7月12日(火)14時30分の回を観てきました。





場所は新宿三丁目にあります新宿THEATER BRATS。

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作品は隼文学『絡マリ』第ニ刷。

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13時45分あたりに劇場前に到着。




入口付近には数人のお客さんが。




14時になり開場。



階段を降りて地下1階へ。



受付の女性スタッフの方に2900円を支払い劇場内へ。


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舞台上にはセットが何も置いていない状態でした。



席は自由席だったので左側奥の3列目あたりに座る。



舞台が始まる前に作、演出を担当している加藤隼平さんが舞台上で注意事項などを説明する。




14時30分になり舞台の幕が上がる。




上演時間は約90分でした。




ここからはネタばれが含まれますのでまだ観ていない方、内容を知りたくない方は読まないで下さい。




3つの作品「悲しみが始まる前に30分のキスをしよう」×「通りすがりの女」×「ハンドメモ」が交互に展開される作品。




途中作品がいくつか絡んでいくところもあります。




「悲しみが始まる前に30分のキスをしよう」

出演 渡辺あつしさん、片渕真子さん、瀬戸口俊介さん



車の中で渋滞に巻き込まれた男女が言い合いをする中で、お互いを振り返りそして…



こちらに出演されている警官役の瀬戸口さんが個人的には気になりました。



3作品の中で唯一笑いを担当している部分もあったのでこの警官役は「通りすがりの女」でも少し絡んでくるのでそのあたりも繋がりがあって面白いと思って観てました。



「通りすがりの女」

出演 高橋奏さん、植原健介さん、津田諄さん



道端で野菜を売っている女性、そんな時彼氏でもある男性が自転車を持ってやってくる…しかしその自転車はお巡りさんが乗っている自転車だと気付き戻す。そして女性にはもう1人の男性の存在が…



この自転車というのが最初の作品に登場している警官が車を取り締まっている際に自転車を盗まれたというところで話が絡んできます。




「ハンドメモ」

出演 黒貴さん、須田マドカさん



電車の中で砂央里(須田さん)と何度も出会うテツオ(黒貴さん)は砂央里のことをよく知っていた…しかし砂央里はテツオのことを初めて会った人という感覚しかなかった。




以前2人は付き合っていたのだが数年前砂央里が事故に合い出来事を記憶することが出来なくなってしまう…




テツオの純粋な砂央里への思いが切ないくらい伝わってきました。



ストーリー的には某ドラマに出演する2人を思わせたりもしますけど。



人と出会った記憶を忘れてしまいながらも明るく笑顔を絶やさないマドカさんの役柄は今まで観たことがなかったので新鮮でしたね。



多分マドカさんの普段の自然さが出されているそんな役柄なのかなと。



ちょっと強気な女性役もギャップがあって良かったりもしましたけど。




全体的に序盤の映像で見せるシーンや奥側で出演者が演じている前にメッシュ地の幕を下ろしての掛け合いの演出は個人的に好きですね。




幕に映し出させる言葉と出演者の掛け合いのシーンが合わさっていい世界観がそこにはありました。




出演者の方々ありがとうございました。




上演は7月13日(水)までなので気になる方は是非劇場へ。




最後まで読んでいただいた方もありがとうございます(o^∀^o)



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