2月18日(土)19時の回を観てきました。
場所は下北沢にあります本多劇場。
作品はM&Oplaysプロデュース『皆、シンデレラがやりたい。』
18時30分過ぎに劇場に到着。
入口にてチケットの半券を切ってもらい劇場内へ。
前から14列目のほぼ中央な席で。
舞台の方を上から見下ろすような場所でもあったので比較的全体がみれるような場所でした。
客席からみて舞台上左側にはバーカウンター右側にはカラオケスペース中央には赤いソファーが並んでいる。
19時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間45分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
赤瀬由衣(根本宗子さん)と榎本幸枝(高田聖子さん)バーカウンターで年末に赤瀬がやっていたお金がいいバイトの話を榎本がしきにり聞いている。
そんなところにこのバーを経営をしている神保裕子(猫背椿さん)角川明海(新谷真弓さん)がやってきて自分達が応援している一ノ瀬陸・りっくん(石賀和輝さん・写真)の話を始める。
同じファンではあるが性格的にそれぞれがあまり好きではないと思っている部分を見せずに…
そんな時、一ノ瀬陸がツイッター上で炎上する出来事が起こる。
その炎上するキッカケを作ったのが彼と付き合っていると噂になったアイドルの三村まりあ(新垣里沙さん)
そんな彼女にファンだった3人がツイッター上で悪口を書き込み拡散させようとするのだったが…
高田さん、猫背さん、新谷さんのそれぞれの個性が強く出ていて全く異なったファンとしての心情が表現されていて細かい描写もありつつ、そんな気持ちもわかるような場面もありました。
根本さん流の笑いも随所に入っていて面白かったですね。
細かいファン心理的な部分もあったりしてそのあたりがリアルだったり。
新谷さんが演じる角川はお金持ちの古参ファンでお金を注ぎ込んで応援しているファン、かたや高田さんが演じる榎本はまだファンになって日も浅くお金をあまりかけずに応援しているファン。
その中立的な立場のファンでもある猫背さんが演じる神保。
性格的には合わない3人がお互い好きでもある一ノ瀬陸という人で繋がっているところもまたリアルな表現がされていて面白かったです。
小沢道成さん演じる筒井裕翔は三村まりあのマネージャー役でもある三村の事が好きでもある役。
赤瀬を演じている根本宗子さんは榎本とは母娘の存在でもあるが血の繋がりのない関係。
風俗の店で働いていて後半でのある出来事に関係している役柄でもあります。
ラストのホストクラブでのシャンパンタワーシーンも凄かったですけど…新垣さんと根本さんとのやり合うシーンもなかなか見ごたえがありました。
終演後は鳴り止まない拍手でトリプルカーテンコールでした。←初日などもトリプルカーテンコールだったようですが
出演者の方々ありがとうございました。
2月26日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)