2月24日(日)14時の回を観てきました。
場所は新宿にあります新宿眼科画廊地下。
作品は殿様ランチ平成最後の短篇集2019『軽い重箱』
斉藤麻衣子さんが出演されていたので観てきました。
13時30分前に劇場に到着。
階段下の受付でチケットを受け取り整理番号12番の紙を貰う。←チケット代2500円は既に振込していたので
13時45分になり整理番号順に劇場内へ。
席は自由席で最前列が桟敷き席になっていてたので4列目の1番右端に座る。
舞台となる場所には入口の目の前に白い壁のセットが組まれていて奥側が客席になっているかたちになっていました。←白いセットには映像が映し出せれていたり
14時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間25分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
壱の重『白い斜塔』
会社員の関川(平塚正信さん)と妻の弥生(与古田千晃さん)息子の遊んでいる姿を見ながら自分たちがこれから入居しようとしているマンションにやってくる。
そこで関川の大学時代の後輩でもある小俣(大森寛人さん)と偶然出会う。
実はこのマンションの設計に小俣が関わっていてある欠陥がある事を関川に話すのだが…
弐の重『今日まで、そして明日から』
月刊誌ライターの相川(内野遥香さん)は女優でもある大西(杉岡あきこさん)の取材の為楽屋にやってくる。そこで偶然にも学生時代にやっていたソフトボールの話題で盛り上がるのだが…
参の重『お月様へようこそ』
月に行くことになった夏目(こくぼつよしさん)は月に行くに関して説明会の女1(斉藤麻衣子さん)と説明会の女2(大室由香利さん)説明を受ける事に。
そこに現れる前園社長(小笠原佳秀さん)や月に行った経験者の星野(服部ひろとしさん)から話を聞くのだが…
肆の重『アキノさま』
シゲル(小笠原佳秀さん)の付き合っている彼女でもあるヒトミ(与古田千晃さん)の行動がおかしい事をツネキ(平塚正信さん)に話す。その原因となる人物はアキノ(杉岡あきこさん)によって変わっていっているというのだが…
伍の重『はりこみ』〜病院にて〜
武藤(服部ひろとしさん)は空き巣犯と遭遇し格闘の末銃を発砲し犯人は亡くなってしまう。
その時に怪我をして入院した武藤の見舞いにやってくる永田(大森寛人さん)は偶然その病院で働く学生時代の同級生夏目(内野遥香さん)に出会う。
そして渡辺(斉藤麻衣子さん)も武藤に会う為に病院にやってくるのだが…
陸の重『夫婦入門』〜モデルルームに
モデルルームにやってきた浩介(板垣雄亮さん)と妻の奈美(大室由香利さん)は販売員の男性(こくぼつよしさん)と女性案内人(斉藤麻衣子さん)からモデルルームの説明を受け妻がここを買おうと言い始めるしかし浩介は買うことを拒むのだが…
短編6作品を集めた話はどれも面白ったですね。
作品によってはそれぞれの人物に繋がりがあったりこの続きはどうなるのかな?という話も色々あってそのあたりも気になりました。
出演者の方々もその作品によってそれぞれ役柄が違っていたりするのでそのあたりを観ているのも楽しい。
笑いあり時事ネタあり日常の生活のあるあるネタなどあってそのあたりも見どころ。
斉藤麻衣子さんは壱の重、参の重、伍の重、陸の重に出演されていてそれぞれ全く違った女性を演じ分けられていました。
クールな女性漂う不動産屋と販売員女性らしさが光っている説明会の女性…そして刑事役でもある渡辺の冷静な雰囲気。
前回長編の『はりこみ』を観ていて印象的でしたけど今回の短編でも事件について探り当てていくその姿も魅力ある役柄を演じられていて良かったですね。
与古田千晃さんは今回初めて観たんですけど。
特に肆の重『アキノさま』ではだんだん顔つきや雰囲気などが変わっていくシーンは観ていて良かったですね。
杉岡あきこさん演じるそれぞれの役柄もインパクトありありな感じで。
今度観るチタキヨ40歳記念公演『フラッシュバック』に出演される平塚正信さんと小笠原佳秀さんの掛け合いやり取りも面白かったですし。
脚本演出を担当されている板垣雄亮さんのVRを装着した後のやり取りに誰も反応しないあの時間帯にも笑わせてもらいました。
やたら登場するニトリやセブンイレブン他色々なお店名前にもニヤリとさせられました。
出演者の方々ありがとうございました。
2月26日(火)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)