てきました。
場所は早稲田にありますイズモギャラリー。
作品は鵺が、大地とやまだのむら『リップサーヴィス』
鵺的の奥野亮子さんが出演されていたので観てきました。
14時前に会場に到着。
14時なり開場、階段を降りて地下へ。
入口で3000円を支払う。
その時に以前奥野さん扱いの舞台などを観ると(公演や写真集などの購入で)特別な写真集がいただけるという事でそちらも受け取りました。
席は自由席だったので一番後ろの席の右端の席に座る。
舞台上には奥側に漫画本などが置いてある本棚やフィギュアなどが棚に置いてあり、手前側には緑色のソファとテーブル左右にはカラフルな椅子がそれぞれ置いてある。
少しすると出演者でもある市川歩さんがコンロと鍋を持ってきてテーブルの上に置く。
その時点で鍋のいい匂いがして食欲がそそられましたね。
開場中昔懐かしのアニメ曲が流れていて殆どの曲は知っていたので懐かしく思いながら聴いていました。
14時30分になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間10分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
佐木海斗(山田健太郎さん)はネットサイトで売り出している漫画家(ペンネームは海野みさき)で姉でもある佐木夕波(市川歩さん)は出戻り飯スタントとして海斗の食事や家事関係を受け持っている。
海斗は俗に言うエロ漫画キスパニ(キスキスパニック)を描いていた。
その事に関して姉の夕波はあまりいいとは思っていなかった。
アシスタントでもある遠山圭介(岸田大地さん)と3人の生活を送っていた。
そんなある日、海斗の学生時代からの友人でもある編集者の綾田幸洋(野村亮太さん)は海斗の新しいアシスタントとして寺内美蘭(奥野亮子さん)を連れてくる。
美蘭は漫画家としての海斗のファンでもあってそんな熱望もありアシスタントとして働く事になったが…
男性目線と女性目線で観るとそれぞれに異なった感想になると思う作品で。
男性は女性の外見しか見ていなくて内面重視ではない部分が浮き彫りになっていたり。
かたや女性はそんな男性達の態度に不満を覚えていたりで。←外見ではなく内面も見てという
男女の駆け引きが展開するそんなやり取りも。
奥野亮子さん演じる寺内美蘭(ペンネームは井内蘭丸)は佐木海斗を漫画家として尊敬している存在の役柄で自分も漫画を描いているのだが絵の方はいまいちで作品を組み立てる事は得意としている女性。
容姿端麗だけに男性から言い寄られる事が多々あり今回出演する3人の男性達からもアピールを受ける。
そんな容姿端麗な部分を疎ましく思っているところもあって。
そのあたりのやり取りが見どころでもあります。
鵺的では不幸な女性を演じる事の多い奥野さんだったりしますけど今回の役は明るくて、女性らしい魅力に溢れている役柄で特にラストに登場する時にぬいぐるみ(クタッという感じの犬?のぬいぐるみ)を胸に抱えているその姿が男性の心を鷲掴みするようなそんな演技を見せているところも見逃せないと思います。
それとは正反対の佐木夕波役の市川歩さんは容姿があまり良くない事は自分でもわかっている役柄で女性の気持ちも理解している内面的にはいい性格の持ち主。
口が悪かったり竹を割ったようような性格だったりするのでそのあたりは女性からも好かれるタイプなのかと思います。←姉御肌的な
そういう意味でもラストのあのキスシーンに繋がるのかな?と思ったりもしていますが。
出演者の方々ありがとうございます。
12月16日(月)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)