7月3日(水)18時の回を観てきました。
場所は銀座にあります博品館劇場。
作品は新・古事記ミュージカル『天の河伝説』
江田恵さん、宮原奨伍さんが出演されていたので観てきました。
博品館劇場に来たのは今回が初めて。
ミュージカル作品を観るのも数年振りくらいです。
17時15分過ぎに劇場に到着。
エレベーターで8階へ。
エレベーターを降りた奥側に受付がありA席予約受付でチケットを受け取る。←S席、B席共に受付の場所が違うので注意です
17時30分になり開場。
今回の席はF列の3番。
前から6列目の左端の席でした。
舞台上には左右に白い柱のようなセットが組まれている。
18時5分になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間45分でした。←途中15分の休憩あり(第1部1時間15分、休憩15分、第2部1時間15分)
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
長崎県壱岐島古事記で『天比登都柱(アメノヒトツバシラ)天に通じる場所』と言われた神秘的で自然豊かな島。そこへ古事記を上演する演劇団がやってくる。演劇団の演出家ハヤヒ(鯨井康介さん)は世界的に有名でもある存在。
劇団員を募集したオーデションには世界中から優秀な女優が集められる。
病気の為ヒロイン役の女形、紗月(宮原奨伍さん)の代わりを探すため。
二次オーデションには八葉(舞羽美海さん)三葉(江田恵さん)四葉(竹原芳子さん)二葉(Sachi。さん)一葉(音河亜里奈さん)葉子(岸千恵子さん)が選ばれるも全ての名前に『葉』の文字が。
そこからハ葉と三葉が最終オーデションに選ばれる。
演劇経験のないこの島の観光ガイドをやっていた三葉と演劇を志したことはあったが風俗に売られ精神的に追い込まれ故郷に戻ってきた八葉は7月7日七夕の日に公演当日まで競われることとなる。
そのもう一つの理由には『縄文の女神(瀬織津姫)』を探す為葉の名前がつく壱岐生まれがその条件だったのだが…
古事記をもとに現代劇と神々が織りなすミュージカルは歌や踊り音楽や照明などの演出が彩られていて面白かったです。
ミュージカルって敷居が高いイメージがあってあまり観る機会も少なかったりするんですけど…この作品には劇団などの話も入っていたりしてそのあたりもスッと作品に溶け込む要素の一つでした。
演劇団は天界からやってきた神様たちの集団でそれぞれが人間の体にウォークイン(憑依的な?)しているというのもあまり観ない感じだったのでそのあたりのやり取りも良かったです。
江田恵さん演じる三葉は壱岐島出身の観光ガイドをしていて全く演劇経験がなく自信もないそんな性格の中で八葉と役を取り合うそんな役柄。
訛りやおどおどしている感じが後半になってくると段々と変わっていって成長していく過程が見えるそんな部分も見どころ。
特に単独で歌を披露しているところも注目ですね。←多分歌声を聴くのは初めて?かと思うので
あと色々な衣装を着て登場したりするのでそのあたりもいいです。←早着替えも大変かと思いますが
個人的には酔っ払っているシーンが好きだったりします。
煌びやかな衣装で踊るシーンもいいですね。
宮原奨伍さん演じる紗月は病気の為ヒロイン役をおりて八葉や三葉を見守るようなそんな役柄。
八葉に恋心が生まれたりもするんですけど…兄でもあるハヤヒもまた八葉の事が気になり…
そしてツキヨミという神役でもあるんですよね。
特に前半の女形の役が今まで観たことがない奨伍さんの女性のような艶やかさが見えるそんなシーンもあって新鮮でした。
その役柄もありつつ男性役としての立ち位置や振る舞いが相手を気遣ったり時にカッコ良かったり。
歌を歌うパートもあったりするのでそちらも注目かと思います。
映画『カメラを止めるな』に出演されていた竹原芳子さんは出番は少ないですけどあの圧倒的な存在感は健在でしたね。
終演後にはカーテンコールにて撮影OKという事で何枚か撮らせていただきました。←SNSでのアップもOKという事なので載せています
出演者の方々ありがとうございました。
7月7日(日)まで上演していますので気になる方は是非。←全公演完売しています(当日券も出ないようです)
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)