昔々、足柄山というところに裸に腹掛け1枚の超元気な男の子がおったと
野性動物と戯れて育った金太郎は鹿や狸や兎と走ったり、熊と相撲を取って熊を投げ飛ばすほどの力持ちだった


爺サマと婆サマはそれを見て喜んだ
「金太郎は将来、相撲取りになるかも」
「んだ。日本人力士に活躍してもらわんとなぁ」
てなことを話しながら目を細めていた
ところが…その様子を木の陰からこっそり見ている男がいてお節介にも役所へ
通報してしまった金太郎はマサカリをかついで熊に跨がっていたところ「危険物」所持と「動物虐待」の疑いで乱暴な子どもと判定されてしまった
更に、こんな山の中では教育ができぬからと無理矢理金太郎を連れ去ってしまった


「金太郎を返せ~」
「誘拐するなぁ~」
爺サマと婆サマの叫び声は虚しく山に谺するだけじゃったと

その後、金太郎の行方は誰にも解らず行方不明事件は迷宮入りとなってしまったそうじゃ


怖いですねぇ

動物と遊ぶ時は誤解されないように気をつけよう
凶器となる物はやたら子どもに持たせてはダメだというお話だったのです
(力持ちの金太郎がなぜ抵抗せずに連れ去られたのか?などの突っ込みは受付けていません)
おしまい(^_^;)
よい子は読んではいけません