12月9日(日)17時の回を観てきました。





場所は王子にあります北とぴあドームホール。







作品は少女蘇生朗読劇第七話『銀河鉄道の夜』




知人が出演していたので観て来ました。





今回千秋楽になります。





16時過ぎに到着。





エレベーターで6階へ。





途中スターロードという場所を通過してドームホールへ。







昼間と夜とでは全然雰囲気が違って見えてそのあたりも良かったですね。





既に奥には受付を待つ方々が。





16時30分になり受付開始と開場。






受付で3000円を支払い当日パンフレット類をもらい中へ。






ドーム内には右側と左側の席に分かれていて中央あたりにプラネタリウムの機材が。






席は自由席だったので左側の3列目通路側右寄りの席に座る。





舞台上には中央に列車の座席をイメージした長椅子が置いてあり左右にそれぞれ椅子が1脚ずつと後ろ側に3脚の椅子右奥にはピアノとギターとシンセサイザーなどがあり。





椅子のメインとなるところにそれぞれランプが置かれている。





開演前からピアノ演奏がされていていい雰囲気。





17時過ぎに舞台の幕が上がる。





上演時間は約1時間40分でした。





ここからはネタばれが含まれますので内容を知りたくない方は読まないで下さい。





作品は宮沢賢治さんの『銀河鉄道の夜』を朗読劇としていて。




ジョバンニ(本多諒太さん)とカムパネルラ(木下章嗣さん)が銀河鉄道で旅をする中で人々と出会う物語。





ドームホール自体以前プラネタリウムとして使われていた場所のようでそのドームを上手く利用しての演出は見事だと思いました。





生演奏でのピアノとギターとシンセサイザーがその場面場面によって音楽を奏でている部分もいい要素の一つでもあって作品を盛り上げています。





ドームの効果で臨場感ある音の広がりが生まれてました。





特に映像演出が凄かったですね。





場面場面で見せる天の川や星々の映像がまるでプラネタリウムを観ているかのような演出で。





その映像を観ながらセリフを聴いていると作品の世界観に吸い込まれるような気分になる。





通常の劇場だったりだと平面の場所に画像が映されたりしますけど…だ円形の場所に映し出された映像がまた全然違って見えるんですよ。





ドーム状ならではの映像効果だと思いました。






それぞれの椅子に置いてあるランプがまた幻想的で暗がりでのあの演出もいい。






ジョバンニ役の本多さんの優しい雰囲気も良かったですし。




知人のカムパネルラ役も久しぶりに少年役の声を聴けて表情や仕草などもとても良かった。





杉宮加奈さんと勝沼紀義さんの語り役が見事にはまっていて。




交互に語っていくんですけど…男女それぞれの声の良さが際立っていて耳触りも良いんですよね。





西野五月さん、橋本佳奈さん、村尾祥平さんのそれぞれの役の使い分けもうまかったですし。





ゆったりとした雰囲気の中で朗読劇を聴けるとてもいい空間でした。




以前も少女蘇生の作品『リラの咲くころ』を観せていただいていてその時朗読劇なのに普通の芝居と変わらない演出に驚いたんですけど。





今回も出演者が見せる動きや表情や仕草も合わせて観られて良かったです。





出演者の方々ありがとうございました。






最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)