7月7日(日)13時30分の回を観てきました。
場所は池袋にありますシアターグリーンBIG TREE THEATER。
作品は企画演劇集団ボクラ団義vol.22特別本公演『関ヶ原で一人』
13時過ぎに劇場に到着。
受付で4800円を支払いチケットを受け取る。
1階には物販コーナーがありパンフレットを購入。
そのまま階段で2階へ。
上の階には大音文子さんが当パン類を配られていたので受け取る。
今回はF列12番。
前から6列目の中央よりやや右側寄りの席でした。
舞台上には半円形の左右に階段と木の格子があるセットが組まれている。
13時10分になりボクラ団義ではお馴染みの前説がスタート。
主宰の久保田唱さんが舞台上にその後劇団員の添田翔太さんと花崎那奈さんが登場。
そして今回は毛利秀元役の岡部直弥さんも。
今作初めての前説(以前ボクラ団義の前説だけ出演した経験あり?)登場。
前説では撮影OKなので今回も何枚か。
久保田さんから一人でやった経験について岡部さんが振られ昨年初めて富士そばに入ったエピソードを語られていました。←人見知りらしい?のであまり利用する事がないとか
13時30分になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間25分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
時は2019年とある高校で日本史を教える教師木下たすく(大神拓哉さん)同じ教師でもある木下由梨香(森岡悠さん)は結婚している。
たすくは西暦1600年9月に起こった天下分け目の大戦『関ヶ原の戦い』の武将石田三成(竹石悟朗さん)に憧れを抱き徳川家康(亀岡孝洋さん)との決着に至るまでの経緯に納得いかない部分もあった。
そんな時2人の目の前に雷が落ちる。
たすくが目を覚ますとそこには小早川秀秋(福田智行さん)が雷に打たれた死の瞬間を見ることに。
小早川の家老平岡頼勝(丸山正吾さん)と稲葉正成(添田翔太さん)と小早川の家来?でもあるマチ(野口真緒さん)はたすくを見るなり小早川秀秋だという。
雷に打たれたたすくは戦国時代にタイムスリップしてしまい小早川秀秋としてこの時代に生きることになるのだが…
戦国時代の『関ヶ原の戦い』を舞台にしたタイムスリップ作品でボクラ団義ならではのオープニングも毎回楽しみに観ているのですけど今回もワクワクしながら観ていました。
殺陣のシーンや緊迫するシーンは勿論笑えるシーンや感動して泣けるシーンそして歴史では語れないそれぞれの想いのようなものも感じられた作品でした。
特に大神拓哉さん演じる木下たすくと竹石悟朗さん演じる石田三成の掛け合いとやり取りは見応えがあって。
ボクラ団義での大神さんの作品もいくつか観ていますけど主役というのも初めてだったりですし脇役としての存在感が大きいそんなイメージでしたけど。
今回の役柄では主役としての魅力をフルに発揮されていて泣かされるシーンも多々ありました。
マチ役の野口真緒さんとの掛け合いも良かったですし野口さんの立ち位置も良い役柄。
対して竹石悟朗さんは感情的な部分は少ない役柄でもあるんですけどそこにいるだけの存在感もあって。
安心してみていられるそんな役柄が凄かったですね。
ボクラ団義を初めて観た作品で凄い役者さんだと思ったのが竹石さんだったので今作で退団されるという事でその雄姿を最後観る事が出来て良かったです。
ボブジャックシアターのメンバーでも丸山正吾さん演じる平岡頼勝と宮井↓↘︎→↓↘︎→+Pさん演じる安国寺恵瓊のコミカルなやり取りや笑いのシーンで一役かっているシーンが多くて、特に丸山さんのやり取りにも顔の表情からオーバーリアクションまで完璧にこなされていて面白かったです。
岡部直弥さん演じる毛利秀元は総大将の輝元の息子でもあり三万の軍勢を任させていたが南宮山に陣を取っていたが何もしなかったそんな役柄で。
憎めないそんな愛嬌のあるやり取りやセリフの掛け合いなども見どころな感じで。←バカ殿様的な役柄ではあるんですけど
たまに見せる安国寺恵瓊とのコミカルな雰囲気も良かったです。
女性出演者のそれぞれの役柄は相手を想い守る為の行動などはみていてグッとくるものもありました。
出演者の方々ありがとうございました。
7月15日(月・祝)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)