5月17日(木)19時30分の回を観てきました。
場所は下北沢にあります駅前劇場。
18時30分過ぎに劇場に到着。
階段を上がって3階へ。
数人の方が階段に並んでいたのでその後ろに並ぶ。
18時45分受付開始。
受付で3500円を支払いチケットと整理番号の紙、終演後のアフタートークで使用する質問用紙も貰う。
整理番号順に劇場内へ。
席は自由席だったので3列目の中央よりやや左側の席に座る。
舞台上には一部屋のセットが組まれていて客席側みて右側には玄関と台所、中央やや左側には横に引くタイプの扉(物置)左側にはベランダのセット。
客入れ時のアナウンスも警察の無線のようなやり取りでケータイ電話の電源オフの説明などをしていてそのあたりも面白かったですね。
19時30分過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間50分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
本番さながらの人質を取られ部屋に潜伏する犯人と対峙する練習をする渡辺(斉藤麻衣子さん)と鍋島(板垣雄亮さん)
強盗殺人容疑で手配中の男。
捜査本部は男の立ち回り先として元交際相手だった女性尾藤(辻香音さん)の自宅付近を張り込む為アパートの一室を借りる。
柚木(服部ひろとしさん)下岡(園田裕樹さん)武藤(相樂孝仁さん)そしてベテランの岩瀬(こくぼつよしさん)が対象者を監視する。
一方尾藤はフィットネスジムでインストラクターの徳島(小笠原佳秀さん)とちょっといい関係?になりつつあった。
尾藤と共にジムに通う緒方(廣川真菜美さん)と徳島の事が気になっている松谷(杉岡あきこさん)
そして別件の事件で徳島を追う捜査二課の亀村(鶴町憲さん)
はりこみ人員不足の為渡辺も現場へ。
果たして犯人?は現るのか…
同じ一室を使ってはりこみ現場だったりフィットネスジムだったり時に警察内だったりと変わっていくシーンが面白かった。
警察のはりこみならではのお約束アイテムあんぱんと牛乳ネタもあったりして。←それが何故かあんぱんとお茶というツッコミどころありな展開へ
出演者の個性も余す事なく出ていて魅力的に感じたり。
まさかこの人も警察官だったのかという展開も?
今回園田裕樹さん以外は初めて観る方々が多かったです。←園田さんは『はらぺこペンギン』や『鵺が、』などで観ていましたけど
今回の中心人物でもある斉藤麻衣子さん演じる渡辺は何でもこなりしてしまうスーパーウーマン的な存在。←本を読んでしまうだけでスポーツやその他の事も出来てしまう
正義感が強くてその部分が面白さ(笑い)に繋がっていくところもいいですよね。
カウンセラー畑町役の田村かなみさんとのやり取りも面白かったです。
あと衣装が色々変わっていくところが見どころですね。←スーツ姿からラフなスタイル(可愛らしい)までと幅広い
亀村役の鶴町さんのあの関西弁にも笑わせてもらいました。←亀村は茨城県出身でエセ関西弁を使う
登場するなりあのインパクトのあるもの言いと表情が絶妙で、園田さん演じる下岡は兵庫県出身という設定で普段は関西弁を話さないということなのですが…その時の鶴町さんと園田さんとのやり取りも見どころ。
こくぼつよしさんの岩瀬はベテランの刑事役で中央で将棋を打ちながらはりこみするんですけど…ぼそっいうセリフ一言一言がじわりときて面白い。
澤木役の平塚正信さんと十勝役の土屋神葉さんは上司と部下の間柄だったりするのですが…十勝は本部の上の人間の息子という事もあって生温い環境で育ってきた警察官とは思えないあの感じがいいアクセントになっていて。←覆面パトカーの車体を擦ったり絡まれている人を見ても助けなかったり
松谷役の杉岡あきこさんのまさかの展開にもやられました。←登場してからの怪しい雰囲気が最高でした
インストラクター役の小笠原さんの胡散臭いところもまた魅力?←さすが詐欺師です
展開がどんどん変わっていくのであっという間に時間が過ぎたそんな感じで。
作品自体も大いに笑わせてもらって楽しい作品でした。
終演後は5分間の時間をあけて開演前と後に回収した質問用紙を使っての脚本演出担当の板垣雄亮さんによるアフタートーク。←15分くらいでした
今旬の時事ネタを質問するものもあれば作品についての質問など様々あってこちらも面白かったです。
出演者の方々ありがとうございました。
5月20日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)