1月26日(土)18時の回を観てきました。
場所は大塚にあります萬劇場。
作品はオフィス上の空プロデュース 東京ノ演劇ガ、アル。#1 『幸福の黄色い放課後』
3-A組の回で藤村聖子さんが出演されていたので観てきました。
18時30分過ぎに劇場に到着。
受付で4000円を支払いチケットを受け取る。
階段を降りる場所にスタッフの方がいて当日パンフレット類を貰って下の階へ。
劇場内へ入り席を探す。
今回はE列5番の席。
前から4列目通路側寄りの客席側からみて左側の席でした。
舞台上には縦4列横4列に並ぶ16脚の椅子と奥側には空色のような壁に黒板がデザインされたセット。
18時5分過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間30分でした。
ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
話はとある高校3年生の何気ない学校生活の中で展開されていく恋愛事情あり友達との関係など懐かしさも感じさせられる話で。
1章から8章というタイトルがついていてそれぞれの出演者たち(生徒に)にスポットを当てながら展開していく話は笑いあり高校生らしい感情のぶつかり合いなどもあって共感出来るシーンもありました。
一部の章では見えない存在の人とのやり取りがあったりしているんですけど…それが後半に繋がっていってわかるところは納得。
教室の中でそれぞれの章での生徒たちが集まって展開していくあのシーンも面白かったですね。
客入れから劇中でかかる某アーティスト(マ〇〇バ
)の曲が作品の淡い感じをさらに広げていたような感覚でしたね。
藤村聖子さん演じる逸見は3章に登場する生徒役で加瀬(朝倉祐介さん)にノートを見せているシーンから始まりどちらかと言えば冷静さを持っていて勉強が出来るタイプの役柄。
リエ(石井玲歌さん)と加瀬との仲を心配しているところもあって。
石井さんは以前『焔の命ーー女優の卵がテロリストになった理由』を観ていたんですけど今回の役柄は男が好きになってしまうようなそんな魅力ある女性の(女性からはあまり良いと思われない感じの)役柄で加瀬の事が好きという気持ちが溢れていたそんな部分も印象的でした。
6章で登場する鈴木(鈴木研さん)と大島(大田彩寧さん)は付き合ってはいるもののなかなか進展していかない関係があって…その理由が逸見が大島の事が好き(同性愛)だったという事が発覚。
大島を巡って鈴木と逸見が対峙するシーンは緊迫感もありつつそれぞれの想いがぶつかり合いシーンは見応えもありました。
鈴木研さんの役もハマり役だったと思いましたし藤村さんの体全体から放たれるセリフの力強さと説得力も観れていて感じられたシーンでもありました。
4章に登場するカヨ(市瀬美和さん)中尾(玉りんどさん)服部(加茂井彩音さん)のトリオのやり取りも面白かったですね。
クラスには居そうな場を盛り上げ要素をもったそんな3人組。
中でも加茂井さんの前髪切りすぎたあの髪型も強烈な印象でそれだけでなく作品を上手く掻き混ぜて面白くしているあの立ち振る舞いが良かった。
松井役の大谷美紅さんの最後教室内を全て使って踊り回るシーンも印象的でしたね。
出演者の方々ありがとうございました。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)