11月21日(水)19時の回を観てきました。






場所は池袋にありますシアターKASSAI。








作品は劇団6番シード第67回公演『劇作家と小説家とシナリオライター』





今回Aチーム初日になります。



図師光博さん他1度は別の作品でも観たことのある方々が多数出演されていたので。



18時過ぎに劇場に到着。




入口前外で受付の場所が設けられていて4500円を支払いチケットを受け取る。




整理番号は9番でした。



物販のコーナーもあって本当はパンフレットを購入しようと思っていたんですけど…パンフレットの方がまだ劇場に届いていなかったようで郵送という形で注文する事に。←他にも数枚ブロマイドを購入


18時30分になり開場。



最初カンフェティ扱いの方々から案内されその後当日精算の方々が整理番号順に案内される。




劇場に入ると他のチームメンバーの方々が開場入りを手伝われている姿も。←ロスト花婿でも出演されていた菅野英樹さんも



席は入って右側と舞台奥左側の2面式になった舞台になっていて。




シアターKASSAIで奥側を使う作品って多分初めて?観るのかと。



なので奥左側の2列目ほぼ中央の席に座る。



舞台上には三角の形をしたテーブルに黒い椅子が3脚、白い四角い椅子が9脚床には文字が書かれているセット。←椅子の下にはそれぞれ台本という拳銃?も




セット撮影はOK(ネットでのアップも)という事だったので。



少しすると今回脚本演出を担当された松本陽一さんとCチームの出演者でもある夢麻呂さん、石田太一さん、宮森セーラさん、BチームのNPO法人さんらが前説的なトークを展開。



話も面白かったですね。



場内アナウンスが声優でもある茶風林さんが担当していたのもツボです。




19時過ぎになり舞台の幕が上がる。



上演時間は約2時間5分でした。



ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




とある会議室に3人の作家達が集まる。劇作家(土屋兼久さん)小説家(小沢和之さん)シナリオライター(椎名亜音さん)そしてドラマプロデューサー(宇田川美樹さん)編集者(藤堂瞬さん)舞台監督(樋口靖洋さん)全くジャンルの違う面々が1つの作品を作ろうという企画のもと話を膨らませようと案を出し合う。



登場する主要人物は9人(佐藤修幸さん、高田淳さん、松本稽古さん、添田翔太さん、佐藤ゆうきさん、井坂茜さん、渡辺咲季さん、熊野隆宏さん、夢月さん)役名もない存在の中私(若林倫香さん)を主人公とした物語が動き出しそしてゼロ(図師光博さん)という存在も…




舞台上で作品が作り上げられるような展開とその状況によって動き回る出演者たちのやり取りが新鮮で今まで色々な作品を観てきましたけどこの作品は面白いとすぐに思いました。




本を読み進めていく感覚みたいなものも感じたり。




出演者の白い衣装というのもいいですしその中で私を演じていた若林倫香さんの衣装が際立って見えたりして。




現実に起こっている出来事を作品世界に置き換えて登場人物をリンクさせる演出も面白かったですね。




それぞれの物語が存在してそれが1つ1つ組み上がっていく過程が観れる舞台というのはこちらの想像を膨らませつつ観ていてワクワクさせられるそんな作品。




出演者のそれぞれの個性も作品に出ていたような気がします。



今回は特に2面式の舞台だったので出来れば両方で観る事をオススメしたいですけど…もしどちらかで観るとすれば奥左側の席の方が出演者たちの迫力も感じ取れる場所でもあると思うので。←添田翔太さんや佐藤ゆうきさんのファンの方はこちら側で観ることをオススメします




2面式の舞台なので2方向に出演者の方がこちらを向いてくれる演出も良かった。




『私』という存在がこの作品のタイトルに大きく関わってくるので成る程って思いましたね。




図師光博さん演じるゼロは今回9人のメンバーの敵役?となる存在で冷静に話を展開されるシーンも図師さんの格好良さが出ているそんな役柄。




普段別の作品だと図師さんの面白さが際立っているシーンを多く見ますけど…今回笑えるシーンは封印してのシリアスな図師さんを堪能出来る筈。




物語が進むにつれてゼロという存在に私(若林さん)が妹という存在で自分が医師という役がついてそれによって感情が変化していく様子も見られるそんな役柄が見どころでもあります。



特にラスト近くでの妹と言葉を交わすことなく泣き崩れるシーンにはこちらも泣かずにはいられませんでした。



以前ガレイジーという作品を観せてもらっていた渡辺咲季さんは書店のチーフ役として佐藤修幸さん演じるリーダーとの掛け合いとそこで働く小説家でもありバイトの小沢和之さんとの掛け合いがそれぞれに良いんですよね。←チーフが横領?しているという設定



佐藤さんは今回凄く悪い感じの役柄を演じられていて本当はそんな人ではないんでしょうけど。←コミカルになるシーンもあります




それに対して小沢さんの役が優しい印象が強く押し出されているところがまたいいですよね。←汚い言葉は使いたくないという小説家




渡辺さんのたまに出る大阪弁が見どころでもあって笑いどころでもあります。



添田翔太さんの保育園?の先生と子供を預けている松本稽古さんそして椎名亜音さんのシーンも印象的。



添田さんがいい先生役を演じていていいです。←作家たちのやり取りで悪ぶるシーンも?



佐藤ゆうきさんの悪ぶる編集者役と作家志望の若林倫香さんの対照的な感じが良かったですね。←若林さんはギランバレー症候群という設定に




終演後は衣装撮影会がありこちらも撮影OKでネットでのアップも大丈夫との事でしたので何枚か撮らせていただきました。









横からのショットと正面からのショット。




2面式の舞台だから出来る貴重なシーンですね。




今年最後の図師さんの舞台も堪能させていただきました。



今年1年ありがとうございました!



ネットで何かと話題?になっていた徳○英明さん似の図師さん(^^)




出演者の方々ありがとうございました。




Aチーム公演は11月28日(水)まで他Bチーム(11月30日から12月8日)Cチーム(12月9日から12月16日)共に公演されますので気になる方は是非。



最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)