8月29日(水)19時の回を観てきました。





場所は新宿御苑前にありますシアターサンモール。







作品はDMF/ENG提携公演vol.4『メイカ 魔女と幕末の英雄』




図師光博さん他知っている出演者も多くいらしたので観てきました。



初日公演の日になります。




18時過ぎに劇場に到着。



既に受付の方は始まっていたので階段を降りて入口前の受付で5000円を支払いチケットを受け取る。


物販コーナーが奥にあり手前側には缶バッジのガチャガチャコーナーも。



物販にてパンフレットを購入。←価格は2000円



18時30分になり開場。



劇場内に入って席を探す。




今回はX列の8番。



入口を入って通路側に設置された補助席的な場所の14列目ほぼ中央の席でした。←A列からH列のその次がX列席でその後I列以降になります



舞台上には中央に大木のようなところからツタが垂れ下がっているセットがあり客席からみて右側の方に階段上の方には木の格子のようなセットが組まれている。



18時55分頃にプロデューサーの佐藤修幸さんが舞台上へ。



前説にて注意事項を説明その後武演隊で参加されている石岡遼士さんが舞台上でけん玉を披露する。←世界ランク148位のようで



最初小さいけん玉で披露していましたが後ろの客席の方が見えないだろうと大きなけん玉に持ち替えて披露する場面も。



19時過ぎ舞台の幕が上がる。




上演時間は約2時間20分でした。




ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。


※今回ネタばれの方はしないようにとの事だったのでそのあたりを踏まえての感想に。



幕末長州藩があった時代。



長州の人里離れた森深くにひとりの少女が暮らしていた彼女の名前はマルィーオネ(持田千妃来さん)西洋から日本に渡った魔法使いの末裔。



閉ざされた結界の中で人形魔術の研究に没頭していた。



母親でもある野村防東尼(平田裕香さん)は決して外に出る事はならぬと禁じる。



そんな時ある志士によって結界は破られる。



彼の名は高杉晋作、マルィーオネは人形のセフィーレ(梅田悠さん)とホーネット(石部雄一さん)を使い彼を殺そうとするがこの国を守ろうとする高杉の志を聞き呪文を唱える…呪いの魔法を。



高杉はおふれを出し奇兵隊を募る。




そこには資金を出資する人物白石正一郎(図師光博さん)の姿も。




一方マルィーオネは高杉の事が気になり森から外に出て高杉の後を追うことに。




呪いをかけた高杉が次々と成功を収めている事に納得がいかないところもあった。




そんなある日とある場所に魔法の結界が張られていた…そこに現れたのはイザナ(エリザベス・マリーさん)と名乗るホムンクルスという人造生物を製造する魔女だったのだが…




上演時間が2時間20分という事だったので長いのかなと思っていましたが…全くそんな事はなく時間が経つのを忘れるくらい作品に入り込んでいて。



色々な作品を観ていたりしますけど面白い作品でも何か所かは中だるみするところがあったりするものですがこの作品にはそんなシーンは全くなく。



オープニングのダンスに始まり、殺陣も、笑いどころも、感動させれるシーンも上手く織り交ぜられていてとてもいい作品でした。←中盤でもダンスシーンあり



この作品の見どころの1つとして各キャラクターには相方的な存在の方々がいてそれぞれのやり取りがまた面白い。



客席通路を使った出演者が通るシーンなども席が近い方々にも楽しめる演出があったり。



音楽や照明の演出もこの作品の世界観を後押しする。



魅力的な出演者が多い中でも笑いどころで活躍?しているのが図師光博さん演じる白石正一郎。



下関の廻船問屋の商人でもあり高杉晋作が率いる奇兵隊の出資援助をしている役柄で陰の立役者でもある存在。



マルィーオネ(オマル)から魔法をかけられ出資したいんだけど口から出るのは『断る』という言葉には思わず笑いが。



そろばんを使ったパフォーマンスも面白くて。




そして七海とろろさん演じる白水とのセリフの掛け合いが個人的には見どころの1つでもあります。




梅田悠さんと石部雄一さんのあの見事なまでの人形役が凄くて。←操り人形の動き



動きから表情とかが本当にリアルで。




そのパフォーマンスも楽しめる。




今回初めて観るマルィーオネ役の持田千妃来さん。




自分の生い立ちを知った後の苦悩するシーンやそれ以外でのコミカルな役も見事に演じられていて良かった。





福地慎太郎さんと門野翔さんの軽快な2人のやり取りも面白かったり。



おうの役の水崎綾さんのちょっと抜けているようなちょっとおっとり目の役も新鮮だったり。




松木わかはさんの草ノ明と草次郎の2役の使い分けている部分も良かった。




小島ことりさん演じる三浦も豪快さが溢れていて面白かったりで。




やはり高杉晋作役の寿里さんの生き様がカッコいいというところもこの作品の大きな部分でもあると思います。




他にも見どころ満載のこの作品。




終演後はトリプルカーテンコールで。



寿里さんが最後コメントをされていました。




観終わったあと思わずDVDも予約してしまい。




ENGの作品って『バックトゥ・ザ・舞台袖』から始まって『ロスト花婿』『山茶花』と観ていたりしてどれも面白かったという印象でした。



この作品もこれに続く作品になりましたね。



歴史をあまり知らない人でも楽しめると思いますし、少し奇兵隊について知識を入れておくとより楽しめるのかなと。



出演者の方々ありがとうございました。




9月2日(日)まで上演していますので気になる方は是非。←毎回当日券は出るようです




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)