キッチンの給水コックが緩くなり水道屋さんに見てもらった。やって来たのは50代くらいの女性で、手際よくすぐに直った
「あっと言う間に直ったのに出張費がついて高くなりすみません」などと言う控えめな人だ
「こちらこそ助かりました」と料金を払ったら領収書を書きながら「夫がやってた工事屋だけど夫が倒れて寝たきりになり、仕事が出来なくなってから息子に任せて自分も資格を取って簡単な仕事をこうしてやっている」と話す
問わず語りに「家で介護してるから長い時間や遠方の仕事は受けられない」とも…
何も聞かないのに私がひとり暮らしで安心したのか、自宅でミキサー食を食べさせオシメも替えていると話す。びっくりした私は思わず言った
「今まで、よう支えてこられましたね。お辛かったでしょう」
すると女性は突然涙を流し「初めての方にこんな話してごめんなさい。すみません」と涙を拭いて「でも嬉しかった」と言い、今までこういう話をすると「大変だけど頑張って❗」とか「分かる分かる~頑張って」言う人ばかりだったと
そうなんだよね。人は簡単に、分かるとか頑張れと言うよね。その軽い言葉にこの女性も傷つけられて来たのだろう
何気ない軽い言葉は、人をこんなにも傷つけるんだな…「頑張れ❗」は自分に言うならいいだろう。スポーツなどを応援する時や何かをスタートする時などにも使うけど、頑張っていることが分かる人には控えたいと改めて思った