2月18日(日)13時の回を観てきました。
場所は上野にあります上野ストアハウス。
12時20分くらいに劇場に到着。
階段を降りて通路奥の受付で4500円を支払いチケットと14番の番号札を受け取る。
12時30分開場。
番号順に劇場内へ。
前列2列まではプレミアムシートで3列目以降が自由席。
私は6列目の通路側右側の席に座る。
舞台上にはグレーの四角いボックスが円を描くように置かれていて奥側には夜景のセットが組まれている。
13時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますので内容を知りたくない方は読まないで下さい。
EPISODE1『プレアデス星人の告白』
神居多町の駅前に突然現れたミステリーサークル。
大学生の田宮慎之介(戸田翔さん)はミステリー好きのサークル仲間でもある貝塚通(中川輝己さん)と朝野リク(福田直人さん)プレアデス星人について語り始める。
そんな時朝野の知り合いでもある阿部月子(久保樹莉亜さん)からプレアデス星人の著書を書いた三島行成(小笠原修人さん)の妹でもある三島杏里(青柳伽奈さん)がこの学校の生徒だと聞きつけた田宮は杏里に会いに行く。
田宮は杏里に兄の行成に会わせてくれるようお願いをする。
渋々承諾をした杏里は田宮を兄に会わせるのだが…
EPISODE2『アイムホーム』
鳥居瑞季(嘉陽光さん)は妄想好きな少女でぬいぐるみのクマ花ちゃん(中村拓未さん)を抱き抱えている。
そんな時家に吾妻クリニックの吾妻賢介(的場司さん)が訪ねて来る。
瑞季の姉でもある鳥居佳代(伊藤えみさん)に逢いに来たと思っている瑞季。
日に日に妄想が膨らむ瑞季はクマのぬいぐるみが人になったりいい妄想がやがて悪い妄想へと変わっていく。
そんなある日、吾妻クリニックに二階堂数希(務台敏紀さん)と警察官でもある赤嶺悠斗(畑山孝幸さん)が訪ねて来る。
対応する看護婦の金山裕理(大川香織さん)は嫌な雰囲気を感じる。
吾妻に話す二階堂の言動はあやしい赤嶺にその事を話すと以前とある事件に関わっていた首謀者だというのだが…
EPISODE3『REGRET』
丸尾恭一(鈴木勤さん)芦澤奈津子(福田真夕さん)畦地祐介(一内侑さん)中山理央(水野夏子さん)鯨岡雛子(高杉理奈さん)はシェアハウスをしている。
丸尾と芦澤は付き合っている仲を告白する。
そんなある日管理人の貝塚天音(サンイーシャンアデルさん)のところに丸尾春道(北野恒安さん)がやって来てシェアハウスをしたいと頼んでくる。
恭一の父親だと名乗る彼をシェアハウスさせる事に。
しかし恭一は春道の事を父親だと思ってはいなかった。
春道が一緒に住む事により徐々に変わり始めるシェアハウスの住人たちだったが…
オムニバスの3作品でどれもそれぞれに違った雰囲気のあるストーリーだけど同じ神居多町で起こる出来事で。
ミステリーサークルも作品それぞれに関わってくる話も出てきたり。
ミステリーっぽい作りでもあるので不思議な感じの作品もあれば今どきの話もあったりして。
笑いもあり感動するような場面もあったりと1作品だけでもじっくり味わえて内容も深い作品でした。
映像を使った演出も作品の世界観を出していて良かったです。
コングラッチェメンバーは各作品に出演していましたけどそれぞれに良い役だったり役として光っている部分を見せたりしていてホボホボで観ていたあの時とは違う成長した姿がみれてこちらも嬉しく思いました。
特に大川香織さん演じる看護婦役はナース姿も良かったですけどそれ以外でのコミカルな表現と表情や同じ役だけど違った顔を見せるシーンもあったりしてその部分もいい。
病院にやってきた2人の男性を好みか好みかじゃないかで対応を変えてくるシーンや後半での飲み物を持ってきてこぼすシーンでの小道具のやり取りが面白かったですね。
EPISODE1では青柳伽奈さんが演じていた杏里役が良かった。
強気な役柄だったりするんですけどラストで慎之介が小さい時に描いたプレアデス星人の絵を見て勇気をもらったというシーンは素直な部分が見えたりしていて微笑ましかったです。←昔幼い頃虐められていた経験もあって
EPISODE2での伊藤えみさんの佳代役は後半解離性同一障害(佳代の中に死んでしまった瑞季と花ちゃんの意識が入り込んでいる)を演じているシーンは表情や演じ分けが上手いと思ってみていました。
EPISODE3での高杉理奈さんは自然体な感じで演じられていてそれが好印象だったり後半では春道の秘密を探るためDNAを採取して行動したり陰のムードメーカー的な存在でした。
終演後は畑山孝幸さんからコメントがあったりしました。
出演者の方々ありがとうございました。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)