12月18日(火)19時の回を観てきました。
場所は東新宿にありますアトリエファンファーレ東新宿。
作品はBOBJACK THEATER vol.23『ライナスの毛布』
ボブジャックメンバーが出演されていたので観てきました。
今回初日公演になります。
18時15分過ぎに劇場に到着。
受付で3500円を支払い整理番号付きのチケットを受け取る
階段のところで物販コーナーもあったのでパンフレットを購入。
18時30分になり開場。
整理番号順に劇場内へ案内される。
席は自由席だったので5列目の通路側よりの右側の席に座る。
舞台上には客席側からみて左側にベッドと木の丸椅子が1脚置いてあり右側には扉?をイメージしたような白い枠組みのセット。
18時50分過ぎになり前説を担当するでぶクロの民本しょうこさんと小島ことりさんが舞台上に。
でぶクロは約2年以上前に『いろどりんちゅ〜ターチ』でみた以来だったので懐かしかったですね。
久しぶりにみる自己紹介やら2人のやり取りは楽しかったです。
19時過ぎになり舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間5分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
夢で逢いましょう
東里葎子(長橋有沙さん)は恋人の五十嵐一樹を不慮の事故で亡くしてしまい喪失感から立ち直れないまま引きこもりの生活を送っていた。里葎子の母志津子(小林加奈さん)とアザミ(花梨さん)は励まそうとするが聞く耳をもたない。
そんなある日里葎子の前に女性(渡壁りささん)が現れるのだが…
ライナスの毛布
南塚萌日香(森岡悠さん)は夜が怖くて眠れない。子供の頃からお気に入りだった毛布も握りしめている日々。
兄の浩之(蜂巣和紀さん)は妹を安心させる為毎夜楽しい話を語りきかせていたがそんなある日一人の女性(古野あきほさん)が現れ話を語りきかせてようとするのだが…
コールドスリープ
遠い未来の話。地球にはロボットたちによる高度な管理社会と化したそんな場所にユメコ(民本しょうこさん)友人のナナ(花梨さん)アトミ(生田善子さん)は宇宙へ飛び出すのだったが…
デイドリームビリーバ
ドキュメンタリー番組のディレクターの北野武人(丸山正吾さん)不思議な出来事の取材をしていた。彼は一色京介(石部雄一さん)6年間ずっと待ち続けていた婚約者の藤田花(民本しょうこさん)が目覚めるその時を…
オムニバス4つの短編集からなる作品は笑いもそれぞれの話の中に盛り込まれている展開もあって面白かったですね。
それぞれの話にベッドが関わってきているのもこの作品の特徴。
作品の中には切ない話、感動する話、はちゃめちゃなものなど色の違う作品ばかりでメインのキャラクターもそれぞれいるんですけどそれとは別にサブキャラクター的な役もそれぞれが掛け持ちをしていて。
そちらのキャラクターが強烈な印象がありましたね。
民本しょうこさんの役はコールドスリープに登場するユメコ役とデイドリームビリーバに登場する藤田花役がメイン。
2つのキャラクターは全く性格の違う役柄なので2面性が見えて面白かったです。←テンションの高いキャラと大人しい感じの役
メインでもあるユメコはお天気お姉さんを目指しているという役柄でもあってそのあたりの他の2人との掛け合いもいいですね。←生田さんが冷静にやり取りするシーンも作品をぴしっと締めてくれる
他の作品でもサブキャラクターとして登場して存在感溢れる演技を見せていました。
小島ことりさんの柿太郎と戦艦のメインコンピューター役がまた強烈でしたね。←戦艦のBGMがまさかのヤ〇〇だったり
ビジュアルからその動きまで全てが面白い。
丸山正吾さんのサブキャラクターとメインの役柄が全く違った味が出ていてサブキャラでは笑わせてもらいメインの北野武人では2枚目で落ち着いいた雰囲気のある役柄をみせてもらって。
宮井↓↘︎→↓↘︎→+Pさんの十八番?でもある堺○人さんを意識したあのキャラはズルいですよね。
宇宙人の被り物をしていて表情が見えなくても声だけで笑わせてくれる。
古野あきほさんの役はネット通販でご利益のあるグッズを売る女性(ローラ)と語りきかせ屋(除霊師)役で話が進むにつれてこの2人のキャラは同一人物みたいなんですけど…キャラが濃くて存在感もある役柄で面白い。
ちょこちょこ登場する演出担当の扇田賢さんの颯爽と現れて面白い傷あとを残していくあのキャラクターはニヤリでした。
出演者の方々ありがとうごさいました。
12月23日(日)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうごさいます(o^∀^o)