11月1日(火)19時の回を観て来ました。
場所は下北沢にあります下北沢ザ・スズナリ。
今回で2回目の観劇になります。
18時30分に劇場に到着。
階段を上がり2階へ。
受付にて女性スタッフの方に5000円を支払い予約していたチケットを受け取る。
そのまま劇場の中に入って席を探す。
今回はベンチ2列目の8番席。
舞台上には深海をイメージしたようなセットが組まれていて客席からみて右側の岩の部分には金魚鉢?のような入れ物、左側にはメッシュ生地の白い緞帳のようなものと木の机と椅子があり机にはノートパソコンが置いてある。
上演時間が近づいてくると水野美紀さんによる劇場アナウンスが流れる。
かなりたどたどしい喋り方でその内容も笑いを誘っていました(*^^*) ←思わず突っ込みを入れたくなるような
19時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約1時間50分でした。
ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。
ラノベ作家の桐生たくみ(ノゾエ征爾さん)は引きこもり作家。執筆中に尻の激痛に耐えながら先に進まない作品…そんなスランプ状態に陥っていた時、新人編集者でもある吉川麗子(伊藤修子さん)がやってくる。
吉川のアドバイスもあり作品の中の引きこもりのヒーロー影山たぎり(猪塚健太さん)と恋人でもあるうずみ(福永マリカさん)たちの話も動き始めるのだが…
初日舞台感想はこちらから
前回一番左端の席だったので見えないシーンがいくつかあってそのシーンも全て観れたのが良かったですね。
端で良かったシーンもいくつかあったんですけど。
やはり席が違うと雰囲気も全く変わっていて色々な角度から観れてこの作品の世界観に浸れました。
間近で観る後半のあの波の演出は迫力がありました。
ラストそれぞれが悩み苦しんでいるものを克服していくシーンに希望の光が見えたような気がします。
マリカさん演じるうずみは可愛さと時に見せる突きはなす態度が絶妙でその部分が笑い要素でもあり魅力的なところでもあります。
中央で観ていて前回観ていた時よりも光り輝いて見えていましたから。
そしてもう一人の役柄でもある桐生の母役との違いが観れるというところも今回の作品では大きいところ。
表情が全く違いますからね。
同じ作品の中で全く違った役どころと違った表情を観れるのはなかなかないことですから貴重だったりします。
水野美紀さんもいくつかの役柄を演じていますが養母の悪魔ぶりが凄いですね。←珍渦虫が取り憑いているから?
桐生たくみの幼い頃の太郎のことを『お前は悪魔の子だよ!』というシーンがありますが…それはあなただよ!と言いたくもなってしまうほど。
水野さんと伊藤修子さんとのあの絶妙な間の取り方はいい味になっていて面白いですよね。
他にも色々と面白いシーン(シューマイやグリンピース、女子高生?など)があったりしていていい作品だと思います。
終演後はダブルカーテンコールもありました。
出演者の方々ありがとうございました。
11月8日(火)まで上演されていますので気になる方は是非劇場まで。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)