3月24日(日)13時の回を観てきました。
場所は江古田にあります江古田ワンズスタジオ。
作品は劇団一の会第46回公演『ザ・シェルター』
江田恵さんが出演されていたので観てきました。
12時15分過ぎに到着。
受付で2800円を支払い整理番号の札を受け取る。←8番の札でした
13時30分過ぎになり開場。
劇場内は正面の席と右側舞台寄りの席舞台奥側の3か所が席になっていて。
席は正面2列目の中央あたりの席に座る。
舞台上には段差のある3つの場所に座布団やテーブル掃除機ダンボールなど家財道具が置いてある。
13時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間15分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
父のセンタ(松延春季さん)は核シェルターの実験の為この場所に数日間住む事を家族でもある母サトコ(熊谷ニーナさん)娘のカノ(江田恵さん)祖父センジューロー(坂口候一さん)伝えるもなかなかやって来ない家族たちに若干苛立ちを覚えていた。
そしてようやく揃う家族たち。
A Iの機能も兼ね備えた核シェルターであったが。
そんな時突然停電が起こり扉が閉められた状態になり外に出る事が出来なくなってしまった家族はセインジューローが用意していたマッチとローソクにより少しの明るさの中、いつ電気が回復するかわからい状況に慌てるセンタだが。
そんな時以前台風で起こった出来事を話し始めるのであったが…
狭い空間の中で展開される家族のやり取りは微笑ましくもありまたあたたくもありでそんな家族の様子を見届けるそんな作品でもありました。
途中停電になってしまいローソクでの生活を余儀なくされるシーンでのローソクでの明るさのみの演出はあまり体験する事がなかったので新鮮に感じられ、台風の時にあった出来事を話すセンタとサトコが楽しそうに話す場面はまるで子供にも見えて。
センジューローとカノのやり取りもちびまる子ちゃんを思わせるようなそんな掛け合いも微笑ましかったです。
江田恵さん演じるカノは小2の女の子で祖父をセンジューローと呼ぶ活発で無邪気な役柄で。
小2とは思えない巧みな話術で父センタと祖父のセンジューローを上手く話にのせるシーンに思わず笑わせてもらったり。
舞台上を所狭しと動き回って色々な表情も魅せてくれるそんな役柄は今まで観てきた江田さんの作品でもまた違った部分を見せてくれていて。
そのあたりが観れたのも良かったですね。
特に線香花火をするシーンでは実際に線香花火を使っての演出であの線香花火独特の匂いを放ちながらみる花火はまた格別でありそんな舞台初めて観ましたから。
ラストの夕日のシーンも印象的。
前の方が話すシーンでのカノの表情もいい感じでした。
終演後には今回作品の音楽などを担当しているCamping Trailerさんたちによるアコースティックライブがあり3曲を披露。
どれもとてもいい曲ばかりで聴いていて心地良かったです。
出演者の方々ありがとうございました。
3月25日(月)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)