8月25日(土)13時の回を観てきました。
場所は下北沢にあります本多劇場。
作品はヨーロッパ企画20周年ツアーヨーロッパ企画第37回公演『サマータイムマシン・ブルース』
12時過ぎに到着。
階段には列が並んでいて階段を上がって劇場受付でコンビニで発券してきた注釈付き当日引換券を通常のチケットに交換する。←チケットは4500円
12時30分になり開場。
劇場内へ。
今回席はA列の22番。
最前列の客席側からみて1番右側の席に座る。
見切れ席かと思っていたんですけど意外といい席で良かったです。
13時7分くらいに舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
2003年の8月11日のとあるSF研究部の部室とそこを通って奥の部屋がカメラ部の部室に繋がっている場所。
SF部員と言っている甲本(中川晴樹さん)小泉(石田剛太さん)曽我(永野宗典さん)木暮(酒井善史さん)新美(諏訪雅さん)石松(土佐和成さん)だが実際はSFの研究をしているわけではなく部室で集まる日々。
そんなカメラ部の柴田(早織さん)伊藤(西村直子さん)照屋(角田貴志さん)たちもSF部員と話す機会もあって。
そんなある日SF研究部のエアコンのリモコンが運悪くコーラがかかってしまい使えなくなって部室は暑い状態に。
そして部員の1人が部室の片隅でタイムマシンを見つける。←ドラえもんに出てくるようなタイムマシンの形
曽我が何気なく操作すると昨日の部室へタイムスリップし再びタイムマシンと共に帰ってくる。
他の部員たちはそれをみてエアコンのリモコンがコーラに浸かる前の日に戻ろうとする。
そこに田村(本多力さん)と名乗る人物が現れてそこに置いてあったタイムマシンは自分のものだという。
そして25年前からやってきたというのだが…
タイムマシンを使って8月11と8月12日を行き来するタイムスリップものでもある作品。
常に部室の中で起こる出来事とスピーディーなやり取りと展開そして出演者の魅力溢れる演技と所々で笑わしてくれるシーンが面白かった。
タイムスリップ作品はいくつか観た事はありますけど劇中で繰り返しタイムマシンを使うシーンにそんなに使っていいの?って思う程。
タイムパラドックスの矛盾しているあいまいさみたいな説明もあったりするのですが。
出演者の中で特に本多力さんと永野宗典さんの存在感が半端ではなかったですね。
強い個性と行動やらやり取りで笑わせしてくれて。
永野さんのカッパネタや本多さんのあの独特な語り口調が作品を彩っていました。
今回客演でもある早織さんは以前別の作品でも観せていただいていて約1年振りに作品を観ましたけど。
柴田役はカメラ好きという事もあり普段早織さんも写真を撮られたりしていたりするのでそのあたりは似ている部分もありながらさばさばした役柄が良かったりして。
田村の母親が実は柴田だという事は後半あたりで何となくわかってましたけど。
この続編となる作品『サマータイムマシン・ワンスモア』でこの2人がどう出てくるのかというところも気になります。
あとはタイムマシンで来た自分と過去にいる自分が出てくる時のあの早着替え?の入れ替わりはお見事でしたね。
一瞬のうちに違和感なく登場する人たち。
このあたりも一つの見どころなのかと思います。
出演者の方々ありがとうございました。
9月9日(日)まで上演していますので気になる方は是非。
最後のまで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)