12月23日(日)13時の回を観てきました。
場所は池袋にありますシアターグリーンBIG TREE THEATER。
作品は実弾生活アナザー『なんてったってビジランテ』
小山まりあさんが出演されていたので観てきました。
12時30分近くに劇場に到着。
受付で4800円を支払いチケットを受け取る。
入口の奥では物販コーナーがありました。
その手前でスタッフの方から当パン類をもらい奥の階段を上がる。
劇場内に入って席を探す。
今回はG列の12番の席。
前から7列目の中央よりやや右寄りの席でした。
舞台上には大きな白い階段のセットに高い黒のボックスのようなセット、奥側には朱色のアーチ型のセットに手前側左右には朱色の柱のセットが組まれている。
13時5分になり舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間50分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
2008年とある伊鳴町に高校生の同部沼そら(小山まりあさん)高梨ゆりな(長島光那さん)コウジ(石川竜太郎さん)平田(鈴木コウタさん)アチャコ(楊木賀央里さん)タモツ(吉田覚丸さん)は卒業を迎えていた。
そんな時そらは東京に行くことを仲間たちに話す。
そして東京に行ったそらだったがコンビニでのバイトから広告代理店に就職し上司の川原(伊藤美穂さん)と就職先を紹介してくれた同僚の宮本(正木航平さん)と一緒に働くが接待の為堀田(もっちさん)と枕営業のような事をさせられそうになりそれを拒否。
その時に宮本の大切にしていた腕時計を壊してしまい損害賠償で800万円を請求される。
お金が全くないそらは再び10年ぶり(2018年)に伊鳴町へ。
そこには以前仲間だった人たちと出会いがありそらの兄でもある神主の同部沼悦男(インコさん)とそらの部屋を改造して研究室で作業をする久さん(森戸宏明さん)姿が。
悦男は祭りを反対していて祭りを推奨しようとしている町長の高梨治(もっちさん)との関係は悪かった。
そんな神社を汚すものを懲らしめるべく『イナリマン』というヒーロー?を誕生させようとしていた時に山からボロボロになった1人の男(上田悠介さん)記憶も無くした彼に山から北郎という名前をつけるのだが…
実弾生活の短編コント作品とは一味違った今回の長編作品はコントの笑い要素もありつつも1人1人の役をより深く設定した雰囲気もあって。
それぞれが思うその人のイメージは実際は全く異なっていてその感情部分がより濃く出ていたような作品で。
笑い要素も所々にありつつも後半からの展開は感情の駆け引きが心にグッとくるような作品になっていてそのあたりも面白かったですね。
所々に時事ネタなどを織り交ぜまたセリフのやり取りには笑わせてもらったり。
聖地巡礼の説明をするくだりなどは一部のファンにはニヤリとさせられるようなそんな内容も。←アニメ関係など
小山まりあさん演じる同部沼そらは東京を夢見て上京するが現実のギャップを知る事になり再び自分の故郷の伊鳴町へ戻ることになる役柄。←ドブというあだ名も
ちょっと強気な雰囲気をもっている女性でもあるんですけど内面は弱い部分も。
フライヤーでは巫女さんの衣装を着ていますけど実際は巫女さんの衣装を着るシーンがないのは残念というところでもありますが。
個人的には朝劇王子こと正木航平さんとの掛け合いのシーンが所々にあってそのあたりも楽しかったですね。
高級腕時計を壊されてテンションMAXの正木さんの演技も必見です。
後半での高梨ゆりな演じる長尾光那さんとの掛け合いもグッとくるものがありました。
ゆりなは町長の娘として周りから苦労していないと思われている役で実はそんな事はなく喫茶店蘭で客が来ない店で働く生活と家では町長の目を気にして自分の思うような事が出来ない事を吐露するシーンもあって。
お互いが実は違ったイメージだった事に気づかされるそんなシーンも見どころでもあります。←巫女の衣装を着て登場する長尾さんも見どころの一つでもあります
そらの兄役でもあるインコさんは笑いのシーンでは欠かせない存在でもありちょっと毒気のあるセリフがまた良かったりするんですよね。
他の出演者の役柄も魅力的で個性豊かなキャラが印象深かったです。
鈴木コウタさん、中尾ちひろさん、伊藤美穂さんのそれぞれの役柄も良かった。
出演者の方々ありがとうございました。
12月25日(火)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)