8月15日(水)19時30分の回を観てきました。
場所は下北沢にあります下北沢ザ・スズナリ。
NICESTALKERさんの作品も『1999の恋人』以来2回目。
18時45分近くに劇場に到着。
18時45分になり受付開始。
階段を上がって2階へ。
ロビーで並んで受付にて3600円を支払いチケットを受け取る。
劇場内に入って席を探す。
今回はD列9番の席。
前2列が自由席になっていて3列目からは指定席になっていました。
6列目の客席側からみて右側寄りの席に座る。
舞台上には中央に英語が書いてある大きな開いた本のセット手前側には#NICESTALKERと#ロリコンのすべてと書かれた立て札が置いてあり自由席近くにはおもちゃ類の小道具も。
今回上演前の舞台セットの撮影がOK(SNSでアップしてもOK)という事だったので何枚か撮らせていただきました。
客席は超満席で端の方まで椅子が並べられてました。
19時40分過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間40分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
担任教師の板倉(南米仁さん)に思いを寄せる11歳の少女白勢(白勢未生さん)板倉はその想いを拒絶し続ける一方で彼女の裸の写真を隠し持っていた。
年月は経ち板倉の恋人でもある山本ひかり(山本光さん)はロリコン研究者?でもある佛淵(佛淵和哉さん)に相談にやってくるのだが…
タイトルを聞いてどんな作品なのかと思っていましたけど『ロリコン』について分かりやすく説明がなされていてその中で揺れ動く心情やそれぞれの想いのようなものが語られている作品なのかと。
よく10歳、20歳近く年が離れている人が好きみたいな事をいうとロリコンと言われる事がありますが…この作品に登場するロリコンは11歳から14歳までの少女をさしていて。
なかなかこういった作品に出会う事は少ないですし舞台で行うところもなかったりしますからそういう意味でも新鮮な作品でもありました。
ロリコンだけでなく同世代の恋愛部分も描かれているシーンもあったりしてそのあたりも微笑ましかったり。
それ以外でも演出での面白さが出ているところもあって…小五ロリと書かれた小道具を使って文字を組み合わせると『悟り』という言葉になるというシーンには思わず成る程でしたね。←客席でもかなりウケていましたが
舞台セットも作品の世界観を後押している感じで良かったです。
佛淵和哉さん演じる研究者はロリコンを研究している人物でもあり自分はロリコンではないと言い張るそんな一面を見せる。
相手に詰め寄られておどおどする感じがまたいい役柄でもあって。
今回ウサギの着ぐるみを着た人物も作品に登場するんですけど…私は出てきた時に多分この中の人は佛淵さんだろうなと思っていたら…やはりネタばらしでウサギの顔を取るシーンもあったり。←初演ではそのシーンはなかったようです
劇団ハーベストの宮武佳央さん(お嬢様)とのシーンもあったりするんですけど…そのあたりのやり取りは面白いですね。
劇団ハーベストの何人かは他の作品で観せていただいていたところもあって今回宮武さんは初めてだったんですけど。
とてもいい芝居をされていて良かったですね。
今回女性出演者の存在も大きくて。
この作品のヒロイン的な存在でもある白勢未生さんは板倉との掛け合いのシーンもですけどそれ以外でも輝いていて存在感もあって。
帯金ゆかりさんのちょっと調子のいいでも本当は内気な部分もある役柄も良かったですし。
藤本紗也香さんの舞台に出てきただけで笑ってしまうあの存在感が凄い。
この作品の笑えるシーンのいくつかは藤本さんが全て持っていっていましたからね。←独特な間の取り方など
出演者の方々ありがとうございました。
8月19日(日)まで上演していますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)