3月27日(水)19時30分の回を観てきました。






場所は下北沢にありますシアター711。









作品は劇団ロクタク旗上げ公演『他の6人』





岡部直弥さん森下和さん他知っている方々が出演されていたので観てきました。





19時過ぎ劇場に到着。






下の受付でチケットの半券を切ってもらい階段を上がって劇場内へ。←チケットは4000円でした







席はC列4番。




前から2列目の中央あたりの席でした。





舞台上には楽屋と思われるセット左側には冷蔵庫があり上には電子レンジ、右側には衣装と棚が置いてあり中央の壁上の方には掛け時計がある。






19時30分過ぎ舞台の幕が上がる。





上演時間は約1時間40分でした。





ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




とある舞台の楽屋に思い思いの事を始めている開沼豊(開沼豊さん)小山圭太(小山圭太さん)大部恭平(大部恭平さん)森下和(森下和さん)そこに遅れてやってくる花井祥平(花井祥平さん)何気ない話をする中で岡部直弥(岡部直弥さん)がいない事に。





大部はもう既に岡部はトイレの中にいるという。





5人はトイレの中に入り込もうとしてドタバタに。





これはアンサンブルとして目ただない存在の6人の楽屋でのそれぞれの話…





作品の舞台となるのはリハーサル室でもある楽屋の中で展開されるアンサンブルとして舞台に立っている6人が舞台の話やプライベートな話を語り時に熱く劇中劇が入り込む内容で。





役者としてのあり方やアンサンブルとしての苦悩みたいなものも描かれているところも見どころの1つ。




裏方的な立ち位置でもありカーテンコールには参加出来ずお客さんには『ありがとうございました!』とは言えず、舞台の見切れている位置にいるので300人以上の人たちからは自分の姿が見えない、シーンが終わればすぐにはけるといったような役柄。←今回6人の役は舞台に登場する石(1から6)





その舞台は和のテイストがありながら洋ものが混ざっているという奇妙な作品でそれでもお客さんの人気は凄いという作品。世間の目と役者は面白いとあまり思っていない心情のギャップのやり取りもあったりして。





6人のそれぞれ違った個性的がこの作品の味にもなっていてそれぞれの掛け合いも面白いです。





役者さんが自分自身の役を演じるというところもまたいいですよね。





それぞれに当て書き要素もあってそのあたりを探す楽しさもある作品。





近衛兵役の6人がまだ劇場に来ていない事を知って自分たちがその役をやろうとセリフも入れ込んでいたあのシーンも後半の見せ場だったりします。





岡部直弥さん演じる岡部は6人中では下から2番目の役者でもあり今彼女と付き合っているという役柄。




この6人の中では真面目な立ち位置でもあって役者としてどうあるべきなのかという葛藤するシーンも見逃せない部分でもあります。





後半開沼さんに彼女と結婚したいと打ち明けるシーンがあってそれについて既婚者の意見を聞いたりするシーンも。





最後のシーンで『彼女にも自分の役を観て欲しい』というセリフには重みもありましたね。






森下和さん演じる森下は天然キャラ?でもあり自分の世界観をもっている役柄で他の人とは違ったズレのある役柄が面白い要素に繋がっていて何度も笑わせてもらいました。





特に森下さんを印象付けるに相応しい『はんぺん』の存在が大きい。





序盤でとある舞台公演中に指輪を渡さなければいけないシーンがあり何故か指輪がポケットに入っていなかった為ポケットに忍ばせていたはんぺんを指輪代わりにしたエピソードが凄すぎて…





突っ込みどころ満載の役柄が好きでした。






開沼さんの鋭いツッコミと小山さんの後輩の言動にあたふたするやり取り、大部さんの我関せず的な役柄での存在感、花井さんの先輩にタメ口のシーンと窓際でウクレレ弾いて星を見るやり取りも面白かったです。






出演者の方々ありがとうございました。






3月31日(日)まで上演していますので気になる方は是非。





最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)