11月14日(火)20時の回を観てきました。
場所は新大久保にあります新大久保ホボホボ。
作品は演宴会×演劇部コングラッチェ‼︎「Playing Family」再演。
コングラッチェ‼︎を初めて知るきっかけになった作品です。←今回がコングラッチェ99回目の公演
19時30分近くに会場に到着。
受付で2500円を支払いドリンクメダルを貰う。
今回は2列目の中央あたりの席に座る。
舞台にはソファなどが置いてありました。
今回客席にはこの作品の脚本を手がけた原将明さんの姿も。
少しすると小塚昴侑さんが前説として登場。
そして客席にいたハラマサさんが舞台上に呼ばれ前説をするというちょっとお約束?な展開に。
20時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間でした。
ここからネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
遠藤直喜(福田直人さん)がある場所にやって来る。そこに1人の女性関口(大川香織さん)が家族形成計画について話し始める。
知らない人と一緒に住めば国が生活を補助してくれると言うのだか…そんな直喜は家族の末っ子として家族形成計画に参加することに。
そこには知らない人物、姉役の小野マイ(入江彩乃さん)父役の岩井(高杉理奈さん)母役の山本(清水健太さん)兄役の林(大川徹さん)との家族生活が始まろうとしていた。
笑って泣けてほっこりさせてくれる作品。
初演の時に観たメンバーは直喜役が福田直人さん、関口役が橋本和さん、父役が長嶋はるかさん、母役が山岡竜弘さん、姉役が大川香織さん、兄役が金森だいすけさんでした。
話自体は初演とは変わらないと思うのですが山岡竜弘さんの演出で新たに生まれ変わった作品だなと思っていたところもあって。
オープニングでの紐を使った演出もいいですよね。
あの紐って家族の絆をイメージしているような気がして赤い糸で繋がっているという表現がありますけどまさにそんな感じがしてました。←見えない絆が表現されて
劇中で暗転している時に家族の会話(直喜の声は聞こえない)があるんですけど、あのあたりの声だけの演出って観る側の想像力を掻き立てるような演出ですよね。
暗い中声だけが聞こえて今どんな風になっているのか観る側1人1人違った感じ方をするのではないかと。
初演の時のメンバーは福田さんと大川香織さんでしたけどあの時の福田さんとは違っていて直喜の嫌味にならないくらいのあの反発する態度と少しずつ変わっていくところが良かったですよね。
ラスト自分が親になって岩井と山本に『親ってどうやるの?』っていうセリフも印象的でした。
大川さんは初演ではお姉ちゃん役であの時も目立つ存在だったんですけど今回はその家族を見守る側の役で今まで観てきた作品の役ってどちらかと言えば可愛らしさのある役が多かったと思いますけど今回は大人の女性が役から溢れていてその部分もまた新鮮でいい役回りだったと思います。
清水さんが演じるお母さん役と高杉さん演じるお父さん役はこの作品の面白さを引き立てる役だったりしますよね。
男女逆転の役というところが同性では出せない要素もあってそのひとつひとつの表現や仕草が良かったり。
お父さん役を一生懸命演じようとしている反面お父さん役から離れた瞬間のあの開放された弾けっぷりは面白かったですしお母さん役のあの独特な雰囲気がなんとも言えず笑ってしまう。
自分の母親に親孝行出来ずその事がお母さん役を演じる理由の1つだったというところもあって。
最後の方での2人の会話シーンも良かったですよね。←やまやまとか言うシーンって朝劇下北沢平日『下北LOVER』での福永マリカさんと山岡さんとのシーンを思い出していました
大川徹さん演じるお兄ちゃん役はとにかく笑っている印象が強くて歌も上手いというところも大きい。
家族がいない生活を送っていて今回この家族計画で家族を作れたというところに喜びを感じている部分が大きくあらわれていました。
入江さん演じるお姉ちゃんとのシーンも良かったですよね。
入江さん演じるお姉ちゃんも自然な雰囲気が出ていて家族を和ませる存在でもあって魅力的な役でした。
公演後に公演カードを購入。
そのあとスペシャルドリンクを注文。
宴会でのレクリエーションではヤングチーム(福田さん、入江さん、大川徹さん)とアダルトチーム(大川香織さん、清水さん、高杉さん)に分かれてのチーム戦でお題を出された事に対してそれを連想する事柄を同時に言って同じ答えであればポイントがもらえるというゲーム。←ちなみに私はヤングチームの方に
例としてはコングラッチェと言えば…みたいな感じで。
最初はなかなか答えがあわなかった両チームもポイントをゲットしてアダルトチームの勝利。
スペシャルドリンクを注文したお客さんの中でじゃんけんをして勝った方が出演者全員のサインに加えハラマサさんと山岡さんのサインも入ったフライヤーをプレゼントされていました。
最後は出演者とハラマサさんも舞台上に上がって一本締めで宴会も終了。
入口で出演者の方やハラマサさんやお客さんとして来ていた服部喜照さんも混じってのハイタッチをその場を後にしました。
出演者の方々ありがとうございました。
来年1月にも公演をする事が決定したようなので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)