武士はなぜ、チョンマゲを結っているのか?
あの頭の髪の毛のないところは月代(サカヤキ)といって、ワザワザ禿げにしているのは不思議だ
こんなことを思ったことはないですか?
私は時代劇を観るたびに思っていた
大相撲の力士の頭は髷は結っても月代はない一体なぜか?
きょう日本史家の磯田先生の解りやすい解説を読み納得した
17世紀は武士の世界も統制を強めていてチョンマゲは必ず結わねばならなかったらしい
しかしチョンマゲを結うには頭頂の毛を剃刀で剃らず、木製の毛抜きで引き抜いていた


「黒血流れて物すさまじ」と記録されている
チョンマゲを結うには激痛に耐えて我慢大会みたいなものだったとか
なんでカミソリでそらないのか?と思ったが秀吉時代の天正期になって、ようやくカミソリが使われたとは知らなかった

天正期(1580年頃)までの武士って、血みどろになって頭の毛を抜きチョンマゲを結っていた…
月代は兜を被ったとき蒸れないためとされる
チョンマゲは戦闘の準備行為であり、間接的に主君への奉仕を象徴していた


大相撲は兜を被って取り組みはしないから月代は不要だったわけか…目からウロコだった
それにしても武士は大変だったのね
チョンマゲを結わないのは武家慣習からの逸脱であり、主君の無視であったなんて

今どきの草食男子に耐えられるはずもないなぁ
でも磯田先生は、こう言っている
「チョンマゲ…みんながやれば、かなり異常なことでもやるのが日本人」
ううう…怖いよぉ
何がってチョンマゲの月代を血みどろになって毛抜きで…想像して倒れてしまうわ
知らない方が善かったかもね(^_^;)