10月7日(日)12時59分の回を観てきました。






場所は渋谷にありますCBGKシブゲキ‼︎






作品はRINCO PRODUCE STAGE『リミット・オブ・タイムラグ』





図師光博さん他知っている出演者が多くいたので観てきました。




12時過ぎに劇場に到着。




入口でチケット半券を切ってもらい中へ。




ロビー右側の方で物販コーナーがあったのでパンフレットとキャラクタートートバックを購入。






12時29分になり開場。




劇場内へ。





席の方はE列22番。




前から6列目の客席側からみて1番右端の席でした。



端の方なのでどうかなと思いましたけど右側の方で芝居が展開されるところがあったり視界が邪魔される事がなかったのでよく見えました。




舞台上には中央上に丸い大きな秒針付きの時計があり左側には階段、中央には控え室的な場所に白い長テーブルに椅子。上の方も白い壁で囲ってあるところに3脚の椅子が置いてある。




12時59分きっかりに舞台の幕が上がる。




上演時間は約2時間1分(7260秒)でした。





ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。



とあるローカルテレビ局で人気を誇る地元密着型人気番組『オーディエンス・オブ・コネクト』



急遽スペシャル特番を生放送でという事に。



スタジオでは出演者でもある前頭健(沖野晃司さん)と横背後隣之介(田渕法明さん)がメンバーでもある芹田智明(福地教光さん)が来るのを待っている。


アシスタントプロデューサー首藤くるみ(栗生みなさん)アシスタントディレクター戸田裕司(黒貴さん)チーフディレクター鳴海拓真(図師光博さん)カメラディレクター星乃谷甚(程嶋しづマさん)は番組作業に追われている中、アレクの声を担当する声優飛喜飛鳥(さかいかなさん)がなかなか来ない事に焦る首藤。



そんな時藤稔署の一日警察署長に任命された綺羅羅茜音(水崎綾さん)とそのファンでもある望月美智(シミズアスナさん)広報課所員の野宮恭一(田中彪さん)が綺羅羅の付き添いでスタジオ内を見学したいとやってくる。



今回生放送に一般参加の手越文也(佐藤修幸さん)やプロデューサーでもある鷹森瑞貴(船岡咲さん)がスタジオにやってくるのだが。



そんな時局内放送でこの管理センターをジャックしたという放送が流れる。



ある場所に毒ガス的なものを仕掛けたという内容と警察には通報するなという言葉を残し。



生放送内で番組はヤラセだと出演者に言うようにと指示があるのだが…




舞台上に大きな時計がありその時刻でリアルタイムで進んでいく話はテンポが早く時間に追われている感じがこちらにも伝わってきて緊迫感もある展開で。



要所要所で話の展開が変わっていったり笑い要素などが色々と盛り込まれていて面白い場面も多くて飽きさせない。



笑い要素だけでなく番組にかける思いや信頼関係のような人間模様も描かれていてそのあたりも1つの見どころだと思います。




オープニングとエンディングのダンスや時間毎に起こる出来事がストップモーションのように描かれているシーンも印象的で。




役名紹介しながらの演出も良かった。





図師光博さん演じる鳴海拓真は『オーディエンス・オブ・コネクト』のチーフディレクターでこの番組を有名にした人物。お調子ものでいじられキャラな部分もあって今回も図師節が炸裂していましたね。



番組にかける思いは人一倍強くてその性格が作品を盛り上げている部分でもあって。




個人的にはカメラリハの時に図師さんが3人分の役をやらされて右往左往しているシーンは面白かったです。



あと最近野宮を演じている田中彪さんが図師さんの事が好きという話が出ていて序盤で2人が絡むシーンがあるんですけど…そのやり取りが好きが溢れていて笑いが止まらなかったです。




別作品の『ロスト花婿』で出演していた栗生みなさん、水崎綾さん、田中彪さん、齋藤彩夏さん、プロデュースをしていた佐藤修幸さんたちが活躍していたところも良かったですよね。



それぞれに個性的で魅力ある役柄。




栗生さん演じる首藤はスタジオで振り回される事が多く上手くいかない事もあるけど番組にかける思いは強くてどうにかしようとしている姿はみていて微笑ましくなりました。



水崎さん演じる綺羅羅はごくコアなファンを持つローカル系アイドルで今回一日警察署長に扮して物語を上手く掻き回していい雰囲気を作っている存在でもあって相方のシミズさんとのセリフの掛け合いからセリフがないところでの行動や表情なども見逃せない部分。




そんな綺羅羅に振り回される田中彪さんもまたいい味を出しているところで前にも話が出ましたが図師さんとのシーンは見事な掛け合いでした。




齋藤さんは福地さん演じる芹田のマネジャー役で仕事に厳しい人柄でもあるんですけど最後のあの抜擢されるシーンはまさに齋藤さんならではのキャラクターだと思いました。←あれぞまさしくアレクくんかなと



佐藤さんのあのキャラは強烈過ぎてもう1人の強烈キャラの桶生恵里を演じるきょどり親方と同等なパワフルさが面白さを増大させてました。




芹田役の福地さんのあのモテ男振りや出で立ちがカッコいいところが魅力でもあるんですけど周りに迷惑をかけているところもあってそのアンバランスな感じもいいですよね。




船岡咲さん演じるプロデューサーの鷹森はこの作品で唯一憎まれ役のような態度をとっていたりするんですけど…それが徐々に心境の変化と共に変わっていく場面は観ていて良かったと思うところ。



個人的にインパクトがあったのがさかいかなさんと相笠萌さんですね。



さかいかなさんの役柄は声優という事でアレクくんの声を担当する事になるんですけど…キャラクターと声が相反するような声でそれが面白くて毎回笑わせてもらいました。




もちろん声だけでなく表情や動き(シンクロしようとするシーン)なども印象深かったです。




相笠さん演じる川北蛍は有名女優役で福地さん演じる芹田と付き合っているという役柄でこの作品の中では唯一客観的に物事をみて冷静に対応する人でもあって今回出演している中で最年少みたいですけど落ち着きがあって物怖じしないところは凄いと思いました。




そして今回この作品をプロデュースした人物でもある芦部夢太郎役の加藤凛太郎さんはアレクくんの中の人でもあってそのパフォーマンスからやり取りに至るまで面白い人物でもあり。




『シャルル軍曹』の主宰を務めていた演出兼役者としての顔を覗かせているシーンもいいですよね。




終演後はトリプルカーテンコールでした。




出演者の方々ありがとうございました。





10月14日(日)まで上演していますので気になる方は是非。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)