4月25日(木)19時の回を観てきました。
場所は新宿御苑前にあります新宿シアターブラッツ。
作品はフライドBALL企画vol.31 『ナイトクラビング』
知人が出演していたので観てきました。
本日初日公演。
18時過ぎに劇場に到着。
階段を降りて下の受付で3900円を支払いチケットと整理番号21と書いてある紙を貰う。
18時30分になり開場。
整理番号順に劇場内へ。
席は自由席だったので6列目の通路側よりの右側の席に座る。
舞台上にはバーカウンターのようなセットがありテーブルには酒類が置いてある。
19時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
眠らない街、田原町その街の中心にある老舗クラブ『キミドリ』店長でもある新田武(古澤雄仁さん)とDJ勢理客(金城和己さん)そして店長の娘のヤコ(上田操さん)
そんなある日店で働きたいと日野理香子(池澤汐音さん)がクラブにやってくる。
ダンサーのアゲハ(早川みゆきさん)とヒナギク(新木美優さん)
対立する美穂グランデ(高松雪さん)カミソリ輝(KITTARさん)マグナム渉(高見沢秀衡さん)とカラーギャングのライブコング(渡辺ゆかさん)蓮華(花井楓さん)未麟(松本ちなみさん)
ホストの冴羽隼也(前田幹生さん)相良誠(増田海さん)
対立するキャバクラ嬢のノッコ(逢阪えまさん)ミポコ(野口真理恵さん)ジュリ(北柚涼さん)と片瀬桜(なゆきさん)前田やすえ(市原朱莉さん)
そして謎の人物三連符スキット(中田涼さん)
そんな人達が老舗クラブ『キミドリ』に集まってくる。
かつて田原町にはウタという頭(リーダー)がこの街に君臨していたが何者かによって殺されてしまう。
この街では喧嘩はご法度でもあり警察がいても争い事が起こらない為警察としての機能をしていないそんな場所。
しかしそんな街に頭になるべく争いを始めるものが現れるのだが…
様々な人達が集まって繰り広げられていく街の頭(リーダー)を巡っての攻防とやり取りは出演者の個性もさる事ながら演出の面白さもあって笑えるシーンとちょっとシリアスさも合わさって上手く展開していくところも良かった。
笑いの王道でもある同じ事を繰り返すシーン(3回やるのがお笑いでのお約束みたいな)や心の声と出演者の表情が変わらないギャップの面白さ、スローモーションを使って何故かクラブの店長だけが酷い目に合うというシーンの演出はニヤリとさせられ。
暴力がご法度という世界観の中で『つねる』という要素を盛り込んで戦わせるというやり取りも面白かったですね。←痛がり方はまるで刺された感じの
今回殆どの出演者が初めての方ばかりでしたがキャラ立ちしていた人達も多くてとても楽しめました。
今回ヒロイン役でもあるヤコ役の上田操さんは老舗クラブの店長武の実の娘ではない役柄でかつて田原町で頭を張っていたウタを尊敬していてその死後はあまり周りと関わり合いたくないという性格に変わり。
周りからはヤコを新しい頭にという話も出ているが自分はそんなやるつもりもないというちょっとやさぐれた性格ではあるが争い事を嫌う性格の持ち主。
そんな気持ちが徐々に変化していくそんなやり取りは観ていて面白かったですね。
個人的にはホスト役の前田さんと増田さんのやり取りが面白かったです。←キザな前田さんに対しておとなしめの増田さんのキャラギャップ
増田さんのあの心の声のやり取りと恋に発展するジュリ役の北柚涼さんとのダブルの心の声は見どころの1つ。
日野役の池澤さんの最初はお嬢様みたいな感じの役から実は…あの変貌ぶりなギャップもいい。←テネブライからやってきた頭を潰すハンター的な
ノッコ役の逢阪さんのあのキャラは見たら絶対忘れない程の強烈なキャラでした。
DJ役の金城さんのそのタイミングで告白か(ヤコに)みたいなやり取りのあの何とも言えない空気感好きです。
知人は隣町のカラーギャング赤担当未麟役(赤いパーカーを着ている)でライブコングは黄色、蓮華は緑の出で立ちでトリオ風な感じの1番下っ端的な存在の役柄でかなりいっちゃっている(目の周りが黒っぽいメイクで)目立っていたそんな役柄。←カラーギャングと聞くと池袋ウエストゲートパーク(IWGP)を思い出しますけど
今回初めて芝居を観たんですけどキャラの印象は強かったですし作品としても爪痕を残すキャラだったのかと。←色でキャラ設定もされていたかも?しれないですね
いい味を出していたキャラでしたね。
カミソリ輝マグナム渉と未麟と蓮華の掛け合いも絶妙でした。
出演者の方々ありがとうございました。
4月28日(日)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)