2月22日(水)19時の回を観てきました。
場所は広尾にあります天現寺スクエア・多聞ホール。
福永マリカさんが出演していたので観てきました。
こちらでの観劇は今回が初めて。
18時30分過ぎに会場に到着。
受付で3000円を支払い中へ。
席は自由席だったので客席側からみて2列目の右側寄りの席に座る。
舞台上には客席側からみて左側にグランドピアノ中央には白い椅子が4脚置いてあり壁には絵の額縁なども飾られている。
19時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間40分でした。←途中10分間の休憩あり
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
作品は『注ぎ足し』『スイッチ』『銀紙』『渡り廊下の向こう』の4作品で注ぎ足し、スイッチ、銀紙は短編作品。
短編作品には3姉妹が登場し、長女役の福田真夕さん、次女役の寺田有希さん、三女役(マミ)福永マリカさんそれぞれの短編作品に。
作品全体的にはリーディング的な感じでもありますがそれに少し動きが入った感じで。
マリカさんが出演された作品は『銀紙』
恋愛には程遠いと思っていたマミは友達とその彼氏と3人で一緒にいるうちに彼氏の事をいつの間にか好きになってしまい友達には内緒でお互い付き合い始めてしまう。
好きになってしまった気持ちと友達を裏切ってしまいその思いを秘めながら葛藤する表情などは良かったですね。
こちらにもその苦しい思いみたいなものが伝わってきました。
ちょうど私が座っていた席がマリカさんが演じている表情が見える場所でもあったので。
寺田有希さん演じる次女はしっかりしていて他の人達からは頼られている存在、でも本当は弱い部分もあって…そんな表情がまた切ない。←作品は『スイッチ』
そんな付き合っていた彼氏に別の彼女が出来て『お前は俺がいなくても大丈夫』的なセリフを言われた時の表情もグッとくるものがありました。
3姉妹の短編作品はどれもハッピーエンドではないのが観ている方も切なくなってしまいます。
千代将太さんと藤村聖子さんが出演していた『渡り廊下の向こう』
学生時代の甘酸っぱい恋愛模様を描いた作品になっていて。
深夜のラジオ番組で育ってきた私にとっても何だか懐かしく思えるそんな作品でした。
藤村さん演じる役は優等生で実の父親ではない人から暴力を受けている。
そんな環境でも明るい表情を絶やさない姿や表情などは素敵でした。
そんな藤村さんを好きになってしまう千代さんの役もまたもどかしさみたいなものがありつつもそんな姿にホッとされられるところもあったりして。
出演者の方々の衣装が白で統一されているところも印象的で。
作品の途中で入るピアノの伴奏も素敵でした。
出演者の方々ありがとうございました。
2月26日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)