80年代初め、 この映画を観た。サリドマイド児として生まれた白井のり子さんの半生を松山善三監督が
ドキュメンタリー映画にしたものだ
両腕欠損の白井さん自身が出演し話題となり、映画は空前の大ヒットとなった
当時、車椅子に乗っている人を見かけると田舎では平気で指さすような人がいる時代だった
白井さんは熊本市役所に勤務していたが結婚し育児もされてきた
彼女は市役所を退職してからは、講演活動を8年間してきたが自分の役割は果たし切ったと活動に区切りをつけたそうだ
講演で全国各地を回るうち、映画出演時に感じた偏見のまなざしや、差別的な言葉は少なくなってきたと感じたのが区切りの理由だ
そうであったら嬉しいことだ。身障者のみならず様々な障害を持った人たちが障害を持たない人と同じように生活できる
そんな当たり前の世の中こそ、この映画と彼女が果たした意義は大きいと感謝する