4月11日(木)14時30分の回と19時30分の回を観てきました。








場所は恵比寿にあります恵比寿天窓,switch。











作品はチタキヨ40歳記念公演『フラッシュバック』








福永マリカさんが出演されていたので観てきました。





チタキヨのメンバーと他の出演者全員別の作品でも知っている方たちでもあったので。





本日が初日公演になります。






14時前に到着。





1階の受付で3800円を支払いチケットと整理番号12番の紙を受け取る。





CDジャケットのようなパッケージには自分の名前が入っていたり1つ1つ心配りが出来ているそんなところもチタキヨならではと思います。





夜公演は整理番号3番でした。





14時になり開場。






階段を降りて下の受付でドリンクチケット600円を支払いチケットを受け取る。






席は自由席だったので最前列の右側の席に座る。←19時30分の回は最前列の1番左端に






舞台上には長いパイプ椅子が左右それぞれ2脚ずつ置いてあり左側にピアノのようなセット上に白い鳥かごが置いてある。





物販コーナーで台本とCDも購入しました。






14時30分過ぎになり舞台の幕が上がる。






上演時間は約1時間30分でした。






ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




20年前に解散したアイドルユニット『イエローバード』メンバーでもある3人。今は芸能プロダクション社長の森永小夏(田中千佳子さん)2児の母でもある大貫真帆(中村貴子さん)女優の椎名美月(高橋恭子さん)それぞれが違う場所で生活していた。





そんなある日松橋貢(平塚正伸さん)が会議室に集まり『あの人は今』という番組にイエローバードを取り上げて出演させるという話が持ち上がる。元イエローバードの社長倉本廉(小野塚老さん)や沖田重道(名倉右喬さん)大貫和義(小笠原佳秀さん)もこの企画に関わる事に。





そして控え室に集まったイエローバードの3人。松橋と話をしている中、ADでもある中岡有理(福永マリカさん)が準備の為動き回る。





久しぶりに再会した3人だったが…





20年前にアイドルユニットとして活動していたそれぞれの3人の今と当時思っていた事を思い出しながら葛藤していくやり取りは自分の弱さや劣等感のような思いが綴られていて女性目線から見たそんなやり取りが男性から見ても胸を打ちました。





見た目が悪くて2人の引き立て役として自分の意見を出さずに生きてきた小夏、女優として今も現役であるも再現VTRのような役ばかりでメインは精肉工場のチーフとして働く美月、子育てに追われて夫でもある和義は頼りなくて何をやっても駄目で自分の気持ちを言葉に出して言えない性格の真帆。





そんな3人の中に絡んでいく男性出演者との掛け合いも良かったですね。





ラストの黄色いサイリウムによる演出(お客さんがファンクラブのメンバー設定)もとても温かみのあるやり取りが素敵でした。





何人かの役柄には独白するシーンがあってそれぞれの今の思いや本音が語られているところは作品でも見どころの一つでもあります。





通路側の席で出演者の掛け合いシーンもあってその場所でみる面白さもあると思います。





福永マリカさん演じる中岡有理はTVのアシスタントディレクター(AD)役で入社して3年目(25歳)になる役柄。




世代的にイエローバードを知らなかったりするんですけどイエローバードの『フラッシュバック』の歌に魅了された人物。





周りはみんなおじさん達ばかりのそんな状況で働いていて嫌気がさしているもバラエティ番組で出演者から熱いやり取りをもらう事に自分の仕事を見出しているそんな性格の持ち主。





前半と後半に独白するシーンがあるんですけど、そのあたりの思いや葛藤に対峙している感情がヒシヒシと伝わってくるシーンも見逃せないところ。




以前舞台『バクステ』では照明助手を演じていましたけどあの時とはまた違ったアクティブさが出ている今回の役もまた魅力的だと思います。←赤い縁のメガネもまたポイントなのかと






ラストAD役としてお客さんとの掛け合いも見どころでもあります。←見せ場の一つ






マチネソワレと違う角度(場所から)から作品を観させてもらって出演者の色々な表情が観れたのも良かったです。






出演者の方々ありがとうございました。






4月14日(日)まで上演していますので気になる方は是非。





最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)