3月18日(土)19時の回を観てきました。
場所は新大久保にあります新大久保ホボホボ。
作品は86第一回公演『春ノオト』
今回原将明さんとチング・ポカさんが出演されていたので観てきました。
18時30分頃に到着。
入口で3000円を支払い中へ。
今回席の方が少し変わった並びになっていて。
私はバーカウンターの奥側2列目あたりの席に座る。
舞台上には客席側からみて左側にテーブルと椅子が2脚、中央にはソファーが置いてある。
今回バーカウンターから舞台に向かって出演者が通れるようなセットが組まれている。
ドリンクを注文して少しすると86メンバーでもある南洋介さんが前説として登場。
原将明さんから『客席をあたためてきて』という話をされたようでそのあたりも踏まえて86という意味を説明。←南さんと梶原拓人は86年生まれという繋がりから86になったとか
19時過ぎに舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間30分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
ようちゃん(南洋介さん)と春樹(梶原拓人さん)は親友同士そんな2人が働いているお店の店長(チングポカさん)は2人の夢をあたたかく見守っていた。そんな店長もある悩みを抱えていた…
一方別世界では怪我を負ったハル(南洋介さん)をノア(梶原拓人さん)が助け自分の家に連れて帰ることに…
この作品現実世界と不思議な世界の2つの物語が交互に進んでいく展開になっていて。
その中にそれぞれの希望や夢、感動的なシーンや笑いもある作品。
セリフの中にも心に響くものもあったりして…人生とは?のところで『道』という言葉になるほどと思えたり。
それぞれ葛藤するシーンでも心を打つところもありました。
『春』パートと『ハル』パートがあり今回出演している原将明さんは『春』パートのプロデューサーを名乗る男を演じていて。
チングポカさんは『春』パートでは店長役を『ハル』パートでは老人を演じています。
ハラマサさんの役どころは春樹の作品を気に入ってプロデュースしたいと話を持ちかける悪い役を演じています。
ところどころで笑いやアドリブなども入れてくる部分もあって面白い展開もあったりしますが後半になりその話が嘘だということがわかった後のハラマサさんの役の変化には驚かされました。
今まで悪役というのは観たことがなかったところもありますが最後までそれを貫き通していたところは今回の作品の見どころでもあると思います。
そんな部分もカッコいいと思いながら観ていました。
ポカさんの役どころは『春』パートでは店長役で明るくて気の良さが出ていて奥さんと娘がいる設定なのですが離婚をしてしまい奥さんには今好きな人がいるという展開。
ラストに流れる映像でのポカさんと娘が一緒に散歩しているシーンは声などは一切入っていない映像のみですけど観ているだけで心があたたかくなるようなそんないい映像でした。
『ハル』パートでは謎の老人を演じていて店長とはまた違った一面をみせるポカさんの演技がまた良かった。
ポカさんの作品って前から色々観させてもらっているんですけどそれぞれいい役どころの作品が多くて観ていても楽しい。
南洋介さんと梶原拓人さんも今回初めて観させてもらいましたがそれぞれに味を持った方々で次回公演もまた観て観たいと思いました。
出演者の方々ありがとうごさいました。
3月20日(祝・月)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)