9月16日(日)14時30分の回を観てきました。





場所は下北沢にあります下北沢ザ・スズナリ。









作品はtsumazuki no ishi×鵺的『死旗』




福永マリカさんが出演されていたので観てきました。



今回で2回目の観劇になります。





14時過ぎに劇場に到着。





階段を上がって2階へ。




受付で半券を切ってもらい劇場内へ。




劇場内へ入って席を探す。



今回の席はA列2番。




最前列がエキサイティングシート(Y列)2列目がZ列になっていてその後がA列席になっていました。



私は3列目の客席からみてほぼ左端の席でした。




舞台上には森の中を思わせるような大木のようなセットが中央にあり手前側には草が生い茂っている。



14時35分過ぎ舞台の幕が上がる。




上演時間は約1時間40分でした。




初日の感想はこちらから




ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




ある年の秋口とある山間にある一の村、二の村、三の村と呼ばれる集落そこには男達だけしかいない場所があった。



血族だけが住まう女は家畜のように扱われ犯され子供を産み若く活きの良いうちにその肉を食われる。


また女が殺され肉を食い群がる五郎(宇鉄菊三さん)六郎(吉村公佑さん)七郎(堀之内良太さん)九郎(中山朋文さん)たちそんな中肉を食うことを拒む三郎(今井勝法さん)と端の方で何もしないでいる四郎(祁答院雄貴さん)姿も。



そんな場所にチセ(川添美和さん)が姿見せる。



この集落の長的存在でもあるトト様(若松武史さん)



そしてこの集落にやってきたマヤ(とみやまあゆみさん)マサエ(奥山美代子さん)サキエ(奥野亮子さん)ユキ(堤千穂さん)ナミ(笠島智さん)が男達に襲われる。



マヤに使えるマルタ(松原正隆さん)サメジ(礁井将仁さん)マヤは探していたケイコ(福永マリカさん)がこの村で死んだ事を聞かされる。



そしてここの男達を根絶やしにする為武器を持つ。



そんな中この村唯一の医者でもあるオンジ(寺十吾さん)



ケイコの首と死んだ女性たちの身体を使い蘇生を試みる。



そして雷の力によって残美(福永マリカさん)がその姿を現わすのだが…




初日はほぼ中央の席で観たんですけど今回は左端の方で観た事もあって角度的にも違った視点から観劇する事が出来て。




出演者の方々の表情も以前は見えにくかったところが見えたり1列前になった分近くで観れたところもあってよりリアルに体感出来ました。




今回ちょうど終盤に差し掛かるところで音響トラブルがあり途中で中断する場面もありました。




その間演出を担当されていた寺十吾さんが少し話をする場面もあって。




そんな場面に遭遇する事って滅多にあるわけではなくむしろ私は良かったなと思っていて。




そんな部分も含めて記憶に残る作品を観れた事の方が大きいと。




そんな中でも福永マリカさんは役を全うしようとしていた姿勢が凄いと思いましたし他の出演者の方々も途中から再開してブレる事なく演じられていたところが素晴らしいと思いながら観ていました。




福永マリカさん演じる残美が花を持って擦り寄るシーンがあるんですけどその表情を観ていていい仕草をされているなと思うところもあって。




本編では語られていないですけど本当の姿でもあるエリカという女性はどんな人でどんな生活を送っていたのかというシーンも観たかったなというところもありましたね。




今回姉妹役が2組登場していてその中にも複雑な思いを抱きながら演じているところは見どころの1つでもあって。



奥野亮子さんが演じるサキエは姉でもあるマサエ(奥山さん)の考えには納得出来ないところもあって自分がマサエの夫とも関係を持ったという事を話してもどんな事があっても人を殺さないというブレない心を持つ姉を否定し続ける。




そんな2人の関係性も見逃せないシーンだったり。



堤千穂さん演じるユキとその妹でもあるナミ(笠島さん)の百姓姉妹も最初は怖がっていてもやがてたくましく成長していく姿が描かれるシーンも注目するシーンかと。




今井さん演じる三郎のエリカを好きだったのにも関わらず何も出来ずにただ見ていることしか出来なかったというやるせなさも切なく思うところもありますよね。





出演者の方々ありがとうございました。




9月18日(火)まで上演していますので気になる方は是非。←チケットは全公演完売当日券の方は若干枚出るようです




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)