11月8日(火)12時の回と17時の回を観てきました。
場所は下北沢にあります下北沢ザ・スズナリ。
こちらで4回目の観劇、千秋楽になります。
16時30分に劇場に到着。
階段を上がり2階へ。
12時の回に珍渦虫のサントラCDを購入。←こちらにはグリンピースの歌も入っています
12時の回はベンチ2列目の2番席。
場所的にはほぼ変わらない感じですが、1列違っただけでも見え方がかなり違いました。
舞台上には深海をイメージしたようなセットが組まれていて客席からみて右側の岩の部分には金魚鉢?のような入れ物、左側にはメッシュ生地の白い緞帳のようなものと木の机と椅子があり机にはノートパソコンが置いてある。
上演時間が近づいてくると水野美紀さんによる劇場アナウンスが流れる。
かなりたどたどしい喋り方でその内容も笑いを誘っていました(*^^*) ←思わず突っ込みを入れたくなるような
17時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間50分でした。
簡単なストーリー説明。
ラノベ作家の桐生たくみ(ノゾエ征爾さん)は引きこもり作家。執筆中に尻の激痛に耐えながら先に進まない作品…そんなスランプ状態に陥っていた時、新人編集者でもある吉川麗子(伊藤修子さん)がやってくる。
吉川のアドバイスもあり作品の中の引きこもりのヒーロー影山たぎり(猪塚健太さん)と恋人でもあるうずみ(福永マリカさん)たちの話も動き始める。
作品がようやく脱稿したと思われたが桐生たくみの本当の顔がネットに流出、それを流したのは吉川であった。
吉川は桐生を今の苦しみから解き放とうとした行動だったがそれに絶望した桐生の怒りが闇の海の世界へ。
桐生が幼少期の太郎(平竜さん)の出来事を思い出そうとするが記憶が欠落している部分が…その欠落している部分を知る影山たぎり。
太郎の養父(宮下貴浩さん)は太郎の母(福永マリカさん)の叔父にあたりその養父と結婚した養母(水野美紀さん)とその息子タクマ(米村拓彰さん)とカズ(坊屋たいとさん)
養父に薬と偽って毒を飲ませ続ける養母そして養父は他界、太郎の母にも毒を飲ませる養母。
知的障害でもあった太郎の母は太郎に迷惑がかかると思い自ら海に身を投げる。
魚に生まれ変わった母と一緒に遊ぶ太郎。
それが最初のシーンと繋がっているんですよね。
初日舞台感想はこちらから
2回目の感想はこちらから
ラストはそれぞれが抱える闇の部分が解決されていってその先の未来が見えるようなそんなシーンに感動を覚えました。
千秋楽は特にハプニング?やアドリブがかなり入っていたりしてそのあたりも楽しめましたね。
マリカさんの役柄はうずみで笑わせてもらって母役で泣かせてもらったそんな2役。
母役のラストの『太郎ちゃんはいい子、太郎ちゃんは悪くない!』というセリフのくだりのシーンは泣かされました。
本当に素晴らしい作品でした。
終演後はカーテンコールが4、5回くらいあって本当に凄かったです。
鳴り止まない拍手も印象的で。
あんなカーテンコールは初めて観ましたから。
出演者の方々ありがとうございました。
全18公演お疲れ様でした。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)