1月10日(火)19時30分の回を観てきました。
場所は新宿三丁目にありますSPACE梟門。
小崎愛美理さんや奥野亮子さんも出演されているので。
18時50分過ぎに劇場に到着。
階段を上がって受付にて3500円を支払いチケットを受け取る。
入口にてチケットを見せて中へ。
席の方はB列の10番。
2列目の一番奥側の席でした。
10番以降の方は早めに劇場に入る事をオススメします。
席の間も殆どなく奥側の席の場合入りにくいところもあるので。
舞台には背もたれが網状になったパイプ椅子が4脚並んでいてその後ろ側には客席側左より小崎愛美理さん、奥野亮子さん、堤千穂さん、川添美和さんの顔写真が飾ってある。
19時30分過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間40分でした。
ここからはネタばれ(一部ネタばれは除く)が含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
女性4人の連続殺人事件が発生その殺人犯は男性カメラマン(橋本恵一郎さん)しかしその後5件目の事件が起こる。その犯行は連続殺人と似てはいるがカメラマンの犯行ではなかった。
その犯行の濡れ衣を着せられたカメラマンは街に出て情報を探す。
その女性被害者の写真は一枚もなく情報をもとに手がかりとなる場所にたどり着いたそこは写真スタジオ『フォトジェニック』。
そこの店主でもある町田古雅音(小崎愛美理さん)とフォトジェニック所属のモデルでもある早船月子(奥野亮子さん)打村瑠衣(堤千穂さん)カメラマンの三崎彩名(川添美和さん)から情報を聞き出そうとするのだが…
今回の鵺的は舞台での展開と映像を使った魅せ方で独特な世界観とサスペンスホラー要素のある作品。
カメラマン役の橋本さんの怪しげな雰囲気と少し無機質な感じがまた印象に残りました。
ストーリーテラー的な語りもあって、そんな語り口調が何処と無く鵺的『悪魔を汚せ』の祁答院雄貴さんのあの独白するシーンと被るイメージがありました。
映像の方では出演者以外の方も出ていてそこでも映像ならではの世界観もあり、実際自分がモデルを撮影しているかのようなカメラワークもあってそのあたりも面白い。
ただ前作の鵺的『悪魔を汚せ』の作品のパンチ力と凄さを比べてしまうとやや劣る部分もあったかとは思います。
そして最後の方でのあの展開には驚かされましたね。
やってくれたな的な印象深い展開でした。
小崎愛美理さん演じる古雅音はフォトジェニックの店主でもあり女性ではあるのに男性の雰囲気を漂わせている役。
今回重要な役柄でもある殺された謎の女性(下條久須美)の恋人でもあり女性を殺した真犯人でもある。
最初の部分で私も女性しか興味がない(レズ)役なのかと思いきや実は男性だったという展開で。
そうなった背景には過去にあった学生時代の出来事が…
後半での過去を語る独白シーンでは迫力と怖さもあって愛美理さんの演技力があます事なく出ていたのかと。
所々で見せるシーンでもドキッとさせられるところあったりして。
個人的には最後の方のあのシーンがちょっと懐かしく思ったりしてました。
奥野亮子さんの月子役は自分の容姿に自信がない霊感の強い女性。
多分この作品での唯一笑えるであろうというシーンでの橋本さんとのやりとりが良かったですね。
自信の無さが後半になって徐々に変わっていくようなそんな役だったような気がします。
悪魔を汚せ、鵺が、はらぺこペンギンと別の作品も観させていただいていましたけど今回もまた違った役柄を観させてもらいました。
出演者の方々ありがとうございました。
1月15日(日)まで上演されていますので気になる方は是非。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)