7月24日(月)19時30分の回を観てきました。




場所は中野にあります中野テアトルBONBON。


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作品は鵺的第十一回公演『奇想の前提』。


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今回で2回目の観劇になります。




19時過ぎに劇場に到着。






チケットの半券を切ってもらい階段を上がって2階へ。

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今回の席はF列6番。




前から6列目の客席側からみてほぼ中央の通路側の席でした。




舞台上には客席側からみて左側に本棚のようなセット右側にはガラス窓をいくつか貼り合わせたような感じのもの中央には石壁に草が巻きついていてその真ん中は長方形の穴が開いているようなセットが組まれている。




上演時間は約1時間55分でした。



初日の感想はこちらから


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こここらはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。



三重県旧志摩郡の南端に小島が浮かんでいる地元の人間は沖の島と呼んでいるが…かつてパノラマ島と言われた場所でもあった。



そのパノラマ島に携わった菰田家の末裔が今でも住んでいる。




そこで起こる菰田家の出来事とは…




前回は前の方の席だったんですけど今回は後ろ側のほぼ中央の席で観れました。




いや正直この席で初日観たいと思ったくらい全然見え方が違くて。




今回のセットも凄くいいと思っていてそれが見事に隅から隅まで観れて圧巻でした。




この作品1回は後ろ側で観るべき作品。




前席で見逃していたシーンも全て観てラストシーンも初日よくわからない状況で終わっていたので。



ラストシーンをまじまじと観れました。




あのシーンはゾクッとする。




前列だと照明が強くてあの後ろ側の部分が観れなかったんですよね。




怖い部分が強調されていたりしますけど笑えるシーンもあったりして。




2時間サスペンスドラマよりも濃いドラマが展開されていてやっぱり舞台は違うと思いながら観てました。




福永マリカさんのシーンも遠目で観ていましたけど細かい仕草とか表情などもされていて前回オススメのシーンとして言っていたところも良かった。



マリカさんが演じる菰田燦子の従姉妹に当たる菰田日美子役の青山祥子さん。




今回のこの作品ではヒロイン的な存在。




マリカさんの役とは対照的で争いを好まない真っ直ぐな心を持っていて菰田家の祖母の血を受け継いでいる為自然の気持ちや声を聞くことが出来る霊媒師の能力を持っている。←マリカさんも能力を持っている




それを自分自身嫌だと思っている。




序盤での独白部分やマリカさんとの対立シーンそしてラストの『お父さん〜!』と叫ぶシーンが泣けます。




普通のシーンから感情的なセリフまでとてもいい役者さんだと思います。




そして東小路真理亜役の奥野亮子さん。




菰田源三郎の血を色濃く受け継いでいる。




菰田家が財政難という事で援助しているところも。



性格は自分の意思は貫き通すキリッとした役で感情的な部分はあまり見せず冷静な女性のイメージ。



ただ存在感は大きい。




パノラマ島を観光地にしようと考えている。




菰田家の人間との対立するシーンが見どころでもありますね。




あと1つ気になったのが初日にはなかったと思われるオープニングでのあのシーンにランドセルを背負った女の子が一瞬出てくるんですけど…




あれが本当に怖い。




一瞬チラッと見せるあの演出は観る側の心理を分かっているかのようなシーンが結構多いので。




終演後下の物販のコーナーで悪魔を汚せに出演されていた祁答院雄貴さんがいらしてました。




出演者の方々ありがとうございました。




7月30日まで上演されていますので気になる方は是非劇場へ。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)


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