5月15日(水)20時の回を観てきました。







場所は渋谷にありますBarBASE。











作品はBASEプロデュース『コントラクト』







以前初演を観ていなかったところもあったので。←今回再演作品になります






先月観に行ったチタキヨ40歳記念公演『フラッシュバック』の脚本を担当された米内山陽子さんの作品でもありますね。






19時15分近くに到着。





玄関口のところの受付で3000円を支払いドリンクと交換するメダルをもらう。





19時30分になり開場。




左側がバーカウンターで中央に舞台で使用するテーブルが1つと椅子が2脚置いてある。





舞台に使用するテーブルを挟むような感じで手前側と奥側に席が並んでいる。





自由席だったので手前側の最前列の右側の席に座る。





開演時間が近づいてバーカウンター内にいた出演者でもある山本佳希さんより前説的な話。




20時過ぎ舞台の幕が上がる。






上演時間は約55分でした。





ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




女性グルメライター木下成美(与古田千晃さん)は取材の為とある店にやってくる。




カレーが美味しいと評判のこのお店にはバーの店主坂本繁(山本佳希さん)といくつかのお店を経営する妻の坂本喜美(吉田昌美さん)がお店を切り盛りしていた。





取材という事もあって喜美は気合いを入れたメイクをしていたが成美は不機嫌そうな口調で喜美に話をする。





プライベート的な話になり子供の話をしていた成美に対して何故そんな話をしてくるのかを尋ねる喜美。




成美は自分の名刺を喜美に差し出す。





成美は20年前に別れた喜美の娘だったのだが…





バー公演という事もあって店内の雰囲気と出演者が間近で熱のこもった演技が展開され生演奏も作品を後押しするような感じで良かったですね。





母と娘の対立、それを見守る繁の関係性も魅力。





最後にこのお店のオススメでもあるカレーが登場するんですけど店内に匂いが漂ってカレーが食べたくなるそんな作品。





私も最前列で観ていたのでカレーからでる湯気やそれを食べる与古田さんの表情などが見れて面白かったです。




与古田さんは以前殿様ランチに出演していた作品を観ていたり、山本さんは他の作品でも何度か観ていたりしていたので。




観る場所によっても印象が変わってくる作品かと思います。





私は今回手前側最前列で観ましたけど逆側で観てもまた雰囲気が違うかと。





与古田千晃さん演じる木下成美はグルメライターでもあり今回偶然?にも実の母親でもある喜美と再会する事に。





繁とは小さい頃に面識(喜美と一緒に西武園に連れていってもらった)がありスケートのおじちゃんと覚えられている。





今回母親でもある喜美に何故自分を捨てたのかを聞く為にやって来るのだが成美はそれだけでなく妻がいる男性と関係を持ちお腹に子供がいるという事も話す。←成美は父親と一緒に暮らしていたが既に他界している





母親を憎む事で自分がここまでやってきたという感情が与古田さんの表情やセリフの掛け合いも出ていましたね。





母と娘でもあってお互い言っている事は食い違うところもあったりするんですけど…やはり親子というところで似た部分も覗かせていたり。





そんな感情のやり取りも見どころの1つかと思います。





繁役の山本さんの様子を見つつ2人を取り持とうとするやり取りも良かったです。





出演者の方々ありがとうございました。






5月23日(木)まで上演していますので気になる方は是非。






最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)