9月26日(月)19時の回を観てきました。
18時30分過ぎ劇場に到着。
場所は池袋にありますシアターグリーンBIG TREE THATER。
作品はENG第5回公演「バックトゥ・ザ・舞台袖」。
18時30分過ぎ劇場に到着。
受付にて4500円を支払いチケットを受け取る。
私はパンフレットを購入。←価格は2000円
階段を上がっていって劇場内へ。
今回の席はF列の4番。
客席からみて6列目の左側から4番目私の隣が通路になっていました。
この席がいい席になることをこの後知ることに。
舞台全体が見えるいい場所でした。
舞台にはセットなどは何も置かれていない状態。
少しすると総合演出でもある佐藤修幸さんが舞台へ上がり前説。
その後19時過ぎ舞台の幕が上がる。
上演時間は約2時間15分でした。
今回は公式の方でネタばれが一部NG(役名など)になっていますのでその部分を抜かしての感想になります。
舞台の内容についても多少触れますので内容を知りたくない方は読まないで下さい。
舞台上演している舞台袖で巻き起こるタイムスリップコメディ舞台劇。
舞台となる舞台劇は『THRee's(スリーズ)』という作品。←三国志を題材にした話
主人公でもある演出家向谷修(加藤凛太郎さん)を中心に話は展開されていきます。
総勢24人の出演者は個性豊かな面々でこのメンバー1人が欠けてもこの作品は成り立たないと思えるくらいの作品。
オープン二ングでの加藤凛太郎さんと水崎綾さんとの掛け合いが客席の通路を使って展開され私の横も通られたのでラッキーでした。
そして出演者24人による舞台上でのパフォーマンス…これには圧巻。
これだけを観ただけでこの作品面白くなるに違いないと期待を膨らましながら観ていました。
このシーンでかかる曲もとある作品で聴き覚えのある似たような曲に思わずにっこり。←タイムスリップものと言えば…
29年前の時を行き来し2つの場所で行われている舞台を成功に導けるのか?
主人公でもある加藤凛太郎さんは今回初めて観たんですけどパワフルな演技とフットワークの軽さに凄い役者さんだなと思いました。
今回この舞台でも出演者たちを引っ張っていく役回りでもあるので。
そして加藤さんと共に作品を盛り上げているのが竹石悟朗さん。
竹石さんの演技も今回初めて観させていただいて格好良さの中に頼りなさ気な役柄がまた親近感があって、でも決めるとこではしっかり決めてくれるところがいいですね。
朝劇下北沢平日メンバーだった山岡竜弘さんと図師光博さんもこの作品で共演。
山岡さんの役柄はその場にいるだけで存在感があって常にまわりを見ながら演じる姿が良かった。
普段見る機会がないであろう舞台衣装もカッコよくて。
個人的には竹石悟郎さんと竹内尚文さんとのあの3人の掛け合いのシーンが好きでした。
図師光博さんはこの作品の笑いの要と言っても良いほどの存在感を出した役柄。
以前図師さんがこの役は僕以外の人は出来ませんと言った意味がわかりました。
図師さんの作品幾つか観せていただいていますけど今回のこの作品の役が1番好きになりました。
笑いの引き出しが多くてセンスもいいので初めての方とのセリフの掛け合いも相手に合わせながら笑いを取っていくところがまた凄い。
木本夕貴さんと中野裕理さんとの掛け合いのシーンも見どころ…そして出演していないシーン(声?)でも必見です。
それぞれの出演者には見せ場があってこれがこの作品の凄いところ。
他の出演者が多い作品だとメインの人達が中心で脇を固める出演に出番があまりないということがあったりしますが…
芝居の上手い方々が揃っているので観ていても安定感がありました。
舞台袖でのドタバタなシーンもあったりしますがそこも緻密な計算があってあまりドタバタし過ぎていないところがいいですよね。
個人的なインパクトの強い役を演じていたのがCR岡本物語さんと斎藤未来さん。
斎藤さんと鈴木聖奈さんが意気投合するシーンも面白い。
一人一人のそれぞれの役柄がこの作品の面白さを引き出していると思います。
面白さだけでなく感動させてくれるシーンもあるのでこちらも必見。
舞台好きの方には満足してもらえる作品であると思いますし、初めて舞台を観る方にも楽しんで観ていただけるおすすめの作品。
舞台終演後はダブルアンコール。
その後出演者が一人挨拶をすることに。
そこに選ばれたのが図師さん。
精一杯話をしようとする中、出演者の方々が劇中でもいうとあるセリフを図師さんに向けるシーンにも大いに笑わせてもらいました。←まさに〇〇ショック
公演終了後には舞台が本当に面白っただけに思わず今回のBlu-rayディスク版「バックトゥ・ザ・舞台袖」を予約してしまいました(*^^*)
久しぶりにもう一度観たいと思った作品。
また観に来たいと思います。
出演者の方々ありがとうございました。
10月2日(日)まで公演していますので気になる方は是非劇場まで。
最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)